2019年5月12日(日)、竹芝ニューピアホールで『DEEP 89 IMPACT』が開催。「DEEPフェザー級タイトルマッチ」として、王者・弥益ドミネーター聡志 vs 挑戦者DJ.taikiの一戦が決定した。
▼DEEPフェザー級タイトルマッチ弥益ドミネーター聡志(team SOS/王者) DJ.taiki(パンクラスイズム横浜/挑戦者)
弥益は2018年10月27日、再戦となる芦田崇宏を相手に判定5-0で勝利し、王座奪取。様々な距離の打撃に離れ際のサッカーキック、さらにグラウンドでのドミネイトと、新たな進化も見せての完勝劇で、7連勝を決めた。今回が初防衛戦となる。
対するDJ.taikiは、4連敗から2連勝中。その間、立ち技KNOCKOUTでは町田光とも対戦し黒星ながら判定まで持ち込んでいる。2018年8月の横山恭典戦では、横山のシングルレッグを切ってバックを制するなど、よりオールラウンダーぶりに拍車をかけていた。
また、2018年12月にはハードパンチャーの石司晃一とも対戦。石司の打撃を見切り、テイクダウン狙いを切ると逆にダブルレッグを狙うなど、全局面で上回り、王座挑戦を決めた。2019年の抱負を「格闘技を続けること」と同時に「罰則ばかりでなくて、餌が欲しい」と語っていたDJ.taikiは、今回ベルトという餌に手をかけたことになる。
2013年からプロ10勝4敗の弥益と、2004年から19勝12敗7分のDJ。格闘技に真摯に向き合う両者の“MMA”の引き出しとそれを実行するハートが問われそうな好カードだ。