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2020年12月31日(木)にさいたまスーパーアリーナで開催される「Yogibo presents RIZIN.26」に関する記者会見が、2020年12月10日(木)16時から都内にて行われることが発表された。
公式サイトで、「既に発表されている8つのカードに加え、どんなカードが追加されるのか」と記されている通り、大晦日の新たなカードが発表される予定。
奇しくも12月9日には、『Yahoo!検索大賞2020』の『アスリート部門賞』を受賞した朝倉未来(トライフォース赤坂)が、「早く戦いたいなっていう感じですね。年末もまた試合あるので、もしかしたら出るかもしれないですし。次の戦いはしたいなって感じです」と、大晦日参戦を示唆している。
11月21日の『RIZIN.25』大阪大会では斎藤裕(パラエストラ小岩)に判定負けし、フェザー級のベルトを逃している朝倉は、1カ月10日という短期スパンで連戦に臨むか。
榊原信行CEOは12月2日の会見後の取材で、「僕は未来は大晦日に出るべきだと思うし、本人も戦いたい、というか斎藤選手との試合で『やっぱり格闘技は面白い』と。負けて楽になった部分もあると思う。だから、ほんとうにイキのいい試合を大晦日に出来るんであれば、(相手が)斎藤と言わず大晦日に出てきてほしい。
その結果でタイトルマッチに近づくのか遠のくのか分からないですが、斎藤とのリマッチは、2021年ワンマッチか、いきなりタイトルマッチになるのか、ひょっとしたらフェザー級GPのいちカードとして行われるのかもしれない」と、朝倉に大晦日出場を呼びかけるとともに、斎藤とのリマッチは2021年に検討されているフェザー級GPになるかもしれないと語っていた。
朝倉未来自身も「負けた時が一番強くなると思う、俺は。今までの人生もそうだったから。やり返すっていうのは永久に忘れない。(斎藤裕戦で)足りなかったのは、自分からの入り込み。その技術と、あと覚悟みたいなのは……次の試合絶対KOだから」と、再起を誓っている。
また、弟の朝倉海も8日のYouTubeで「僕もそうですけど、負けた後から強くなる。兄貴も絶対そうですね。負けず嫌いなんですよ、とにかくほんとうに。マジで(笑)。でも負けず嫌いが一番の強さ。負けることをどうでもよくなっちゃう人は強くなれない。何事も負けず嫌いってほんとうに強みだなって思う」と、リヴェンジに燃える兄の性格を語っている。
大晦日の試合数を17試合~20試合くらいと話していた榊原CEOは、ほか出場希望選手を、「那須川天心、皇治、朝倉未来、RENA、ムサエフ、サトシ、クレベルとかですね」と話している。この中から、いったい誰が10日の会見に出席するのか。あるいはそれ以外の参戦選手が発表されるのか。会見の模様は、RIZIN公式YouTubeチャンネルにてライブ配信される予定だ。