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【Krush】「明日はぶっ飛ばす」と堀井翼、金子大輝は「ラウェイ・サンダーをさく裂させる」

2020/06/27 08:06
2020年6月28日(日)東京・新宿FACE『Krush.113』の計量&記者会見が、27日(土)13:00より都内にて行われた。  セミファイナルのライト級3分3R延長1Rで対戦する、堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス)は62.3kg、金子大輝(K-1ジム大宮チームレオン)は62.2kgで、それぞれリミットの62.5kgをパス。  その後の会見で金子は「明日ですがこの期間ずっと練習しかしていませんでした。難しい状況でしたが僕は格闘家なので、格闘技一本で強くなることしか考えていませんでした。明日の試合ではそれを見せられるように頑張ります」と意気込み、堀井は「明日の試合に勝って髪を生やす。それが俺の目標だ」と、“勝”の文字を剃った頭頂部を見せて必勝を誓った。  改めてお互いの印象を聞かれると、金子は「(18日の)公開練習に至るまで堀井選手のTwitterの煽りにビビっちゃっいました。あと公開練習での堀井選手の腰使いに圧倒されましたが、そこは一生懸命に勝てるように頑張ります」と前哨戦では圧されたが試合には勝つとする。堀井は「スピードはないけれどパワーのある印象なので怖いものはない。パワーだけに気を付けて明日はぶっ飛ばす。それ以外ない」と吐き捨てるように言い放つ。  金子が「自分のラウェイの奥義、こちらに磨きをかけてやってきました。特にラウェイ・サンダーという必殺技があるので、そちらをこの期間にフル充電させていただいたので期待してください」と今度こそラウェイ・サンダーをさく裂させると言えば、堀井は「頭突きと金的に耐えられる練習をしたのが俺の対策。万が一、頭突きと金的が当たっても関係なしに続行して倒すような対策練習をしてきました」と、ラウェイでは有効な攻撃(金的は故意とみなされなければ反則ではない)だがKrushでは反則となる攻撃に耐える練習をしてきたととぼける。  公開練習では堀井の提案で、人気YouTuberのFischer’s(フィッシャーズ)が考案したカメラボクシングで勝負し、金子が勝利を収めている。そのことについて聞かれると金子は「カメラボクシングは初めてやりましたが、あれをやった瞬間に必勝法が分かっちゃいました。携帯を構えて顔を隠せば撮られないので、結果勝てました」と余裕の表情。堀井は「お腹が空きすぎて頭が回らなくてよく分からないです」とコメントを避けた。  堀井は今回、今までのスーパー・ライト級から一階級下げてのライト級での初試合となる。そのため「体重を下げるのは大変だったけれど、調子的にはいい感じであるので、明日は普通にボッコボコにできるのでよろしく。体重が落ちた分、より俺のラッキーパンチが当たるスピードが上がったから、ラッキーパンチでKOできると思う」と、ライト級での試合に不安はないという。  ミャンマーの超過激格闘技ラウェイ出身の金子は今回がK-1ルールでは3戦目。「今回、自分はラウェイの衣装ではなくスーツで会見しています。それはK-1ジム大宮でお世話になっているので、毎日特訓を積んできました。それこそラウェイを1回忘れるくらいのつもりで没頭してきたので。その中でラウェイの奥深さにも気付かされました。自分の改良した姿、ラウェイの良さを発揮して一生懸命に戦うので、新生・金子大輝を見せられるように頑張ります」と、これまでとは違うと強調した。  そして金子は「この(コロナ禍の期間は)落ち込むことも多かったし、こういう時こそ格闘技を続ける意味を問われる。僕は格闘技をひたすら突き詰めてきました。格闘技の素晴らしさを見せる。ラウェイ・サンダーをさく裂させます」と、自分が戦う意味を見せるような試合をしたいとコメント。  堀井も「こういうコロナの期間でいろいろあった中だから、明日は俺と金子でめちゃくちゃ激しい打ち合いをしてしっかり盛り上げるから、みんなしっかり見るように。よろしく」と激闘を見せると宣言した。
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