2020年6月14日(日)東京・後楽園ホール『NJKF 2020 2nd』から「S1女子ジャパントーナメント」が開幕するはずだったが、新型コロナウイルスの影響で大会の開催が延期。選手たちは9月12日(土)同会場で開催予定の次回大会へ向けて動き出している。
その「S1女子ジャパントーナメント」に出場する選手たちのインタビューが、主催者を通じて届いた。YAYAはタイでプロデビューし、7勝1敗の戦績を残して帰国後は4戦負けなし。2019年10月に初代J-GIRLSスーパーフライ級王座決定戦を制し、王座に就いた。力強い右ローと右ストレートが得意で、手数も多い。
YAYAはトーナメントが延期になったことについて「最後に試合をしたのが去年の10月で、そこからいつ試合が来てもいいような状態を作っていたので。それがスライド、スライドっていう形になって。モチベーションは自分の中でいっぱいいっぱいになった時もあったんですけれど、そういう時は一度リフレッシュをして、またすぐに練習に戻ってっていう感じで。6月だろうが7月だろうが8月だろうがいつでも大丈夫です」と、臨戦態勢にあるという。
※7月19日(日)東京・後楽園ホール『RISE140』で小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)との対戦が決定
自分のアピールポイントを聞かれると「女子の選手は気持ちが強いと思うんですけれど、練習に比例してくると思うので練習をしてきた分、気持ちも強く戦えると思っています。練習した分、試合は次につながっているので気持ちは強く戦っていけると思います」と、気持ちの強さをあげる。
トーナメント1回戦ではJ-GIRLSフライ級王者・梅尾メイ(チーム・バルボーザ・ジャパン)との対戦が決まっているが、対戦したい相手を聞かれるとNJKFミネルヴァ認定スーパーバンタム級&WMC日本同級王者☆SAHO☆(闘神塾)の名を出す。
「対戦したいのは優勝候補と言われている☆SAHO☆選手。ハキハキしているし、顔もキラキラしているし、勢いのある選手だと思っています。戦ってみたいです」
その☆SAHO☆も対戦したい相手としてYAYAの名前をあげており、「見ました。私の名前を言ってもらえてありがとうございますって感じです。そう思えている同士で戦えるのは楽しいんじゃないですかね。バチバチに戦えるんじゃないかなと。彼女も多分、凄く気持ちが強いんじゃないかなと思うので。動画を見させてもらったんですが、凄いなパンチと思って。階級が彼女は元々スーパーバンタム級ですよね。私はスーパーフライ級で戦っていても、できればもう少し下げたいなくらいだったんですけれど。体格の差は心配はありますが、身体はしっかり耐えられるように鍛えているので大丈夫だと思います」と、決勝での対戦を楽しみにしているとした。
ファンへのメッセージを求められると「つまらない試合はしません。こういう時期なので、みんな仕事だとかプライベートだとかうまくいかない時期だと思うんですけれど、何か勇気を与えられる試合をしていきたいと思います。私の試合を見て私も頑張るとか、僕も頑張るとか思ってもらえる試合をします」と話した。
そんなYAYAは、試合が終わったらしたいことは「応援してくれる人たちにありがとうございますって感謝を伝えに行くのと、大人の祝杯をやっていきたいと思います」と笑った。