市長に記念品としてRIZINグローブが渡された。市長の右ストレートに皇治は「まあまあですね」
2020年9月27日(日)さいたまスーパーアリーナ『yogibo presents RIZIN.24』にて、RIZINキックボクシングルールでRISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)と対戦するISKA K-1ルール世界ライト級王者・皇治(TEAM ONE)が、18日(金)に高田延彦キャプテンと共にさいたま市長を表敬訪問した。
まずは高田キャプテンより「今月27日にRIZINのイベントをさいたまスーパーアリーナで開催させていただくんですけれども、今までも長きにわたってさいたまスーパーアリーナは我々にとって聖地と言わせていただいています。あの聖地で我々がファンに喜んでもらいながら、その結果として全国各地にさいたまの素晴らしさを認知してもらえるようにこれからもイベントを通して精進していきたいと思います」と挨拶。
続いて清水勇人さいたま市長に、RIZINよりさいたま市スポーツ振興基金に対する寄付の進呈が行われ、清水市長からは感謝状が皇治に手渡された。
試合へ向けての抱負を促された皇治は「さいたまでストーリーが変わる瞬間をお見せしようと思っています。那須川天心という今の格闘技の顔とやらせてもらうので、それを埼玉県で泣かせるということは凄く光栄に思っています。格闘技が素晴らしいというのをより見せられるように、命を懸けて頑張るのでよろしくお願いします」と語った。
表敬記念品の交換も行われ、RIZINから高田キャプテンと皇治のサイン入り試合用グローブが贈られ、清水市長はその場でグローブを着用して記念撮影でリクエストに応えて右ストレートを出す。高田キャプテンが「くれぐれも殴らないようにしてくださいね。どう皇治、この右ストレートは」と聞くと皇治は「まあまあですね」と答えて笑いを誘った。
清水市長からは「新型コロナなどで少し元気がなくなっているので、ぜひ元気づけていただきたいと思います。会場の感染予防制度もある程度していただいていると思うので、ぜひいい試合を見せていただいて新型コロナを吹き飛ばしてください」とエールを送ると、高田キャプテンは「吹っ飛ばすと思います」と力強く答える。
皇治は「こういう時期だからこそ、少しでも挑むことの大切さを皆さんに与えられればと思っているのでしっかり挑んで勝ちます」と挑戦することの大切さを見せたいという。
その皇治からは「もうちょっとお客さん入ることできないですかね?」との質問。清水市長は「現段階では難しい」としながらも「年末にアリーナでやられる時はもう少し増やせるだろうなと期待しております」とした。
高田キャプテンも「今回は5000枚チケットを売るんですが、2500枚を皇治選手が一人で売るんです。少なく見積もって半分は彼の応援団。もしかしたら天心君にとっては、初のアウェイで戦う感覚になるかもしれないね。年末は1万、2万クラスの中でやりたいですね」と話した。
清水市長も「皆さんのご協力をいただきながら、コロナが広がらないように努力をしていきます。またスーパーアリーナを満員にして格闘技が見られるように、私たちも協力していきます。そんな環境が1日でも早く作れるように努力していきたいと思います」と答えた。