暴行被害に遭ったことでメディアから大きな注目を集めた山崎。今回は念願の復帰戦
2020年10月31日(土)東京・ニューピアホールで開催される『DEEP JEWELS 30』の対戦カード第一弾が発表された。
山崎桃子(リバーサルジム 横浜グラウンドスラム)が國保小枝(和術慧舟會船橋道場)とミクロ級5分2Rで対戦する。
山崎は中学生時、転校をきっかけにいじめにあっていたが反撃を開始。喧嘩に明け暮れ、2014年からは『THE OUTSIDER』に参戦。2勝3敗の戦績を残し、本格的にプロ格闘家を目指すためDEEP JEWELSに参戦。アマチュアルールの3試合を経てプロに昇格したが、デビュー戦で肩を脱臼して川村虹花にTKO負け。手術とリハビリを経て2019年6月に復帰すると組みで圧倒し、プロ初勝利をあげた。
9月のにっせー(総合格闘技道場闘心)戦では腕十字に敗れて連勝ならず。その後は仕事と練習に専念していたが、3月にコンビニで50代くらいの酔った男に突然絡まれ、暴行を受けるという事件に巻き込まれてしまった。この事件は様々なメディアに取り上げられた。今回が1年2カ月ぶりの復帰戦となる。
対する國保はソフトボールと吹奏楽部を経て、大学に入ってから和術慧舟會船橋道場に通い始め、慧舟會の『Grappler's Game』等で柔術スキルを磨いてきた。2018年9月DEEP JEWELSアマチュア大会でトライフォース赤坂のAIKOに2R腕十字で一本勝ち後、12月の『DEEP JEWELS 22』ではANJUとドロー。2019年3月はあいにTKO負け、6月は永尾音波に判定負け、12月はさくらに一本負け、2020年2月は佐々木萌に判定負けと連敗中で勝ち星が欲しいところ。
お互いにまだキャリアが浅い者同士、勝ち星が欲しい者同士の対戦となった。