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【PANCRASE】5月大会からスライド3カードを発表。神酒vs荻窪、金田一vsソングォン、宮澤vs井島=8月23日(日)新木場

2020/05/08 10:05
 2020年8月23日(日)東京新木場スタジオコーストにて開催される「Owltech presents PANCRASE 317」のカードが発表された。  PANCRASEはこれまで3月8日大会、4月12日大会、5月31日大会と3大会の延期を発表しており、メインカード枠の選手には3万円のコロナ手当を支給している。この8月23日大会はもともと5月大会で実施予定だったカードが並んでいる。  ほか5月大会では当初、ライト級暫定王座決定戦の雑賀ヤン坊達也vs.林源平、同じくライト級の松本光史vs.松岡嵩志、フライ級でライリー・ドゥトロvs.秋葉太樹、ウェルター級で中村勇太vs.菊入正行などが組まれていたが、今後の大会でどのように配置されるか。続報にも注目だ。 ▼フライ級 5分3R神酒龍一(CAVE)21勝12敗4分/3位/第3代フライ級K.O.P.荻窪祐輔(K-PLACE)11勝9敗1NC/10位//014年NBTスーパーフライ級優勝  ランキング3位に上っている神酒は、2019年6月に井上学に2R KO勝ち、12月に上田将竜にスプリット判定で競り勝ち、2連勝でフライ級3位に上っている。テイクダウンとスクランブルの強さに加え、際の打撃の上手さも見せる神酒にとっては下位ランクの荻窪をきっちり下し、王座挑戦にこぎつけたいところだ。  対する荻窪は、2019年3月に中村龍之に判定勝ちも、7月に南アフリカのボカン・マスンヤネ(現ONEファイター)に判定負け、2020年2月に猿飛流にも判定負けし、現在10位に留まっている。しかし、いずれも強豪相手にフィニッシュさせない粘り強さも持っており、試合結果次第で上下が入れ替わる可能性もある一戦で、連敗脱出なるか。 ▼ライト級 5分3R金田一孝介(K-PLACE)9勝2敗2分キム・ソングォン(韓国/KOREAN TOP TEAM)4勝5敗  コリアントップチームのキム・ソングォンは、王座戦が予定されている雑賀ヤン坊達也を2018年5月に左フックで1Rわずか14秒 TKOに下している選手。カウンターでのシャープな左の一撃に加え、2019年1月にはブラジルのアンドレ・オリヴェイラをKOに下している右のローキックも強力だ。  当然勝利して林源平vsヤン坊の勝者と対戦したいところ。しかし、一方で2018年12月に友實竜也にスプリット判定負け、ロシアMFPでも2連敗するなど、この2年では2勝3敗と負け越している。金田一に勝利すれば、林源平vsヤン坊の勝者との対戦も視野に入ってくるだけに負けられないPANCRASEデビュー戦となる。  対する金田一は、アマチュア修斗からプロ修斗、PANCRASEと主戦場を移してきた。2018年は7月に鈴木道場長に判定勝ち、9月に上田厚志にTKO勝ち、11月に松岡嵩志にKO勝ちと3連勝をマークも、怪我のため欠場。今回が1年半ぶりのPANCRASEマット復帰戦となる。海外の強豪相手にキッチリ勝利して、飛び級でタイトル戦へと繋げられるか。混沌、そして激動のライト級の一戦だ。 ▼ストロー級 5分3R宮澤雄大(K-PLACE)6位/3勝3敗井島裕彰(GUTSMAN)7位/12勝13敗3分  宮澤は2018年12月の前山哲兵戦の判定勝ちから、2019年5月のリトル戦のスプリット判定勝ち、9月の佑勢乃花戦の判定勝ちと、競り合いを制してきたが、前戦2020年2月の高島俊哉戦では逆転のリアネイキドチョークで一本負けを喫した。  井島は強豪相手に3連敗中。2018年5月に北方大地にリアネイキドチョークで敗れ、11月の曹竜也戦では左目の腫れでレフェリーストップ、2019年11月のアダム・アントリン戦ではフロントチョークに敗れている。ランク外の危険信号が点いたサヴァイバルマッチとなる。
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