4月27日(土)東京・後楽園ホールにて開催されるシリーズ第二戦『SHOOT BOXING 2019 act.2』の記者会見が3月13日(水)東京・神宮前にあるChateau Ameba(シャトーアメーバ)にて行われた。
今大会ではSBvsREBELS 4vs4の対抗戦の注目カードを含む全11試合が行われることが決定し、メインイベントではS-cup2018世界王者・海人(TEAM F.O.D)がWKA豪州&WBCムエタイ・クイーンズランド州スーパーライト級王者チャド・コリンズ(オーストラリア)と対戦する。
チャドはタイ在住のオーストラリア人選手でこれまでにセクサン、パコーン、サックモンコンといったムエタイのスター選手を次々と撃破している超強豪。今年2月のKNOCK OUTで初来日し、KNOCK OUTスーパーライト級王者・不可思から右ヒジでダウンを奪い、判定勝ちしている。
この日の会見ではコリンズから次のコメントも読み上げられた。 「私の最初の日本の試合は先日のKNOCK OUTで、不可思という本物の選手との試合でした。もちろん私が勝ちました。今回初めてのSBルール、そしてそこのチャンピオンの海人と試合をするというので今から大変ワクワクしてます。海人との試合は100%流血戦になるでしょうし、お互いが壊し合うような壮絶な試合をして世界中の注目を集めたいと思うのでぜひ期待して下さい」
それに対して海人は「次の相手は強くて名前もある選手で僕も凄くワクワクしています。でも、僕が目指しているところはあの選手でもないですし、もっと世界トップの位置を狙っていきたいと思っています」と自信に漲った意気込みを語る。
コリンズの印象については「パンチ、ヒジ、蹴りも強くて重たそうな攻撃をしてくる印象があります」と警戒するが、「僕とはスピードも全然違う。パンチ、ヒジ、蹴りでも全部で勝てると思います。通過点に過ぎないなのでしっかり倒して斬り合いでもどんな場面でも圧倒して勝ちたい」と圧勝を予告している。
今大会ではSBvsREBELS 4vs4の対抗戦が行われ、大将戦ではSB日本ライト級王者・西岡蓮太(龍生塾)とKNOCK OUTスーパーライト級王者・不可思(クロスポイント吉祥寺)が対戦する。 西岡は「不可思選手はKNOCK OUTのチャンピオンですし、少し前までRISEのベルトも持っていて、今は間違いなくトップクラスにいると思うんですけど、強い時間もそこまで長くはないなと。これから落ちていく選手なので、まだ強い時期に戦えることが凄く嬉しいです。若い選手が勝って知名度を上げて有名になっていかないと格闘技界が盛り上がらないと思うので、絶対に勝ってSBで自分の名前をさらにアピールできるように頑張ります」といきなり挑発モード。 不可思の印象については「試合を結構見ているんですけど、何がズバ抜けて得意なのかがわかりません。技術力はあるんですけど全部平均的で目立った武器がありません」といい、「僕は蹴りでもパンチでも倒せると思っているので、絶対にKO決着だと思います」と自分はどの技でも倒せると自信を見せた。 対する不可思は「(西岡との試合の)オファーをもらった時は名前も顔もわからず、今日会場でこの子なんだと初めてわかりました」と西岡については知らなかった選手だという。 西岡の挑発については「『これから落ちていく』と面白いことを言ってくれますね。自分には武器がないと言われちゃったので何でもいいので勝ちます」とニヤリ。「若くてチャンピオンで勢いのある選手なので、ナメずに全力で倒しに行くだけ。REBELSを背負って戦うので対抗戦の大将としてもしっかり締めて勝ちたい」と静かに闘志を燃やす。 なお、メインイベントに出場する海人とは昨年4月に対戦しTKO負けを喫しているが、「他にもやりたい選手がいっぱいいるんですけど、海人選手は勝ちまくっていて、またやったら面白いという機運を作れた時にやれたら」といいタイミングで再戦したいとしている。
また副将戦ではSB 日本スーパーバンタム級王者・植山征紀(龍生塾ファントム道場)と小笠原兄弟の弟、小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)が対戦する。 植山は「瑛作選手はスピードがあって何でも出来る選手」と印象を語り、「強い選手との試合を組んでいただいたのでモチベーションが上がっています。しっかり盛り上げてパンチで倒して勝ちます」とKO宣言。 対するWPMF世界&ISKA K-1 ルール世界スーパーバンタム級の二冠王・瑛作は「キックをやる前に柔術を少しやっていたこともあり、SBルールで認められる投げ技も絞め技も出来ます。SBで使える技を全部使って、REBELS軍団全勝でいきます」とSBルールを使ってでも勝ちにいくという。
