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【K-1】トーナメント出場のエダー・ロープス「対戦相手は僕のパンチとローを恐れている」

2020/03/19 19:03
【K-1】トーナメント出場のエダー・ロープス「対戦相手は僕のパンチとローを恐れている」

派手さはないが基本に忠実なスタイルで、堅実な強さを持っていそうなロープス

2020年3月22日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K'FESTA.3~』に参戦する、ISKA欧州スーパー・ウェルター級王者&WKA世界-72kg王者エダー・ロープス(ポルトガル/Jazzy Fight Club K.O Team)が19日(木)都内にて公開練習を行った。


 ロープスは「K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」にエントリーし、1回戦では神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)と対戦する。身長178cm、22歳、戦績は18勝(2KO)5敗。北西アフリカに位置する島国カーボベルデ共和国出身の黒人ファイターで、身体能力の高さとバネがあり、伸びのあるパンチと蹴りが武器。過去に豪州のレジェンドファイターであるジョン・ウェイン・パーに勝利したことがある。ダブルダウンで相手を失神KOさせた試合動画が話題となっており、爆発力もあるという。


 公開練習では左右ミドルキックからのパンチ、特に伸びのある右ストレートをミットに打ち込んだロープス。派手さはないが、基本がしっかりできているという印象を受けた。その後のインタビューでは「自分の持ち味は一撃一撃が強いこと。パンチとローキックが強みだと思っているし、得意にしている。格闘技を始めて以降、対戦相手は僕のパンチとローを恐れているよ」と、パンチ&ローに自信を持っていると話す。


「調子はとてもいい。相手も非常に強い選手なので嬉しいね。K-1は大舞台だと理解しているので」とK-1初参戦を喜ぶロープス。神保の印象については「非常に強い、いい選手だと思っている。対策は立てていなくて日々練習してきたものを出すだけだ」と言い、「対策はいつも立てないんだ。基本的には練習でやってきたことを出すことを考えている」と、相手どうこうではなく自分が全力を尽くすことが信条のようだ。


 トーナメントのことを聞いても「優勝したいのはもちろんだが、1回戦の神保戦だけに集中している」と堅実なロープス。「気持ちの面で負けない、勝つという強い気持ちが重要だと思っている」と、気持ちの勝負になるとした。


 そして「僕のパフォーマンスを気に入ってくれることを期待したい。そして優勝する」と静かに優勝宣言した。

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