現役を引退したミルコ・クロコップ(クロアチア)が息子とのトレーニング模様を自身のSNSに投稿した。
ミルコは2019年3月に脳卒中であるとの診断を受け、現役引退を表明。日本の『RIZIN』で予定されていた引退試合を行うことができなかった。
日本での最後の試合となった2018年9月『RIZIN.13』でのロッキー・マルティネス戦 そのミルコが「ファミリートレーニング」と題して、息子とのトレーニング動画を公開。3月22日朝にクロアチアの首都ザグレブでマグニチュード5.4の地震があり、また新型コロナウイルスの感染者が増え続けていることから22日に公共交通機関の運行が取りやめとなり、政府が外出を控えるように呼び掛けた。ミルコが近況を公開したのは、自身が元気であることを伝えたかったのかもしれない。
話題なのは、その動画に出てくるミルコの長男だ。ミルコがサンドバッグに左ハイキックを数発叩き込み、続けて息子も左ハイキックを蹴るのだが、そのフォームがそっくりなのだ。コメント欄には「遺伝子は奇跡、偉大な息子」「同じ動き」「息子さんは最高の状態でクロコップのように見えます」と、2人のハイキックが酷似していることに驚きの声が多数上がっている。
ミルコは以前のインタビューで「息子には格闘技選手になって欲しくない。サッカー選手になってもらいたい」と発言していたが…果たしてミルコ・クロコップ・ジュニアがリングに上がる日は来るのだろうか。
また、ミルコがトレーニングしているジムには「日本」の文字が懸かれた日の丸が飾られており、ミルコが親日家であることが分かる。