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【ムエタイ】まさに天才、日菜太に勝ったジョムトーンが約9年ぶりにラジャ王座返り咲き4階級制覇

2020/01/07 12:01
2020年1月5日(日・現地時間)タイ・ラジャダムナンスタジアムのメインイベントにて、ジョムトーン・チュワタナ(タイ)がペットナリンとの王座決定戦に勝利し、ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王座に就いた。日本におけるセクサンやルンキットのマネージメントをしているMuayThai Super Fightが報じた。  ジョムトーンは2004年3月に14歳の若さでラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王座を獲得し、同年11月に早くも初来日。新日本キックボクシング協会の『TITANS 1st』で日本フェザー級王者の菊地剛介と対戦し、判定勝ちを収めた。この時から“ムエタイの天才児”と呼ばれた。  その後、ラジャダムナンのフェザー級王座、スーパーフェザー級王座も獲得して3階級制覇。さらにWMC世界フェザー級王座、WBCムエタイ世界フェザー級&ライト級王座などを次々と獲得。  2010年からはボクシングも並行して行い、4戦目にしてOPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王座を獲得。4度の防衛に成功し、2015年5月には当時のWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志に挑戦している(2R1分15秒TKO負けで初黒星)。  その後、ムエタイに本格復帰(ボクシングとも並行していた)すると勝ち星を重ね、2019年8月の『KNOCK OUT』に参戦。REBELS 70kg級王者・日菜太(クロスポイント吉祥寺)から左ストレートでダウンを奪い、勝利している。  今回のラジャダムナン王座獲得は、2011年に保持していたスーパーフェザー級以来実に9年ぶりの戴冠。さらに4階級制覇の達成となった。
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