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【K-1】MVPは江川優生、武尊は2度目の最高試合賞、ベストKO賞は愛鷹亮と木村“フィリップ”ミノル=K-1 AWARDS 2019

2020/02/13 00:02
2020年2月12日(水)東京・セルリアンタワー東急ホテルにてK-1 JAPAN GROUPの年間表彰式『K-1 AWARDS 2019』が行われた。 『K-1 AWARDS』はK-1 JAPAN GROUPが2019年に開催したプロ大会「K-1 WORLD GP」、「Krush」、「KHAOS」と、「K-1甲子園」「K-1カレッジ」を含む「K-1アマチュア」大会のすべての出場選手、全試合を対象に各賞を制定し、受賞選手の表彰式を行うもの。今回が3回目。  最大の注目である最優秀選手賞(MVP)は、第1回が武居由樹、第2回は武尊が受賞。そして3回目の今回は、2019年1月にKrushフェザー級王座を奪取、6月に同王座の初防衛に成功、11月にはトーナメント3試合を全試合1RでのKOで制してK-1 WORLD GPフェザー級王者となった江川優生(POWER OF DREAM)が受賞した。  江川は「たくさんいる選手の中からこの賞に選んでいただきありがとうございます。2019年はKrushに続きK-1のベルトを獲ることが出来て格闘家人生これ以上はない飛躍の年になって嬉しく思います。この賞を今年獲れなかったらもう獲れることはないと思っていたので嬉しいです。これからはK-1の選手ではなくK-1の顔となっていけるように努力していきます」と挨拶。  プレゼンターはMattが務め、江川には最優秀選手賞のご褒美としてMattによる“Matt化”した写真がプレゼントされることになり、ステージ上で撮影。この写真はTwitterなどで公開される予定だ。  終了後の囲み取材では「去年は何の賞もいただいてないので、初受賞がMVP。去年から1年でここまで成長できるとは思わなかったので嬉しいです」と江川。「今年注目される選手になったので期待を裏切らない選手になっていきたい」と、MVP選手としての意気込みを語った。  昨年のMVPである武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は、2017年に続いて2度目の最高試合賞を受賞(2019年3月のヨーキッサダー・ユッタチョンブリー戦)。 「この賞をいただいて嬉しく思います。昨年、僕自身は怪我をして2回しか試合ができなくて悔いが残る年でしたが、3月の試合を評価していただきました。ヨーキッサダー選手は小さい頃から憧れていたラジャダムナンの王者でその王者と戦って勝つことができたので、今年はMVPを獲れるように頑張ります」とMVP奪回を宣言。  囲み取材でも「僕はK-1 AWARDS3回目ですが去年MVP獲ったんですがまた獲れなかったので、今年1年MVPを獲れるように成長していきたいと思います」と悔しさをにじませた。そして「2019年は悔いが残ったので怪我を直して、今年は最高の結果を目指せるように頑張っていきます。まずは3月にKOで勝って次を目指したい」と、3月22日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催されるK-1年間最大のビッグマッチ『K'FESTA.3』でのISKAオリエンタルルール世界ライト級王者アダム・ブアフフ(モロッコ)とのダブルタイトルマッチで必ずKO勝ちすると語った。  なお、最高試合賞のもう一人の受賞者であるヨーキッサダーからは「武尊選手との試合が2019年の最高試合として表彰されることを聞きました。私は残念ながら負けてしまいましたが、そういった形で評価してもらえることを嬉しく思います」とのビデオレターが公開された。  各賞の受賞者とコメントは次のページ。 [nextpage] 【AbemaTV賞】松本日向(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) 松本「自分は4月からこの企画のおかげでシルバーウルフにお世話にならせてもらってトレーナーや先輩たちに恵まれて幸せな環境でいい練習ができているので、今年はもっと活躍できるように頑張ります」 橋本「AbemaTVの格闘代理戦争に出させてもらってフォロワーもちょっと増えてありがとうございます。まだプロで1勝もできていないので今年から頑張るので注目よろしくお願いします」 【ベストトレーナー賞】古川誠一 パワー・オブ・ドリーム会長「50を過ぎてこのような賞をいただきありがとうございます。ファン、スタッフ、スポンサーのみなさまありがとうございます。トレーナーも選手同様身を削って頑張っています。これからトレーナーの応援もよろしくお願いします」 【ベストジム賞】(アマチュア部門)K-1ジム総本部 ※3年連続受賞 梶原龍児代表「この賞は総本部のメンバーやトレーナーみんなの努力で勝ち取った賞だと思っています。3連覇することが出来ました。これは自分の誇りでもあります。来年も狙っていきます。同時に格闘代理戦争でSKR連合をやらせていたいて確信に変わったことがあります。ジムに通いたくでも通えない遠方の子に何ができるかを考えていまして、それを近い将来形として出したいと思います。プロのチームがスポーツを発展させるのであれば、その原点がアマチュアです。そのアマチュアの育成に自分はこれからも励んでいきます」 【アマチュア最優秀選手賞】手塚諒太(HYBRID-TKD昇龍総本部)森川侑凛(K-1ジム大宮チームレオン) 手塚「めっちゃ緊張しています。