MMA
レポート

【TTF】北斗旗全日本王者・岩﨑大河が判定勝ち、山本“KID”徳郁の弟子スソンが秒殺TKO勝利!

2020/06/27 10:06

▼第5試合 バンタム級 65.8kg以下契約
×真人ガーZ(マシン会)
[1R 0分28秒 TKO]
〇スソン(KRAZY BEE) 

 バンタム級で、ABEMA『格闘代理戦争』に山本“KID”徳郁推薦として出場したスソン(KRAZY BEE)がプロMMAデビュー。ITF系「世界Jrテコンドー選手権大会U18組手-63kg級ベスト8」の実績を持つスソンは、KRAZY BEE所属として、打撃を軸としたMMAでプロ初陣の勝利を狙う。

 対するグレート真人ガー(マシン会)はサウスポー構えのグラップラー。DEEP埼玉、Fighting NEXUSで2敗とまだ勝ち星に恵まれておらず、テコンドー界の大物相手に金星を挙げることができるか。

 1R、オーソドックス構えのスソンにサウスポー構えの真人ガー。遠間からシングルレッグで前足に飛び込む真人ガーを切るスソンがパウンド。ガードを取る真人ガーにいったん体を離したスソンに、再び足を手繰りに行く真人ガー。切って亀になったところに右を突き上げたスソン、真人ガーが仰向けになったところにパウンドで28秒、スソンが秒殺勝利した。

▼第4試合 ミドル級 93kg以下契約
×関野大成(三河幕府)
[2R 1分08秒 TKO] ※パウンド
○泰斗(真月流/高本道場)

1R、オーソドのックス構えから前足に左右ローは泰斗。サウスポー構え関野は大外刈テイクダウンから鉄槌連打。泰斗はスタミナ苦しい

2R、詰める泰斗に狩野は払い腰狙うも潰した泰斗がマウント奪いパウンド。レフェリーが間に入りTKO勝利した。

▼第3試合 フェザー級 70.3kg以下契約
×石井巧太郎(マルワジム)
[2R 2分49秒 ノーアームギロチンチョーク]
○狩野 優(TRIBE TOKYO M.M.A)

1R、石井の右ハイに崩れる狩野。しかし右ヒザでダウン奪う狩野はサウスポー構えから左ストレートを当て、左右のラッシュに石井が下がる場面も。

2R、石井のダブルレッグに狩野はスタンドのままハイエルボーのギロチンチョークで極めると、石井が失神。

▼第2試合 フライ級 61.2kg以下契約
×大竹 陽(ハガネジム)
[1R 2分49秒 リアネイキドチョーク]
○川北昴生(TRIBE TOKYO M.M.A)



※サウスポー構えの大竹にオーソドックス構えからダブルレッグテイクダウンは川北。立ち上がる大竹はがぶりからギロチン狙い。シングルレッグ狙う大竹のバックまわり、リアネイキドチョークでタップ奪った。

▼第1試合 フライ級 61.2kg以下契約
○御代川敏志(フリー)
[1R 3分56秒 リアネイキドチョーク]
×谷村愛翔(P's lab札幌)

 BOUTやRISE NORTHに出場し、キックボクシング2勝1敗1分(2KO)の実績を持つ札幌の現役高校生の谷村愛翔(P's lab札幌)もMMAデビュー。札幌フリーファイト、パンクラス札幌等、アマチュアMMAで経験を積む谷村は、先輩の後藤丈治の教えも受け、今回のプロデビュー戦に臨む。対するはフリーとして出直しを図る御代川敏志。2017年10月の「TTF Challenge 07」で一本勝ち後のPANCRASEでは3勝3敗と五分の御代川は、ルーキー谷村にとってはチャレンジングな相手となる。



※スタンドバックテイクから背中についてリアネイキドチョーク。最後は御法川が後方に引き込み極めて、谷村は失神。



※ジャッジは青木真也、大沢ケンジ、水垣偉弥が務めた

◆大沢ケンジ
「大成功、気持ちの見える大会でした。また期待します」

◆青木真也
「しょっぱい試合させたら俺に勝るものない(笑)。岩﨑選手、相変わらずしょっぱい。どうせならクローズドガードにずっと入れたらいい塩梅でした」

◆水垣偉弥
「引退したんですけど、今日これからの選手を見て、若返りたいなと。こういうご時世で、裏方の方々のMMAに対する熱量を感じて、MMA、いけるなと。その仲間に入れていただいて嬉しく思います。頑張りましょう」

解説・仙三(パラエストラ松戸)、実況・市川勝也

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