マネル・ケイプのRIZIN全試合を振り返る
◆2017年10月15日
RIZINバンタム級トーナメント1回戦 5分3R
○マネル・ケイプ(アンゴラ)
[1R 1分11秒 TKO] ※左ハイキック→パウンド
×山本アーセン(日本)
ケイプの日本デビュー戦。コーナーに詰めて、オーソドックス構えからスイッチしての左ハイだった。
◆2017年12月29日
RIZINバンタム級トーナメント2回戦 5分3R
○マネル・ケイプ(アンゴラ)
[1R 1分46秒 TKO] ※ヒザ蹴り→ドクターストップ
×イアン・マッコール(米国)
計量時から仕掛けたケイプが、UFCでDJと引き分けたマッコールと対戦。組み付くマッコールの頭を下げさせてヒザ蹴りで出血を誘うとギロチンでスイープ、トップを奪ったところでドクターチェックとなった。
◆2017年12月31日
RIZINバンタム級トーナメント準決勝 5分3R
○堀口恭司(日本)
[3R 4分10秒 肩固め]
×マネル・ケイプ(アンゴラ)
堀口の強打を受けながらも上体の柔らかさをと驚異的なタフネスさで反撃するケイプ。3Rにバッティングで堀口がダウンするが、インターバル後、堀口がダブルレッグテイクダウンからパスガード、肩固めでアクシデントによるピンチを切り抜けた。
◆2018年5月6日
RIZIN.10
59.0kg契約 5分3R
○朝倉 海(日本)
[判定2-1]
×マネル・ケイプ(アンゴラ)
序盤に伸びるジャブ、左フックをヒットさせての連打で海にマットに片ヒザを着かせたケイプ。海も右を返すが、サウスポー構えも見せるケイプの打撃に苦戦。ニータップ、蹴り足を掴んでの右を当てた海が辛勝した。
◆2018年9月30日
RIZIN.13
57.0㎏契約 5分3R ヒジあり
○マネル・ケイプ(アンゴラ)
[3R 4分27秒 リアネイキドチョーク]
×中村優作(日本)
日拳出身の中村の打撃をかわし、ダブルレッグ、ボディロックでテイクダウンを奪うケイプが中村の立ち際にマウント&パウンド、リアネイキドチョークで失神させた。組み力を見せた1戦。
◆2018年12月31日
RIZIN.14
58.0kg契約 5分3R ヒジあり
○佐々木憂流迦(日本)
[判定3-0]
×マネル・ケイプ(アンゴラ)
憂流迦のクリーンテイクダウンにバック、クルスフィックスの体勢になるなど踏み込めなくなったケイプが極めは許さずも苦い敗戦。2019年10月に海が憂流迦の顎を折るTKOに下すと、両者のライバルストーリーが過熱へ。
◆2019年4月21日
RIZIN.15
58.0kg契約 5分3R ヒジあり
○マネル・ケイプ(アンゴラ)
[2R 3分59秒 TKO] ※左ボディブロー
×伊藤盛一郎(日本)
サウスポー構えから右アッパーで鋭い踏み込みを見せるなどケイプが打撃で優勢に立つと、伊藤に組み付かせず。最後は左レバー打ちでダウンを奪い、右でダメ押しKO。この試合からケイプはレスリングシューズを着用している。
◆2019年8月18日
RIZIN.18
61.0kg契約 5分3R ヒジあり
○マネル・ケイプ(アンゴラ)
[2R 1分36秒 KO] ※右フック
×水垣偉弥(日本)
UFC5連勝の記録を持つメジャー帰りの水垣の左右をかわすケイプは、跳び込んでの右アッパーを効かすと左を打ち返してきた水垣に、振り向きざまにカウンターの右のショート。腰から崩れ落ちた水垣に追打はしなかった。水垣はこの試合を最後に、引退を表明した。
◆2019年12月31日
RIZIN.20
RIZINバンタム級タイトルマッチ 5分3R ヒジあり
○マネル・ケイプ(アンゴラ)
[2R 0分38秒 TKO] ※右ストレート→パウンド
×朝倉 海(日本)
※ケイプが王者に。
サウスポー構えから左ハイもかすめるケイプは、右を強振する海をかわし、ダブルレッグ、バックフィストも織り交ぜると、2Rはオーソドックス構えに。海の伸びるワンツーを柔軟なスウェイでかわすと海のワンツーの内側を右ストレートで打ち抜きダウン奪取。ラッシュでも足を手繰りにくる海をしっかり剥がしてパウンドを効かせた。