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【DEEP】大会中止から4カ月、王者・弥益ドミネーターvs.挑戦者・牛久絢太郎が決定! フライ級でランボー宏輔vs.藤田大和も=9.20「DEEP 97 IMPACT」後楽園

2020/07/27 13:07
 2020年9月20日、半年ぶりに聖地・後楽園ホールで開催される「skyticket Presents DEEP 97 IMPACT」にて、「DEEPフェザー級タイトルマッチ・5分3R」として、王者・弥益ドミネーター聡志(team SOS)に牛久絢太郎(K-Clann)が挑戦する王座戦が決定した。 ▼DEEPフェザー級タイトルマッチ 5分3R 弥益ドミネーター聡志(王者/team SOS)牛久絢太郎(挑戦者/K-Clann)  同カードは、2020年5月6日の後楽園大会で一度は決定しながら、新型コロナウイルスの影響で中止となっていたもの。  大会中止の発表当時、社会人でもある弥益はSNSで、「私が防衛戦を行う予定でした5月6日(水・祝)DEEP後楽園大会が、コロナウイルス流行の影響により中止となりました。もし予定通り開催されるようであれば返上覚悟で欠場の申し入れをしなくては、と考えておりました。簡単な決断ではなかったと思います。佐伯代表のご英断に感謝致します。生憎と私は格闘家でもなんでもないので、どんな状況であろうと試合がしたい、とは言えません。私の格闘技は社会が、日常があってこそ成り立ち、映えるものです。また平穏な日常が戻ってきた際は、自身の試合で刺激的な非日常を皆様にお届けできるよう、精進致します。押忍」と投稿。コロナ禍のなかでの格闘技大会の開催に異を唱えていた。  それから4カ月を経て、PCR検査の拡大もあり陽性者数は増えてはいるものの、経済活動の再開とともにイベント開催時の決めごとなど、ニューノーマルのなかで社会のルールも定められつつある。王者として、ファイターとして弥益はいかなる決断を下したのか。6月の中旬から弥益は対人練習を再開し、マッハ道場での出稽古写真とともに「2ヶ月ぶりの。これだけはやめられない」と投稿し、以降、「取り戻すだけじゃなくて より多くを得なくては」「朝からみんなで金がとれるスパーしてきました」とコメント。  今回の試合決定には、「先延ばしにしていた雑務、そろそろ処理しないといけないみたいです」と意気込みを“らしく”記している。9月20日にどんなファイトを見せるか。  MMA8連勝中の弥益は2019年5月大会以来の試合。前戦では、DJ.taikiに2R TKO勝ちで初防衛に成功しており、今回が2度目の防衛戦となる。  対する牛久は柔道出身。2019年5月大会でDEEPに初参戦しザック・ベナベンテを1R KO。9月に横山恭典に判定勝ちし、12月にハリー・スタローンに1R サッカーキックでTKO勝ち。王座挑戦にこぎつけた。2018年11月のPANCRASEでの試合も含め5連勝中だ。組みの強さに加え、強い体幹から放たれる打撃にも磨きをかけてきた。  SNSでは、5月中旬から江川優生との屋外での練習の様子や、自粛期間後のK-Clannでの練習の模様もアップしており、こちらも満を持してタイトルマッチに向かう。  フェザー級では、RIZINで朝倉未来をめぐる日本人対決も組まれており、修斗世界王者・斎藤裕vs摩嶋一整、朴光哲vs青井人、関鉄矢vs内村洋次郎などが発表されている。DEEPのフェザー級ベルトを持つ者は、今後どのようにかかわって来るか。  また、フライ級・5分2Rでランボー宏輔(パラエストラ千葉)vs.藤田大和(リバーサルジム新宿Me,We)も決定。 ▼DEEPフライ級 5分2Rランボー宏輔(パラエストラ千葉)藤田大和(リバーサルジム新宿Me,We)  プロ修斗で世界王座挑戦者決定戦にも進んだランボー宏輔は、MMA14勝11敗3分。2016年10月からDEEPに参戦し、一時は3連敗を喫するも、2018年10月に石神保貴に勝利。続く鮎田直人戦ではスプリット判定で敗れたものの、2019年10月の前戦・島袋力との試合では、ダブルレッグに来た島袋にカウンターのギロチンでタップを奪うなど白星の数を増やしている。  対するボクシング出身の藤田大和はMMA4勝3敗。2017年10月にRIZIN MMA 特別ルールで那須川天心と対戦し、判定3-0で敗れ黒星デビューとなると、同年大晦日には那須川とキックルールで再戦し、1R KO負けを喫した。MMAでは2018年12月の「DEEP 87 IMPACT」で初白星を飾るも、2019年3月に鮎田直人に判定負け、5月に森脇公三に2R KO勝ち、9月に伊藤裕樹に1R リアネイキドチョークで一本負けと、白星と黒星を繰り返してきた。2019年12月15日には松丸息吹に判定勝利。そして2020年3月に、ランボーが一本勝ちしている島袋に判定勝利し、2連勝をマークしている。  総合のキャリアでは大きく上回るランボーが、エリートアスリートの藤田を封じ込めるか。それともMMAファイターとして成長を遂げている藤田がベテランを飲み込むか。
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