2020年1月13日(月・祝)東京・豊洲PIT『MUSASHI ROCK FESTIVAL 2020』(通称ムサフェス)の前日計量&記者会見が、12日(日)都内にて正午より行われた。
今大会では5組のロックバンドによるライブと、武蔵選抜の日本チームvsピーター・アーツ&アーネスト・ホースト選抜のオランダチームによる3vs3マッチが行われ、6選手が一度目で計量をクリアした。
第1試合63kg契約3分3Rで対戦する、麻原将平(PFP)は62.9kg、ピエトロ・ドゥリャ(オランダ)は61.5kgで計量をクリア。
麻原は「明日はロックよりもアツい試合をして会場を盛り上げたい。自分が勝ちます。相手は筋肉が凄いし、攻撃も多彩。でも僕の方が一発は強いと思う」とし、「格闘技を見るのが初めての人が多いと思うので、そういう人たちがもう一回見たい、格闘技の試合は非日常的だと思うので、刺激になるようなパワーをもらえるような試合をしてもっと見たいと思える試合をしたい」と意気込んだ。
ドゥリャは「この試合を楽しみにしてきました。日本のファンにいいファイトを見せられるように頑張りたい。今まで練習してきているので、明日は勝利へ向けて頑張りたいです。お互いが戦いのために準備をしてきていると思うでいいファイトをしましょう」と麻原に呼びかけると、「音楽と格闘技が融合したイベントに参加できることを非常に嬉しく思っている。僕たちは格闘家であってアーティストでもある。いいショーを見せるために日々トレーニングしているので、格闘技を身近に感じていない人にも楽しめるイベントになっていると思います」と、自分たちもアーティストだと語った。
第2試合72㎏契約3分3Rで対戦する、T-98(クロスポイント吉祥寺)は71.95kg、イリアス・ボカユア(オランダ)は71.75kgで計量をクリア。
T-98は「明日はロックよりもキックの方がアツいと思うので、会場が盛り上がる激しい試合をしたい。相手はいい顔をしていたのでいい試合になると思います。遠いところからわざわざ来てもらって悪いけれど、すぐに終わってしまうので目を離さないようにしてください」と秒殺KOを予告。「僕のことを初めて知る人がほとんどだと思うので、ムエタイゴリラ(T-98のキャッチフレーズ)を知ってもらえるいいチャンス。ゴリゴリ行って、求められているのはKOなのでその期待に応えたい」と、インパクトを残したいとした。
ボカユアは「日本に来るのは初めて。呼んでくれてありがとう。明日はお互い戦略共に準備をしてきているが、申し訳ないが僕がすぐに勝ちます」と、こちらも秒殺KO予告。「今回のイベントは面白いコラボだ。キックボクシングは日本でも長い歴史があって成立している格闘技になっていて、その中で人に魅せるところは音楽ライブと同じ。そのコラボを活かしてみんなでいい試合をして、お客さんを楽しませたいと思います」と、イベントを盛り上げたいとコメント。
そして最終試合となる第3試合ヘビー級3分3Rで対戦する、山下力也(道真会館)とバダ・フェルダオス(オランダ)は共に100kgという計量結果に。
山下は「ヘビー級らしいバチバチの打ち合いでKO勝ちしたいと思います。相手は清水賢吾(元RISEヘビー級王者)選手にもKO勝ちしているので威力はあると思いますが、打ち合って最後はKOで勝ちたいと思います」と、ヘビー級らしいKO決着を宣言。「格闘技を知らない人でも楽しめるのはKOなので、そういう試合をしてKOで勝ちたい」と分かりやすい試合をするとコメント。
RISEに2度来日経験のあるバダは「日本に戻って来れて嬉しく思っています。明日になってみないと分からないが、簡単な戦いになると思っている。すぐにKOしようかと思っています」と、KOで楽勝すると言い放った。