そして、次鋒戦ではSB日本フェザー級王者・笠原弘希(シーザージム)と元WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王者で小笠原兄弟の兄・裕典(クロスポイント吉祥寺)が対戦。 笠原は「しっかり仕上げて一番盛り上がる試合をします。裕典選手はパンチが強いイメージがるので、どっちのパンチが強いか試した上で僕のパンチで倒します」とKOを予告。 一方、2016年2月内藤大樹戦以来、2度目のSB参戦となる裕典は「3年前にSBに上がった時は負けたので、リベンジします。対抗戦らしく熱い試合にするので期待してください。彼(=笠原)が言うようにパンチで決めても面白いですし、ヒジで決めても面白い」とどの技でも倒しにいくと宣言した。 そして先鋒戦では、SB日本ウェルター級1位・奥山貴大(ネックススポーツ/グラップリングシュートボクサーズ)と元REBELS 65kg 級王者UMA(K&K BOXING CLUB) が対戦する。◆「SHOOT BOXING 2019 act.2」2019年4月27日(土)東京・後楽園ホール開場/17:15 開始/17:30
【全対戦カード】
▼第11試合 SB日本スーパーライト級(65.0kg) エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R ※ヒジ打ちあり 海人(TEAM F.O.D/S-cup2018 世界王者、SB 日本スーパーライト級王者)チャド・コリンズ(オーストラリア/SITSONGPEENONG PHUKET/WKA豪州スーパーライト級王者、WBCムエタイ・クイーンズランド州スーパーライト級王者)
▼第10試合 SHOOTBOXING vs REBELS 対抗戦 大将戦 63.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R西岡蓮太(龍生塾/SB日本ライト級王者)不可思(クロスポイント吉祥寺/KING OF KNOCK OUT 初代スーパーライト級王者)
▼第9試合 SHOOTBOXING vs REBELS 対抗戦 副将戦 SB日本スーパーバンタム級(55.0kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R植山征紀(龍生塾ファントム道場/SB 日本スーパーバンタム級王者)小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/WPMF 世界スーパーバンタム級王者、ISKA K-1 ルール世界スーパーバンタム級王者)
▼第8試合 SHOOTBOXING vs REBELS 対抗戦 次鋒戦 SB日本フェザー級(57.5kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R笠原弘希(シーザージム/SB 日本フェザー級王者)小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺/元WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王者)
▼第7試合 SHOOTBOXING vs REBELS 対抗戦 先鋒戦 67.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R奥山貴大(ネックススポーツ/グラップリングシュートボクサーズ/SB日本ウェルター級1位)UMA(K&K BOXING CLUB/S-cup2018 準優勝、元REBELS 65kg 級王者)
▼第6試合 SB日本女子ミニマム級(48.0kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限RMIO(シーザージム/SB 日本女子ミニマム級王者)調整中
▼第5試合 68.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジ打ちあり 宍戸大樹(シーザージム/元 SB 東洋太平洋ウェルター級王者)喜入 衆(NEXT LEVEL渋谷/ルンピニージャパンウェルター級王者、初代MuayThai Openウェルター級王者)
▼第4試合 SB日本ライト級(62.5kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R村田聖明(シーザージム/SB日本ライト級1位/元SB日本スーパーフェザー級王者) マサ佐藤(名護ムエタイスクール/英雄伝説64kg級アジア王者)
▼第3試合 65.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R未奈(秀晃道場/SB 日本女子ライト級1位)※調整中
▼第2試合 SB日本フェザー級(57.5kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R笠原友希(シーザージム/ SB日本スーパーバンタム級1位)手塚翔太(GONG-GYM 坂戸/SB日本フェザー級4位)
▼第1試合 68.0㎏契約 フレッシュマンクラスルール 3分3R延長2R村田義光(シーザージム/SB日本ウェルター級)SHINGO(LEO ジム/SB日本ウェルター級)