RIZINの舞台へもう一度上がる塁(左)。セコンドに就く双子の兄・睦(右)と共に勝利を目指す
2020年8月9日(日)に横浜みなとみらいの神奈川・ぴあアリーナMMにて開催される『RIZIN.22』で、シュートボクシング日本スーパーバンタム級王者・植山征紀(龍生塾ファントム道場)と対戦するWKBA世界スーパーバンタム級王者・江幡塁(伊原道場本部)。
江幡は双子の兄・睦とともに江幡ツインズとして知られ、新日本キックボクシング協会のエースとして活躍。軽量級日本最強との呼び声も高く、新日本キックボクシング協会日本バンタム級王座とWKBA世界スーパーバンタム級王座に続き、2019年8月にはKING OF KNOCK OUTスーパーバンタム級初代王座決定トーナメント優勝で3本目のベルトを巻くことになった。
兄弟揃ってワンツー&ローキックを主軸とした高い攻撃力を持ち、戦績は40勝(21KO)2敗3分。RIZINには昨年の大晦日に初参戦し、那須川天心と対戦して敗れた。7月18日に亡くなった俳優の三浦春馬さんとは少年時代からの親友で、塁がRIZINに参戦した際には睦と3人で一緒に入場したことが話題となった。その時に見せられなかったRIZINで勝利する姿を、亡き友へ捧げたいとの想いも持ってリングへ上がる。
江幡は8月7日(金)に自身のSNSを更新。「準備は整った。どんな状況でも僕にはキックボクシングがある。夢がある。今回もそう。実直に真っ直ぐ生きる姿勢はキックボクシングを通して学ばせてもらった。9日RIZINのリングで僕の生き様をみせます」との決意を綴り、「皆さんの応援本当に力になっています。ありがとうございます」と感謝の気持ちを述べていた。