K-1王者3人のスーパーファイトと日本人同士の好カード2試合が決定
2020年3月22日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K'FESTA.3~』の記者会見が2月2日(日)都内にて行われ、追加対戦カードが発表された。
▼スーパーファイト K-1スーパー・バンタム級 3分3R・延長1R
武居由樹(POWER OF DREAM/K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者)
デンサヤーム・アユタヤファイトジム(タイ/Ayothaya Fight Gym/True4U CPトーナメント優勝)
武居が迎え撃つのは17歳にして76勝(7KO)23敗3分の戦績を持つムエタイ戦士。175㎝の長身サウスポーで、ロングリーチを活かして蹴り技を得意とする。昨年、タイのテレビ局が主催するムエタイイベント『True 4U』のバンタム級トーナメントに出場し、見事に優勝を収めた。現在は第3代K-1フェザー級王座決定トーナメント準優勝・ジャオスアヤイが所属するアユタヤファイトジムでK-1用の特訓を積んでいる。武居の戦績は22勝(16KO)2敗で19連勝中。
▼スーパーファイト K-1フェザー級 3分3R・延長1R
江川優生(POWER OF DREAM/K-1 WORLD GPフェザー級王者)
ファク・スアレス(アルゼンチン/Picante Fight Club/WGP Kickboxing 世界-60kg王者)
昨年11月の王座決定トーナメントを全試合初回KOで制し、フェザー級王者となった江川が王者としての第一戦を迎える。スアレスは南米の立ち技格闘技イベント『WGP Kickboxing』で活躍するアルゼンチン出身・在住のファイター。多彩なパンチのコンビネーションとローキック、そして打ち合いを好むアグレッシブなファイトスタイルで「WGP Kickboxing」の-60kgのベルトを巻いた。戦績は20勝(6KO)4敗。江川の戦績は14勝(10KO)2敗1分。
▼スーパーファイト K-1ライト級 3分3R・延長1R
林 健太(FLYSKY GYM/K-1 WORLD GPライト級王者)
ジュー・シュアイ(中国/遼寧創新ジム/CFP/2016年WLF-60kg級新人王)
6連勝4KOと絶好調のライト級王者・林が迎えるのは、昨年7月のKrush後楽園大会で行われた日本vs中国・7対7全面対抗戦で、卜部功也を秒殺KOしたシュアイとなった。今年1月にはホームリングの『武林風』で、中国で無敗の快進撃を続けていたWLF-60kg級王者・朝久裕貴と対戦。1Rに左フックでダウンを奪い判定勝ちを収め、確かな実力を証明している。戦績は18勝(4KO)7敗。林の戦績は18勝(13KO)5敗2分。
▼スーパーファイト K-1スーパー・フェザー級 3分3R・延長1R
村越優汰(湘南格闘クラブ/第2代K-1 WORLD GPフェザー級王者)
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/Krushスーパー・フェザー級王者)
日本人同士の好カードが組まれた。村越は第2代K-1 WORLD GPフェザー級王者で、同王座を返上してスーパー・フェザー級に転向した第一戦で2019年11月に武尊と対戦。大いに苦しめて実力を証明した。戦績は28勝(11KO)8敗。対するレオナは現Krushスーパー・フェザー級王者で、2019年12月には初防衛にも成功。K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント準優勝(優勝は武尊)の小宮山工介をKOした試合も含めて現在7連勝(4KO)と絶好調。戦績は26勝(11KO)5敗1分。武尊を追うトップ同士の対戦となった。
▼スーパーファイト K-1スーパー・バンタム級 3分3R・延長1R
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/Krushスーパー・バンタム級王者)
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/第3代Krushバンタム級王者)
昨年の『K'FESTA.2』で玖村将史の兄・修平と対戦し、倒し倒されの大激闘を演じた金子が今回は弟の将史と対戦する。将史は2019年6月のスーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントの決勝で武居由樹に敗れて準優勝。11月にはKrush王座の初防衛に成功している。戦績は14勝(7KO)3敗。金子は2016年9月のデビュー以来9勝無敗4KO。日本人トップに君臨するK-1スーパー・バンタム級王者の武居を追う、トップ同士の対戦となり、こちらも注目の日本人対決となる。