K-1K-1
K-1
ニュース

【K-1】MIOとプロ格闘技17戦無敗の山田真子が激突、MIO「ワクワクしています」山田「自分の戦いをするだけ」

2020/12/09 20:12
 2021年1月24日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催されるK-1 JAPAN GROUP年間最大のビッグマッチ『K'FESTA.4』の追加対戦カードが、12月9日(水)都内で行われた記者会見にて発表された。  女子-46kg契約で注目のカードが実現。MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と山田真子(KINGS)が激突する。  MIOは元シュートボクシング日本女子ミニマム級王者で、シュートボクシング女子軽量級のエースとして活躍したが、2019年7月に突如シュートボクシングからの引退を発表。同年8月24日にK-1電撃参戦を表明し、2020年9月のK-1大阪大会でK-1デビュー戦を行ったが、高梨knuckle美穂に判定3-0で敗れた。  山田は姉の紗暉と共に幼き頃から格闘技に打ち込み、空手、テコンドー、キックボクシングなどのアマチュア大会で活躍。2010年5月にJ-GIRLSでプロデビューすると、同年12月にLittle Tigerを破りJ-GIRLSアトム級王座に就いた。2012年3月にはプロボクサーに転向し、2014年2月には韓国でWBO女子世界ミニフライ級王座を奪取。2014年5月、所属ジムとのトラブルから現役を引退。キックボクシング6勝無敗2分、ボクシング7勝(2KO)無敗とパーフェクトレコードを残す。  その後、2014年12月にキックボクシングの試合、2018年11月には元OPBF東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者・高野人母美と事実上無差別級のボクシングルールで対戦し、6回判定勝ち。2019年11月にはKrushに初参戦してMOEから勝利を収め、2020年11月のK-1福岡大会でも優に判定勝ち。ボクシングとキックボクシングを通じて17戦無敗という記録を打ち立てている。  MIOはミニマム級(-48kg)、山田はアトム級(-45kg)のためキャッチウェイトの-46kgで対戦が実現することになった。  山田は「11月の福岡大会からすぐに試合の話が来たのでとても嬉しく思います。MIO選手がネームバリューのある選手なのでめっちゃ嬉しかったです。絶対に勝って次につなげます」と挨拶。MIOは「前回凄く情けない試合をしてしまって、本当は年内ガンガン試合をして取り返したかったんですけれど、このような最高の舞台で最高のチャンスをいただけたので。山田選手のことも子供の頃から強さを知っているので最高の試合をするだけです」とコメントした。  MIOは「前回何もできなかったので、相手の高梨選手から『フィジカルを鍛えなおして来い』と言われたのでとりあえず鍛えなおしています。パーソナルに通っていて、重量を上げてみたりとか、一から頑張っています」とフィジカルを鍛えていると言い、「K-1ルールに慣れるというのと、1年半くらい練習ができなかった時期もあったので、実戦スパーリングとかをたくさんするようにしています」と前回の反省を踏まえての練習を積んできたとする。  対戦する山田については「有名な選手だったのでワクワクしています。強い選手なので」と笑顔を浮かべ、山田はMIOを「戦績もあって戦い慣れていると思いますが、自分は自分の戦い方で行くだけです」と評した。  K-1ルールはMIOが2戦目、山田が3戦目となる。それについてMIOが「前回は正直、元々シュートボクシングで戦ってきて、まあ大丈夫だろう、と。ちょっと甘かったなと実感しました。K-1ルールで実際リングで戦って難しいなと思いました」としたのに対し、山田は「全然やりにくいとかもなく、自分のスタイルでやれているので。今回も大丈夫だと思います」と自信をのぞかせる。  そして山田は「高梨選手との試合映像を見ました。この前の試合は高梨選手の技術や強さが出ていたので、MIO選手のことはあまりよく見ていなかった。これからしっかり見て、たぶん仕上げてくると思うのでしっかり練習したいと思います」と、油断せずに備えると語った。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント