ONE Cahmpionshipは13日、新型コロナウィルス感染拡大の影響を考慮し、4月17日、4月24日、5月1日、5月8日に、シンガポールにて無観客のクローズドショーを行うことを発表した。試合カードと追加大会は近日中に発表される。
当初、4月10日に予定されていた新メガイベント「ONE Infinity 1」は、現状では5月29日にフィリピン・マニラで開催予定だが、「コロナウイルスの状況が悪化した場合、変更される可能性があります」とプレスリリースには記されている。また、4月17日クアラルンプール大会も中止が決定。
デメトリウス・ジョンソン、アウンラ・ンサンらの試合は、4月17日からのシンガポール無観客試合などに振り分けられることになるか。
今回の発表に、ONE Championshipのチャトリ・シットヨートン会長兼CEOは、「私たちONE Championshipは、ファン、アスリート、スタッフ、パートナー、そして全ての皆様の安全を守る事を最優先に考えています。世界は今、未曾有の事態に直面していますが、ONEのチームは、世界最高のスポーツとエンターテインメントを皆様が世界中どこにいても楽しめる様に、世界配信する事を約束します。安全なリビングルームでくつろぎながら、私たちの最高のショーをお楽しみ下さい。ONE Championshipで戦う世界最高峰の格闘家達の姿を観て、皆様が熱い気持ちになり、感動するストーリーに共感し、より元気になる事をお祈りいたします」と記している。
また、ONEは4月18、19日にジャカルタで予定されていたEスポーツの「ONE Esports Dota 2」も11月23~29日に延期。3月14、15日にジャカルタで開催予定の「ONE Esports Dota 2 Regional Qualifier」はスタジオのみのストリーミングイベントに移行されている。