2月11日(月・祝)東京・大田区総合体育館にて『KNOCK OUT 2019 WINTER ―THE ANSWER IS IN THE RING―』が16時30分から開催される。今大会はTwitter配信・YouTube配信は無く、サムライTVで生放送。会場では当日券を発売中だ。
計量も全選手がクリア。会見後の囲み取材では、メインでチャンヒョン・リーと対戦する森井洋介が、チャンヒョンが3月10日『RISE WORLD SERIES 2019』にも出場が決まっていることについて、「僕とやって1カ月で回復できるのであればやればいい。ナメられたくはないので傷跡を残す」と破壊宣言。
世界的な強豪チャド・コリンズと対戦する不可思は、「映像ほど大きくなかった。試合プランはハッキリ決まっている。KNOCK OUTに出初めた頃の殺気が今ある」と試合が待ちきれない様子。
3月8日『ONE:REIGN OF VALOR』ミャンマー大会参戦も発表された健太は、番長兇侍戦を前に「全ての選択肢はテーブルの上にある」と不敵な笑みを浮かべた。
なお、大会の当時券は14時から販売中。15時30分からグッズを2千円以上購入者を対象に小林愛三のサイン会も行われる。(※リンクは各選手のインタビュー記事)▼第8試合 メインイベント KNOCK OUTライト級(61.5kg)アジアトーナメント準決勝 3分5R森井洋介(61.5kg/GOLDEN GLOBE/初代KING OF KNOCK OUTライト級王者)チャンヒョン・リー(61.4kg/韓国/RAON GYM/RISEスーパーフェザー級(60kg)王者)
◆森井洋介「明日はKNOCK OUTで今年初メインなので、メインらしい試合をして4月の決勝に繋がる試合をして、何としても4月に繋げたいと思います」◆森井洋介(※会見後)「噛み合うと思う」
「(チャンヒョンの印象は)不気味なオーラがありますね。戦い慣れている雰囲気があります。気持ちが強いし、パンチもキックも上手いし。噛み合うかな。パンチ&ローで自分と戦い方が似ているので噛み合うと思います。パンチの質はやってみないと分かりませんが、トップレベルだと思うので警戒はしています。
(ヒジありでのチャンヒョンについて)パンチでガンガン来るので、パンチに合わせてヒジも。ただ、(チャンヒョンもヒジありを)前回やっているのでヒジの怖さは分かっているはず。無闇にヒジで行くとパンチを合わせられる気がするので、当てられるものを当てていきます。
(チャンヒョンが3月10日『RISE WORLD SERIES 2019』にも出場が決まっていることについて)出来るんだったらやればいいと思う。結果次第でしょう。出られるなら出ればいい。僕とやって1カ月で回復できれば。僕はこの一戦に懸けていてその後のことは考えていません。ナメられたくはないので傷跡を残したいです
(もうひとつの準決勝ヨードレックペットvsボルドバートルについて)もちろんヨードレックペットに上がって来てもらわないと困ります(※森井は2018年4月14日川崎大会でヨードレックペットに2R TKO負け」
◆チャンヒョン・リー「お久しぶりです。また韓国から来ました。明日勝って決勝でまた来ます。このトーナメントで勝つのが重要ですが、明日は自分がメインの試合になるので面白くて熱い試合をお見せします」
▼第7試合 KNOCK OUTライト級(61.5kg)アジアトーナメント準決勝 3分5Rヨードレックペット・オー・ピティサック(60.7kg/タイ/KING OF KNOCK OUTライト級王者/T-Ded 99 Muay Thai Gym)ボルドバートル・アルタンドルグーン(61.2kg/モンゴル/SHINOBU FIGHT 2018 プロキックボクシング 全モンゴル最強決定トーナメント60kg優勝/MANDAL FIGHTING GYM)
◆ヨードレックペット「明日は絶対に倒します。また自分がチャンピオンになります」
◆ヨードレックペット「僕のスタイルを貫きたい」(※事前コメント)
「今はいい準備が出来ています。前回の一回戦が終わってすぐに練習を始めたので調子はいいですし、特に問題はなく絶好調です。
(ボルドバートルの印象は)試合映像を見ました。背が高く、体も大きくて、強烈なパンチがある印象を受けました。自分としてはキック、パンチなど僕のスタイルを貫きたいと思います。
(日本の寒さについて)特に気にしていません。とりあえず、日本に行く前に体重を増やさないといけないと考えていました。
(トーナメント優勝後の目標は)決勝戦に進出したいです。進出できたら、もうその時に一度聞いて下さい(笑)。日本のファンの皆さん、最善を尽くしますので、僕を応援してください(タイ語通訳:ワンサナー・ウェッシャピタック)」
