メインで対戦する拓也(左)とイ・スンヒョン
2020年1月19日(日)北海道・札幌コンカリーニョ(JR琴似駅直結)にて開催される『ノースエリア格闘技イベントBOUT39』の対戦カードが決定した。
メインイベントは地元札幌在住のRISEバンタム級4位・拓也(蹴空ジム)がDEEP☆KICK-55Kg級4位イ・スンヒョン(エキスパートジム)とRISE公式戦バンタム級3分3R延長1Rで対戦。
拓也は20歳でプロデビューし、2016年RISING ROOKIES CUPバンタム級優勝。2017年から2019年にかけて7連勝を飾るが、2019年7月にRISEバンタム級1位・結城将人に判定負け。11月開催の『RISE NORTH』にて2017年1月に敗れている津田鉄平(新宿レフティージム)に接戦の末判定勝利を飾り、リベンジを達成した。戦績は14勝(2KO)3敗。
スンヒョンは韓国ではキックボクシングのみならずプロボクサーとしてもリングに上がっており、左ストレートが得意なアグレッシブなファイター。2018年7月のDEEP☆KICKで鷹介に勝利、2019年1月には宮崎就斗に敗れている。
那須川天心と拳を交える貴重な経験をした安斎(左)は匠朗と対戦
セミファイナルでは、地元札幌在住の安斎宙(Kickboxing Academy Sapporo)と2018全日本新空手K-2グランプリ軽量級第3位・匠朗(KSS健生館)がRISE公式戦バンタム級(-55kg)で対戦する。
安斎は11月開催の『RISE NORTH』にてRISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)とエキシビションマッチを行い、那須川に2度ダウンを奪われる“ガチエキシビション”として話題に。YouTubeにアップされたこのエキシビションマッチ動画は再生回数が100万回を超え、一躍「時の人」となっている。
対する匠朗は全日本新空手道連盟の久保坂左近代表率いるKSS健生館に所属し、2018全日本新空手K-2グランプリ軽量級第3位、第265回新空手道京都大会軽量級優勝等の豊富なアマチュア経験を誇るアグレッシブなファイター。今年1月開催の『BOUT35』ではMMAファイターの平賀正孝(TEAM URESPA)にKO勝利を飾っている。
デビュー前から評価の高い大倉(左)が名古屋の名門キングムエの渡邊と対戦
そして帯広出身で現在東京在住の大倉萌(三鷹ムエタイクラブ)が渡邊奈央(キングムエ)とRISE公式戦49kg契約3分3Rにて対戦する女子マッチも決定。大倉はプロ・アマ共にキックボクシングルールは初挑戦となるが、スパーリング映像を見た関係者からは「プロとしての技術、体力共に充分備わっています。期待できますよ」とのコメントが届いている。
他にも、高校生ファイターでMMAと二足の草鞋を履く谷村愛翔(Kickboxing Academy Sapporo/P's Lab札幌)と平田修(チームシャムエボルヴ)の地元札幌在住選手同士がヒジ・首相撲有効ルールで対戦。
函館出身の梅田将成(KFG URAWA)が、幼少からサッカーを始め中学時代にはJリーグジュビロ磐田の育成チームでプレイ、卒業後はサッカーの本場ブラジルでプロデビューした経歴を持つ金岡岳斗(BLITZジム)と対戦するプロデビュー戦同士の試合を含め、全5試合となった。
また、フィットネスビキニ(ボディビルの種目)大会でグランプリを獲得するなどの“筋肉女子”アスリートでもある三条美里が『RISE NORTH』に続いてラウンドガールを務めることも決定した。
なお、日中は同じ会場にて13時よりアマチュア大会「RISE Nova札幌大会」も開催される。