12月17日(月)東京・新宿区の「GSPメディアセンター」にて「Krush.96」の一夜明け会見が行われた。(記事・写真提供= (C)Good Loser)
今年6月に島野浩太朗に敗れてタイトルを失い、9月のK-1でもスアレックに敗れている郷州征宜。昨日の大会では2連勝中の山本直樹と対戦し、1Rに左ハイキックでダウンを奪われたものの、2R以降の猛反撃で延長判定勝利を収めた。
一夜明け会見では「1Rにダウンを取られたので、倒しに行かないと勝てないと思った。みなさんの応援で前に前に行くことが出来た」と逆転劇を振り返った郷州。今後の目標を聞かれると「もう一度Krushのベルトを獲るという気持ちは変わらない」と王座奪還を誓い「来年3月の『K'FESTA.2』に出たい」と2年連続での「K'FESTA」出場もアピールした。
◆郷州征宜
「1Rにダウンを奪われて、グダグダな試合だったんですけど、一番盛り上げることが出来たかなと思います。少しはKrushらしい試合が出来たと思います」
──ダウンを奪われた場面は?
「少し効いてましたが、会場のタイマーを見たら残り時間が0になっていたので、少し安心感がありました。1分あれば回復する自信もあったので、落ち着いて戦うことが出来ました。(2R以降は?)1Rにダウンを取られたので、倒しに行かないと勝てないと思ったので、前に前に行くしかないと思いました」
──最後まで攻め続けられた要因は?
「自分は3連敗でしたが、たくさんの方々が応援してくれています。私は耳が聞こえないですが、すごい声援を送ってもらっていたと思います。そこで絶対に4連敗はできないと思ったので、みなさんの応援で前に前に行くことが出来たと思います。(山本は最後まで倒れなかったが?)自分のパンチの実力がまだないのかな、と。もっともっとボクシングもキックのテクニックも磨いていこうと思いました」
──島野vs大岩のタイトルマッチの感想は?
「島野選手が勝って(リベンジするチャンスが来て)よかったかなと思ったんですけど、また島野選手と再戦するよりも、大岩選手とだったら新しいストーリーが作ることができたと思うのでてん…挑戦しやすい方は大岩選手だったのかな、と思います(笑)。でももう一度Krushのベルトを獲るという気持ちは変わりません。昨日の内容ではベルトが獲れないと思うので、もっともっと精進してベルトを獲りに行きます。また来年3月の『K'FESTA.2』に出たい気持ちも強いです」
──ファンへメッセージを。
「なんとか最後の試合を勝利を収めることができました。なんとか盛り返してタイトルマッチより盛り上げることが出来たと自負しています。来年も今年以上に盛り上げる試合をしたいと思います」
◆Krushイベントスケジュール(2018.12.18現在)
2019年1月26日(土)後楽園ホール2月16日(土)後楽園ホール3月30日(土)後楽園ホール4月19日(金)後楽園ホール5月18日(土)後楽園ホール6月21日(金)後楽園ホール7月21日(日)後楽園ホール8月31日(土)後楽園ホール9月16日(月・祝)後楽園ホール10月13日(日)後楽園ホール11月8日(金)後楽園ホール12月15日(日)後楽園ホール