◆ボルドバートル「明日は絶対に勝ってKNOCK OUTのチャンピオンになります」
▼第6試合 65kg契約 3分5R不可思(64.8kg/クロスポイント吉祥寺 REBELS)チャド・コリンズ(64.75kg/SITSONGPEENONG PHUKET)
◆不可思「まずは僕と戦うために日本まで来てくれたコリンズ選手、ありがとう。明日は必ず僕が勝つところをお客さんに見せます。楽しみにしていてください」
◆不可思(※会見後)「コリンズ戦を前に、KNOCK OUTに出初めた頃の気持ちが、“殺気”が今ある」
「試合が決まって最初に試合映像を見た時は“ヤバい”と思ったんですが、今は凄く自信がありますね。相手を初めて目の前にしても自信があります。
(計量で実際に対峙して)映像で見ると相手のタイ人が小さかったからなのか、もっとデカくて身長も高いと思っていたんですが、今日、目の前で見たらそれほど大きさは感じなかった。身長差はあるので(コリンズ179cm、不可思175cm)距離はありそうですが、映像で見て感じていたほどではなかったです。(対策は)向こうも練ってきたと思いますけど、こっちも得意な戦い方を考えてきたので、プランはハッキリ決まっています。今まで試してよかったこと、いいところを全部出せれば勝てる。
どんな形でもコリンズに勝ちたい。勝つことで世界的に評価を上げられると思うので。チャド・コリンズを相手に勝ったという結果が欲しいです。
(昨年の)トーナメントも燃えたけれど、最近では一番ワクワクして燃えていますね。ヤバい相手ということでKNOCK OUTに出初めた頃の気持ちが、“殺気”が今あるなという感じです」
◆チャド・コリンズ「この大会に呼んでくれてありがとう。明日はものすごく楽しい試合になります。お楽しみに」
▼第5試合 70kg契約 3分5R緑川 創(69.95kg/新日本キック・藤本ジム)北斗拳太郎(69.9kg/ボスジム)
◆緑川 創「非常に絡みづらいですが(苦笑)、明日は本物の戦いを見せてしっかりと仕留めます」
◆北斗拳太郎「ボス神拳伝承者の北斗拳太郎だ。強者ばかりが集まる修羅の国KNOCK OUTのリングに立てることを嬉しく思っている。明日はボス神拳の強さを証明する。以上だ」
▼第4試合 53.5kg契約 3分5R大﨑一貴(53.35kg/OISHI GYM)チョークディー・PKセンチャイジム(53.25kg/PKセンチャイジム)
◆大﨑一貴「明日は兄弟二人で勝って面白い試合をするので応援よろしくお願いします」◆チョークディー「明日は頑張ります。絶対に勝てます」
▼第3試合 61.5kg契約 3分5R髙橋一眞(61.4kg/NKB・真門ジム)重森陽太(61.2kg/新日本キック・伊原道場稲城支部)
◆髙橋一眞「まさかのイケメン対決で重森選手には負けているので、試合では勝たないといけない」◆重森陽太「緊急参戦(前口太尊が練習中に内側じん帯を損傷し欠場)という形なのに、しっかりとライト級の体重でやることになりましたが、準備もしっかり出来ているので明日は応援、よろしくお願いします」
▼第2試合 65kg契約 3分5R健太(64.85kg/NJKF・E.S.G)番長兇侍(64.8kg/INNOVATION・Hard Worker)
◆健太「全弾フルスイングの番長、全弾軽打の健太、明日の試合をお楽しみに」
◆健太(※会見後)「全ての選択肢はテーブルの上にある」
「(2月から試合が空いて)絶好調です。やっぱり月イチは疲れるのかな(笑)。
(試合展開は)ガーッと相手が来たら、出たとこ勝負で打ち合ってもいいし、後半はいなしてテクニカルに料理してもいい。(トランプ大統領風に)全ての選択肢はテーブルの上にあります。
イデオロギー対決になりますね。強打の番長と軽打の健太、熱くならずに行きます。なったことないけど(笑)。どうにでも出来ます。
(3月8日『ONE:REIGN OF VALOR』ミャンマー・ヤンゴン大会参戦について)ケージで戦います。連戦は月イチ健太の宿命ですね。経験を積ませてくれます」
◆番長兇侍「健太選手のファンなんですが、先ほどのを見て、より好きになってしまいました。楽しみな気持ちも一層増したので、全てを出し切って1Rから打ちまくりたいと思います」▼第1試合 53kg契約 3分5Rタネヨシホ(52.95kg/INNOVATION・直心会)大﨑孔稀(52.8kg/OISHI GYM)
◆大﨑孔稀「第1試合なのでしっかり盛り上げて必ず勝ちます」
◆タネヨシホ「KNOCK OUT第1試合目から盛り上げていきます」