去年は3回優勝していい経験をさせてもらったので、今度Aクラスのアマチュア全日本大会があるので優勝します」 森川「私は普段リングもなければサンドバッグもない学校という場所で練習しています。最初は腕立て伏せが1回もできずそんなスタートからだったんですが、今のグレースの代表・菅原が6年間育ててくれてここまでたどり着くことができました。高校の先輩方、グレースの先生、そして生徒の保護者、私にかかわっている全ての方々のおかげでこの賞がとれたと思っています。支えてくれる人たちとこれからもリングの上に立ち、立ち続けたいと思います。12月のプロデビュー戦はドローでしたが私が目指しているのは木村“フィリップ”ミノル選手みたいなやるかやられるかの試合を女子で見せていきたいと思うのでよろしくお願いします」 【ベストジム賞】(プロ部門)パワー・オブ・ドリーム古川誠一会長「ジムとしては一番いい賞をいただいたのでとても嬉しく思っています。今年も頑張ろうと思っているので応援よろしくお願いします」 【功労賞】左右田泰臣=欠席(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)恭志郎(士魂村上塾)闘士(池袋BLUE DOG GYM) 恭志郎「2019年は1試合もしてないんですが賞をいただけて嬉しいです。これまで指導していただいた村上塾長を始めトレーナーさん、先輩、練習仲間のおかげでここまで続けてこれました。僕と対戦してくれた選手の皆さんもありがとうございました」 闘士「20歳の時に静岡から魔裟斗さんに憧れて絶対にK-1選手になると決めて出てきて。途中でK-1がなくなって終わったなと思ったんですが、素晴らしいK-1が復活して、このK-1で自分の夢をすべてかなえられて、ベルトは獲れなかったけれど、大きな舞台で試合をして素晴らしい舞台で賞をいただけたことに俺やったなと思います。新生K-1は素晴らしい、引退しましたがこれからも応援させていただきます」 【ベストガールズ賞】夏瀬まり「まさか私がこんな賞をいただけるとは思っていなかったので嬉しいです。皆さんに選んでいただいた賞なので光栄に思っています。3月がラストですが精いっぱいリングに花を添えられるように頑張ります」 ファンが考える賞 ファン投票で決定【ベストブラザーズ賞】近藤三兄弟(大成会館) 近藤大成「このたびはこのような素晴らしい舞台にお招きいただきビックリするくらいの賞をいただきありがとうございます。僕たちは格闘技に人生を救ってもらいました。魁成は股関節の骨が腐ってしまう病気から、ピケオーと戦うところまできて3人でずっと兄弟で頑張ってきました。まだ格闘技は怖いと思っている人が多いと思うので、怖いと思ったその先に感動があるのでもっとK-1を応援してもらえるように頑張ります」 近藤拳成「こんな賞をもらえると思っていなかったので嬉しいです。去年3試合して2回負けちゃってベルトを獲れてないですがベルトを狙って頑張ります」 近藤魁成「まさか初めての受賞がこういう形になると思っていなくて嬉しいです。去年は挑戦の年だったので今年は勝って覚醒したいと思うので注目と応援お願いします」 【新人賞】高梨 knuckle 美穂(Y'ZD GYM)「まさか自分が新人賞をいただけるとは思っていなくて緊張しています。デビューしてから1年半、4戦して4戦全勝でベルトを獲ることが出来て嬉しく思っています。今年はもっと倒して面白さを出していけたらと思っています」 【ベストKO賞】愛鷹 亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス) 愛鷹「ファイターとして賞を頂けるのは光栄です。自分は2019年3月に静岡からKRESTに移籍して一大決心して出てきたんですが、みなさんに本当に強くさせていただいて3勝3KOのいい成績を残せました。自分は猫が好きで今年2匹目を迎えたんですが病気がちの子で2日に1回通院してお金かかっていて。自分が父親なので稼がないといけないのでKOボーナスを狙って必ず勝ちます」 木村「KO賞というのが存在する限り一生僕が獲り続けるだろうと思っています。3月はトーナメントなので3試合ともボコボコにしてまたKO賞を狙っていきます。俺も犬と猫がいるので稼がないといけないのでKOボーナス狙います」 【殊勲賞】武居由樹(POWER OF DREAM)「殊勲賞は頑張ったで賞みたいな感じですかね。今年も頑張ってK-1を盛り上げていきます。今年もたくさん活躍しますのでよろしくお願いします」 【敢闘賞】林健太(FLYSKY GYM)KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ) 林「僕もまさかこんな賞をもらえるなんて思っていなかったので緊張します。家に2人ほど子供がいるのでこれでご飯を食べに行きたいと思います」 KANA「この賞をいただけて嬉しいです。チャンピオンとしてスタートの年なのでチャンピオンとして大きくなって、K-1も大きくしていきたいです」 【技能賞】木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス)「KO賞に続いて技能賞をいただき、技能賞は個人的にめちゃくちゃ嬉しいです。そんなタイプの選手じゃないけれど嬉しい。こういう評価をしてもらえるのは嬉しいです。技能賞をいただいたからにはスキルアップして世界で戦えるような選手になりたいと思います。魔裟斗さんのように世界から首を狙われる凄いファイターにこれからなれるように頑張ります」
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