『MEGA2021』に選手の派遣も含めて全面協力すると明言した榊原CEO
2020年11月21日(土)大阪城ホールで開催された『Yogibo presents RIZIN.25』の試合後、榊原信行RIZIN CEOが総括を行った。
記者からの質問で、16日に発表された2021年2月28日(日)東京ドームでの開催が決まったプロボクシング世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(アメリカ)が出場する格闘技イベント『MEGA2021』(MEGA制作委員会主催)について、榊原CEOは次のように答えた。
(写真)会見にはMEGA製作委員会の代表取締役で職務執行責任者の徳弘浩平氏も登壇
「今回『MEGA2021』ってリングに入っているのを見ていただけましたか? 広告協賛をいただいて、僕らからするとプロモーションの場としても使ってもらえることにご協力させていただくのと、このコロナ禍の中で16年ぶりの東京ドームという夢舞台でさらにスケールの大きな格闘技の祭典をやろうというのがMEGA実行委員会の皆さんの志なので、我々としてはご協力できることは全面的にご協力したいと。
ですから我々の契約下にある選手たち、タイミングの合う選手はご協力して参戦させることもしたいですし、お手伝いできること、制作的なことも含めてしっかり向き合わせていただいて、その中で当然、朝倉未来というのも今日は負けましたけれど、大晦日でガラッと流れが変わると思いますし、僕の耳に入っている中で言うと朝倉海も『僕、メイウェザーとやれませんかね?』と聞いてきたくらいですから。やってみたい選手は列になって並んでいると思いますね」と、『MEGA2021』に全面協力すると名言。
MEGA製作委員会の代表取締役で職務執行責任者の徳弘浩平氏も登壇し、「本日榊原さんのご協力のもと、視察をさせていただきました。巷では朝倉未来選手とメイウェザーが、って形でネット上では言われていますが、私の方ではそれが決定というわけではなくて、RIZINには他にも堀口選手、那須川天心選手、朝倉海選手、今日チャンピオンになった斎藤選手とたくさんいい選手がいるので、一概に朝倉未来選手とは考えていないです」と、メイウェザーの対戦相手候補は朝倉未来だけではないという。
「ほかの格闘技団体にもオファーを出させていただいているので、それが全てではありません。キック系も含めて。日本人だけとは考えていないなので、視野を広く見ています」と、RIZINだけではなく外国人選手の可能性もあると話した。