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【Krush】「立てなくなるまで殴り続ける」という横山朋哉に、約1年ぶり復帰戦の西京佑馬は「一味違うなってところを見せる」

2020/07/29 11:07
2020年9月26日(土)東京・後楽園ホール『Krush.117』の記者会見が、7月29日(水)都内にて行われ対戦カード第一弾が発表された。スーパー・フェザー級3分3R・延長1Rで、第8代Krush同級王者の西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と横山朋哉(リーブルロア)が対戦。  西京はK-1甲子園2016 -60kgで優勝し、2017年4月にプロデビュー。4戦目でレオナ・ペタスに判定で敗れたが、2019年3月にわずか7戦目にして島野浩太朗を破り、18歳で第8代Krushスーパー・フェザー級王座に就いた。しかし、同年9月の初防衛戦で再びレオナに敗れて王座を失い、今回が再起戦となる。持ち味はカウンター。戦績は6勝(2KO)2敗。  横山はK-1甲子園2017 -60kg準優勝の実績があり、プロ戦績は7勝(3KO)2敗。2018年6月からK-1 JAPAN GROUPの大会に出場、4連勝(3KO)と快進撃を続けていたが、2019年8月の試合で朝久泰央に敗れた。2020年2月には中島千博と好試合の末に判定勝ちして再起を飾っている。  会見を欠席した横山からは「試合ができることに感謝の気持ちでいっぱいです。西京選手は兄(横山巧)と試合をして勝っていますが差はないと思った。あの時の想いを今でも忘れていません。兄の敵討ちをします。KO勝ちしないと気が済まないので立てなくなるまで殴り続けます。この試合は絶対に負けられない」と、気合いの入ったコメントが読み上げられた。  西京は「去年の9月にレオナ選手に負けてから腰を痛めて練習もそんなにできなくてつらい状況でした。僕は9月で二十歳になるんですが、もっと10代のうちに活躍したいなという思いがあったので、悔しい想いがあるので今回の試合でしっかり取り戻せるように頑張ります」と、約1年ぶりの復帰戦に意気込む。  この1年間は「試合が終わってから何カ月か腰が痛くて、パンチも蹴りもまともに打てない状態でした。右の攻撃を打つと痛かったので、左を強化していました」と、腰痛との戦いだったができることをやってきたという。  横山については「だいぶ前から知っている選手なんですが、アグレッシブで瞬発力があって攻撃力もあって強い印象があります」と評し、挑発的なコメントに対しては「特に何もないです(笑)。そう思っているなら、しっかり自分も気持ちを入れて勝とうと思います」と気にしていない様子。  前戦でタイトルを失ったことには「悔しかったですが、もう1回やればみたいなところがあったので…今後どうなるか分かりませんが、とりあえず次の試合に集中したいです」とした。  復帰戦への意気込みは「この選手は一味違うなってところを見せて、次につなぎたいです。しっかり再スタートした姿を見せるので注目をお願いします」と言い、「体重がちょっとキツくなってきたので次落としてみて、キツかったらライト級に上げようと考えています」と、今回の減量の結果次第では階級を上げることも視野に入れていると語った。
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