2020年6月23日(火)、アゼルバイジャンのニュースサイト『1news.az』が報じたRIZINライト級GP王者トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)に関する記事が波紋を呼んでいる。
同記事によれば「トフィック・ムサエフ自身から通知された」との前置きから、昨年のRIZINライト級GPの優勝賞金1500万円がムサエフに支払われず、3試合契約に口頭で同意したがそれを破棄し、オファーのあるUFC、Bellator、ONEへの参戦を検討しているというもの。
この記事はTwitterで「RIZIN」がトレンド入りするなど、ファンの間で大きな話題を呼んでいるが、RIZINの元統括本部長で現在は計量の立会人やテレビの解説を務めている高田延彦も自身のSNSにて反応。
(写真)計量で立会人を務める高田延彦(中央)。右がムサエフ 高田は「朝からトフィックムサエフの件。心底驚いた。嘘であってくれ。これが本当だったら俺は号泣する。命がけで闘う未来ピカピカのファイター、RIZINの王者だぜ。俺個人の人脈で事実を絶対に確認する」と、この報道にショックを受けたと共に事実を確認すると綴った。
さらに「他の選手についても心配でたまらない。俺への数年分の未払いとは次元が超絶違うだろ。メシが喉を通らん」と、他の選手にも未払いがあるのではないかと心配すると同時に自身にも複数年の未払いがあることを明かした。
この件についてRIZINからは6月24日(水)正午現在、正式な声明は出ていない。何らかの説明が求められるところだ。
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