王者・丹羽(左)vs挑戦者バズーカ巧樹のタイトルマッチがダブルメインのトリを飾る
2020年8月30日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『REBELS.65』の全対戦カード&試合順が発表された。今大会では全8試合が行われ、ダブルメインイベントとなる。
そのダブルメイン第1試合は【創世のタイガ presents】REBELS-BLACK女子46kg級初代王座決定戦、ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)vs元J-GIRLSミニフライ級王者MISAKI(TEAM FOREST)に決定。
ぱんちゃんは昨年2月のプロデビュー以来7戦7勝と無敗。2月11日の『KNOCK OUT』では祥子との再戦をローキック主体の戦いぶりで制した。長い手足を活かし、鼻血が出ても突進するアグレッシブファイター。メディアへの露出も増えており、人気急上昇中だ。今回初のタイトルマッチを迎えることとなった。
対するMISAKIはシュートボクシングの女子トップ選手で、“猪突猛進女子”の異名通り、最初から最後までガムシャラに攻め続ける驚異のスタミナを武器にその後は勝ち続け、2017年12月に無敗の女子高生・寺山日葵を破ってJ-GIRLSミニフライ級王座に就いた。2019年7月のSB日本女子ミニマム級王座決定トーナメント決勝戦で、女神にまさかのTKO負けを喫して以来、今回が約1年ぶりの再起戦となる。
ダブルメイン第2試合は【無法島 presents】REBELS-BLACK 63kg級タイトルマッチ、王者・丹羽圭介(TEAM KSK)vs挑戦者・バズーカ巧樹(菅原道場/第10代MA日本スーパーライト級王者)。
王者・丹羽は日本拳法を経てキックボクシングに転向し、2010年2月にプロデビュー。RISEで11連勝を飾るなど活躍後、フリーとなって様々なリングに参戦。2018年10月からはREBELSを主戦場にして、2019年4月に王座決定トーナメントを制してREBELS 63kg王者となった。8月のKNOCK OUTでは大月晴明を降したが、12月には勝次に敗れた。無法島GPでは古村匡平(FURUMURA-GYM)に判定で敗れ、まさかの1回戦敗退。
挑戦者のバズーカはMA日本キックボクシング連盟をホームリングに様々な団体で活躍。特にKrushやK-1では6勝(4KO)1敗という好成績を残した。無法島GPでは1回戦で二冠王・橋本悟(橋本道場)からダウンを奪い判定勝ち。準決勝では丹羽に勝った古村から2度のダウンを奪い判定勝ち。決勝では西岡蓮太(龍生塾)に判定負けを喫するも大きなインパクトを残して“覚醒”した感があった。
“無双ビート”という独特のリズムから強い右のパンチを放ち、上手さも併せ持つ丹羽か。それともパンチでも蹴りでも倒せる殺気溢れるバズーカか。なお、このダブルメイン2試合はヤングアニマル(白泉社刊)にて連載中の『無法島』presents試合となり、勝者には作者・森恒二よりWINボーナス30万が贈呈されることも決まった。
セミファイナルはINNOVATIONフェザー級王者・宮元啓介(橋本道場)vs鈴木貫太(ONE'S GOAL)のREBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント1回戦となり、第5試合は濱田巧(team AKATSUKI)vs MuaythaiOpenスーパーフライ級王者・白幡裕星(橋本道場)の軽量級トップ対決、第4試合ではビッグマウスと毒舌をまき散らしているスーパーホープの龍聖(TRY HARD GYM)が千羽裕樹(スクランブル渋谷)と対戦する。
第3試合の平岡琴(TRY HARD GYM)vs erika(名前の後にハートマーク/SHINE那覇)、第2試合の山上都乃(WSRフェアテックス湖北)vs木幡紀帆(BELIEF/KROSS×OVER)は女子マッチ、そして井樋大介(クロスポイント吉祥寺)vs斧田雅寛(KIBAマーシャルアーツクラブ)が第1試合でオープニングを飾る。