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【NKB】郷野聡寛「安全運転で勝って帰ります」vs 清水武「ナメられたままじゃ終われないのでさっさとKOしたい」=4月13日(土)ミドル級トーナメント出場選手コメント&見どころ

2019/04/09 10:04
【NKB】郷野聡寛「安全運転で勝って帰ります」vs 清水武「ナメられたままじゃ終われないのでさっさとKOしたい」=4月13日(土)ミドル級トーナメント出場選手コメント&見どころ

(C)NKB

4月13日(土)後楽園ホールにて「NKB 2019 出陣シリーズ vol.2」が開催され、「PRIMA GOLD杯 NKBミドル級トーナメント一回戦」4試合が行われる。主催者から届いた出場8選手のコメント&見どころは以下の通り。

▼第12試合 PRIMA GOLD杯 NKBミドル級トーナメントAブロック1 3分3R・延長1R
西村清吾(TEAM KOK/NKBミドル級王者)
「小原選手はムエタイスタイルだと聞いています。誰が相手でも関係ないんで、4月13日思いっきり引っぱたこうと思っています」
vs
小原俊之(キング・ムエ/J-NETWORKミドル級3位)
「初戦が現NKBミドル級チャンピオン西村選手という事ですが、特別強いといった印象はない。この試合が自分の実力を試すいい機会だと思ってます。逆に西村選手がミドル級チャンピオンに相応しいかどうか、俺が査定してやる」

【見どころ】
今回のミドル級トーナメントに参加している吉野健太郎が、J-NETWORKミドル級王座を争った相手がキング・ムエの小原俊之。当時は見せ場を作れぬまま負けた小原だったが、その後メキメキと成長。同じくトーナメントに出場する今野明をKOし、70kgの国内トップ選手・喜多村誠を相手にドローに持ち込むなど、一目置かれる活躍振りだ。

かたや、他の出場選手からその首を狙われる形となったNKBミドル級王者の西村。盛んに出稽古を繰り返し、元来の気持ちの強さに加えテクニックが円熟味を帯びてきた40歳王者は、自らのアパレル・アクセサリーブランドを持つオーナーデザイナーでもある。このトーナメント、この試合がどうなるかで全体の流れがガラッと変わる。

▼第11試合 PRIMA GOLD杯 NKBミドル級トーナメントBブロック2 3分3R・延長1R
今野 明(市原ジム/元新日本キックボクシング協会日本ミドル級1位)
「MAのベルトを持っていたという井原(浩之)選手、歳も自分と近く(35歳)、その歳で1回ベルトを巻いているのであれば、もう引退していいと思う。試合を見た事が無いし、どんな闘い方をするのかも分からないけれど、しっかりと引退を決められるようにしてあげるので、当日はその覚悟を決めてきて下さい」
vs
井原浩之(Studio-K/MAミドル級前王者)
「決勝で西村(清吾)選手にリベンジする。そのためにキックボクシングをやってきたんじゃろうなという試合になるはず。1回戦が誰じゃろうが、とにかく勝つ」

【見どころ】
2018年にNKBミドル級王者・西村清吾と対戦経験があり、いずれも判定で敗れている両者。しかし実力は折り紙つき。このトーナメントへのモチベーションも高い。ミドル級らしからぬパンチテクニックの今野明、バランスの取れたオールラウンダー井原浩之、拮抗した勝負になるのは必然だろう。

▼第8試合 PRIMA GOLD杯 NKBミドル級トーナメントBブロック1 3分3R・延長1R
田村 聖(拳心館/NKBミドル級1位・元王者)
「吉野さん、あんたを倒す為に必殺技を考えた。病院のベッドを予約しといた方がいい」
vs
吉野健太郎(TEAM COMRADE/J-NETWORKミドル級前王者 J-NETWORKミドル級1位)
「待たせたね、ついに君を倒す時が来たよ。拳心館は強い! 俺は阿久澤(英一・元拳心館)に負けているから、代わりにお前を倒す!」

【見どころ】
2018年は新日本キック協会のミドル級王者・斗吾を、2019年2月には元J-NETWORKスーパーウェルター級王者、第2代Bigbangスーパーウェルター級王者・森本一陽をいずれもKOに下し、「影のミドル級最強伝説」を持つ田村聖。

対する吉野健太郎はNKBでデビュー、コメントにも出てくる阿久澤英一とのタイトルマッチまで経験するも引退。しかし14年振りに43歳で電撃復帰するやいなや、今回のトーナメントにも出場している小原俊之を下し、J-NETWORKミドル級王者に輝いた。想定外を地で行く男だ。

▼第7試合 PRIMA GOLD杯 NKBミドル級トーナメントAブロック2 3分3R・延長1R
清水 武(sbm TVT KICK LAB/初代・第3代WPMFスーパーウエルター級王者)
「郷野は僕との試合を無傷で終われると思って、翌月にも試合を入れているらしいですね。ナメられたままじゃ終われないので、さっさとKOしたい」
vs
郷野聡寛(GRABAKA/第4代全日本キックボクシング連盟ヘビー級王者、2015年英雄伝説72kg級アジア王者)
「相手なんてどうでもいい。俺が思い通り動ければ勝てるし、それが出来なかったら負ける、それだけ。まぁ忙しすぎる毎日に怪我なく戻らなきゃならないから、安全運転で戦って勝って帰ります。それくらいかな。夜露死苦」 

【見どころ】
「過去の名前で出ています(本人談)」という郷野は、週2日の練習でこのトーナメントに臨むらしい。これまでも幾多の体重オーバー、ローブローのアピールなど数々の問題行動を起こしてきた選手だが、今回は如何に。一方の清水は名門・藤原ジム出身のファイターで勝敗は五分に近いが、その攻撃力はピカイチ。元スーパーウェルター級と元ヘビー級の2人が、72.57kgという体重で闘うという点にも着目したい。

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