大晦日を待たずして、タイトルマッチで激突することが決まった朝倉(左)と斎藤
10月19日(月)RIZINが次回大会についての会見を行い、2020年11月21日(土)大阪城ホールにて『RIZIN.25』を開催することを発表した。
RIZINフェザー級(66.0kg)王座決定戦(5分3R ヒジあり)として、朝倉未来(トライフォース赤坂)vs.修斗世界フェザー級王者・斎藤裕(パラエストラ小岩)が決定。質疑応答で朝倉は強気な発言を連発した。以下、記者との質疑応答。
斎藤「タイトル戦については2連勝、3連勝すれば見えて来るかなと思っていたんですけれど、僕の8月の試合の結果と朝倉選手という存在がここで一致したのかなと思っています。このチャンスを逃したくないので必ず勝ちたいと思います」
朝倉「僕としてもベルト、7戦全勝なので当然かなってところで。俺がふさわしいのかなと思うので、俺が獲りに行きます」
――斎藤選手の印象は?
朝倉「俺の相手じゃないかなって感じですね。率直に」
――YouTubeで様々な格闘家とコラボしていますが、その成果は?
「YouTubeで見せていないところで言うと、練習のほとんどがスパーリングなんですけれど、その中で組み技がほぼ8割やっていて。組み技でも俺の方が強いんじゃないかなって思っているので。そういう展開にならないと思いますけれど、相手が持ち込んだ時に強さを実感するんじゃないかなと。視聴者も強さが分かるんじゃなかなと思うので、そこを注目して欲しいですね」
斎藤「頭のいい選手だなと思っていて。自分が勝つイメージを明確に持って試合に挑んでいて、試合の中で作戦を遂行するのが上手なのかなって印象ですね」
――一9月の横浜で予定されていましたが、今回大阪で実現することに関しては?
斎藤「11月21日が対戦する時だったのかなって僕は思っていますので、ここがタイミングだなってところですね」
――勝敗を分けるポイントは何か?
斎藤「試合はやってみないと分からないんですけれど、5分3R通して必ずチャンスが来るのでそこを逃さないというか。細かいところはやってみないと分かりませんが、チャンスを逃さない方が勝つと思います」
朝倉「勝敗を分けるほど競ってないと思っていますね。圧倒的かは分かりませんが、競ったりすることはないかなと思っています」
――朝倉選手はYouTubeでいろんな分野とコラボしていますが、その中で刺激になったコラボは?
朝倉「コラボしている格闘家はトップどころの選手で。K-1のチャンピオンだったり、空手の世界チャンピオンだったり、ボクシングの世界チャンピオンだったり、そこに特化した人たち。その人たちのルールでスパーリングをしてきたので、総合においての打撃だったりは相当レベルが上がったんじゃないかって自信にもなりましたね」
朝倉「11月21日ということなので、試合に勝ったとしても怪我をする可能性があるので何とも言えないですけれど、怪我もなければ大晦日も出て日本の格闘技を盛り上げたいと思います」
――兄弟王者(弟の朝倉海がRIZINバンタム級王者)は意識していますか?
朝倉「そこはあまり意識していなくて。それよりもっとベルトの価値を高めたいというか。今回のタイトルマッチで証明されるベルトの価値ってあまり高くないと思っていて。今後世界の強敵を倒してRIZINのベルトの価値を高めていきたいと思っています」
――YouTuberと格闘家の線引きをどう考えていますか?
朝倉「線引き…全く別物ですね。格闘家でもあり、YouTuberでもあるんじゃないですかね」