2019年末にRIZINと対抗戦を行った米国のMMA団体『Bellator MMA』。その世界ライト&フェザー級王者のパトリシオ・ピットブル(ブラジル)が、朝倉未来(トライフォース赤坂)との対戦に興味を持っているようだ。
事の発端は、朝倉がYouTube Liveで視聴者からの質問に対して「パトリシオ・ピットブル? いつでも俺は全然やっていいって感じ。むしろ俺に打撃当たるの?」と、二冠王者パトリシオとの対戦について挑発気味に答えたこと。
その言葉を受けた形でパトリシオ&パトリッキーのピットブル兄弟を、Pitbull Brothersの日本支部として事業展開する「Pitbull Brothers Japan」から、パトリシオの見事なディフェンスシーンの動画とともに、パトリシオからの「準備しておけ」という言葉がアップされた。
さらにPitbull Brothers Japanからは「まずはBellatorのフェザー級GPですが」と前置きしつつも「パトリシオは朝倉未来選手に対戦を要求された場合喜んで受けて立つと話しています」とのメッセージがSNSに掲載された。
(写真)2019年大晦日のBellator×RIZIN 対抗戦大将戦でジョン・テイシェイラ・マカパから勝利を収めている朝倉未来 パトリシオは現在Bellator MMAで開催されているフェザー級ワールドGPに参戦中で、3月28日(日本時間29日)米国オハイオ州コロンバスにてペドロ・カルバーリョ(ポルトガル)と準々決勝を戦う予定だったが、当初の無観客試合から一転、試合開始5時間前に中止となった。
6月6日(土・現地時間)にアメリカ・イリノイ州シカゴで開催される『Bellator 244』ではダリオン・コールドウェル(アメリカ)vs AJ・マッキー(アメリカ)のワールドGP準決勝が決まっており、ワールドGPのスケジュールにはズレが生じている。
朝倉は以前に「コールドウェルとか知名度のある奴だったらやりたいと思う。今回、指名したんですが、向こうがトーナメントがあってできなかった」と発言しており、フェザー級ワールドGPの決勝がパトリシオvsコールドウェルとなれば、その勝者との対戦という線も考えられる。
『Bellator×RIZIN 2』は果たして実現するのか。