(C)Dave Mandel/Invicta FC
2020年9月17日(日本時間18日)に米国カンザスシティで無観客で開催される『Invicta FC 42』の前日計量が行われ、メインイベントの「第6代Invicta FCアトム級(105lbs : -47.6kg)王座決定戦」に臨むアシュリー・カミンズ(米国)とアリーシャ・ザペテラ(米国)の両選手が計量をパスした。
ザペテラ、カミンズともにRIZIN出場の女子選手と対戦経験があるため、各選手の世界での立ち位置を確認すためにも興味深い一戦となる。
ザペテラは、2019年8月の「RIZIN.18」で49.0kg契約で浅倉カンナと対戦し、スプリット判定負けしているレスリングベースの選手。浅倉に敗れた後、ケリー・ディアンジェロ、リンジー・ヴァンザントにいずれも判定での2連勝で王座戦にこぎつけた。ちなみに、そのザペテラが勝利したヴァンザントはRENAと1勝1敗の好選手だ。
対するはカミンズは、RIZIN参戦経験もあるジン・ユ・フレイ(UFC参戦中)が持つ王座に2月大会で挑戦し判定負けも、フレイが8ポンドもの体重超過をしており、試合前に王座剥奪となっていた。
王座戦の両者と肌を合わせたことがある浅倉カンナ(パラエストラ松戸)は、「ザペテラ選手との試合では、やっぱりレスラーは強いなと感じました。それに、アシュリー選手とは2018年にアメリカの10TH PLANETサンディエゴへ練習に行った時に手合わせをしているんです。その時はアシュリー選手に勝てませんでした。その強い2人が戦うので、今回のタイトルマッチは楽しみです」と、新王者が誕生する試合について語っている。
なお、前日計量では、新型コロナウイルスの陽性反応により、バンタム級のオータムン・ノートンvs.ブリトニー・クラウディが中止に。フロール・ハニの欠場の代わりに、バックアップファイターのヘレン・ペラルタが出場し、ジェニファー・チェンとキャッチウェイトで対戦する。
Atomweight Title: Ashley Cummins (104.9) vs. Alesha Zappitella (104.4)
Bantamweight: Lisa Verzosa (134.5) vs. Raquel Canuto (135.6)
Strawweight: Jéssica Delboni (115.6) vs. Herica Tiburcio (115.1)
Flyweight: Victoria Leonardo (125.7) vs. Liz Tracy (125.3)
Catchweight (120 pounds): Jennifer Chieng (114.9) vs. Helen Peralta (119.3)
Bantamweight: Auttumn Norton vs. Brittney Cloudy
Flyweight: Jennifer Chieng vs. Flore Hani