K-1 JAPAN GROUPの年間表彰式「K-1 AWARDS」が開催され、各賞が発表された
2020年2月12日(水)東京・セルリアンタワー東急ホテルにてK-1 JAPAN GROUPの年間表彰式『K-1 AWARDS 2019』が行われた。
『K-1 AWARDS』はK-1 JAPAN GROUPが2019年に開催したプロ大会「K-1 WORLD GP」、「Krush」、「KHAOS」と、「K-1甲子園」「K-1カレッジ」を含む「K-1アマチュア」大会のすべての出場選手、全試合を対象に各賞を制定し、受賞選手の表彰式を行うもの。今回が3回目。
最大の注目である最優秀選手賞(MVP)は、第1回が武居由樹、第2回は武尊が受賞。そして3回目の今回は、2019年1月にKrushフェザー級王座を奪取、6月に同王座の初防衛に成功、11月にはトーナメント3試合を全試合1RでのKOで制してK-1 WORLD GPフェザー級王者となった江川優生(POWER OF DREAM)が受賞した。
江川は「たくさんいる選手の中からこの賞に選んでいただきありがとうございます。2019年はKrushに続きK-1のベルトを獲ることが出来て格闘家人生これ以上はない飛躍の年になって嬉しく思います。この賞を今年獲れなかったらもう獲れることはないと思っていたので嬉しいです。これからはK-1の選手ではなくK-1の顔となっていけるように努力していきます」と挨拶。
プレゼンターはMattが務め、江川には最優秀選手賞のご褒美としてMattによる“Matt化”した写真がプレゼントされることになり、ステージ上で撮影。この写真はTwitterなどで公開される予定だ。
マットさんと2shot📸
— 江川優生 Yuuki Egawa (@yuuki_egawa) February 12, 2020
自分も今流行りのMatt化させて頂きました🤣✨
ありがとうございます☆ pic.twitter.com/txLqsboIFB
終了後の囲み取材では「去年は何の賞もいただいてないので、初受賞がMVP。去年から1年でここまで成長できるとは思わなかったので嬉しいです」と江川。「今年注目される選手になったので期待を裏切らない選手になっていきたい」と、MVP選手としての意気込みを語った。
昨年のMVPである武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は、2017年に続いて2度目の最高試合賞を受賞(2019年3月のヨーキッサダー・ユッタチョンブリー戦)。
「この賞をいただいて嬉しく思います。昨年、僕自身は怪我をして2回しか試合ができなくて悔いが残る年でしたが、3月の試合を評価していただきました。ヨーキッサダー選手は小さい頃から憧れていたラジャダムナンの王者でその王者と戦って勝つことができたので、今年はMVPを獲れるように頑張ります」とMVP奪回を宣言。
囲み取材でも「僕はK-1 AWARDS3回目ですが去年MVP獲ったんですがまた獲れなかったので、今年1年MVPを獲れるように成長していきたいと思います」と悔しさをにじませた。そして「2019年は悔いが残ったので怪我を直して、今年は最高の結果を目指せるように頑張っていきます。まずは3月にKOで勝って次を目指したい」と、3月22日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催されるK-1年間最大のビッグマッチ『K'FESTA.3』でのISKAオリエンタルルール世界ライト級王者アダム・ブアフフ(モロッコ)とのダブルタイトルマッチで必ずKO勝ちすると語った。
なお、最高試合賞のもう一人の受賞者であるヨーキッサダーからは「武尊選手との試合が2019年の最高試合として表彰されることを聞きました。私は残念ながら負けてしまいましたが、そういった形で評価してもらえることを嬉しく思います」とのビデオレターが公開された。
各賞の受賞者とコメントは次のページ。