MMA
ニュース

【GRACHAN×GLADIATOR】ダリ「いつも通り」vs 桜井隆多「一番調子がいい」、3階級王座戦の6選手が計量クリア=12月22日(日)大田区

2019/12/21 22:12
【GRACHAN×GLADIATOR】ダリ「いつも通り」vs 桜井隆多「一番調子がいい」、3階級王座戦の6選手が計量クリア=12月22日(日)大田区

(C)GRACHAN×GLADIATOR

2019年12月22日(日)東京・大田区産業プラザPIOで開催される『GRACHAN42×GLADIATOR011』の前日計量、タイトルマッチ調印式が、21日(土)12時から同所で行われた。

GRACHANとGLADIATORが共同で新設したタイトル「GRAND」のウェルター級(77.1kg)タイトルマッチで対戦する王者ルクク・ダリ(コンゴ)は76.8kg、挑戦者の元DEEPミドル級王者・桜井隆多(R-BLOOD)は77.1kgジャストで計量をクリアーし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。

2018年7月に元パンクラス王者・レッツ豪太とのGRAND王座決定戦を制し、今回が初防衛戦となるダリは「いつも通りに頑張って面白い試合をしたい」と日本語で意気込みを語る。今大会では次期挑戦者決定戦として、長岡弘樹(DOBUITA)vsウィル・チョープ(アメリカ)も行われるが、これまでにMMAとラウェイで2度対戦し1勝1敗のチョープの対戦を希望。

「前回7月の大阪のGLADIATORでチョープに負けて眠れなかったので、ぜひ2度目の王座防衛戦でチョープを指名してやりたい」とチョープとの3度目の対戦を熱望した。

一方、キャリアは50戦を超え、今回2度目のGRACHAN参戦となる桜井は「今回このようなチャンスをいただいて感謝しています。自分はキャリアが長いのですが、7年前ぐらい前と比べても一番調子がいい。自分がどれぐらい動けるか楽しみ」と仕上がりに自信を見せる。

ダリについては「短期決着になるような簡単な相手ではない。パンチが強く、打撃の勝負になっても噛み合いそう」といい、「チャンピオンのダリさんに胸を借りるつもりで行きます」と意気込みを語った。その他のタイトルマッチ出場選手のコメント、計量結果は以下の通り。なお当日券は12時30分から発売となる。

▼GRACHANライト級タイトルマッチ
山本琢也(パラエストラ千葉/第2代GRACHANライト級王者)70.3kg
「どういう試合をしてでも勝ちにつながればいい」

「誰が相手でも関係なしに、今までやってきたことをしっかり出してみんなに面白かったと言ってもらえたらいいなと思います。明日は注目して下さい。(対戦相手の印象は?)試合映像をあまり見ていないのでわかりませんが、柔道をやっていたと聞いたのでそこが鍵になるのかなと思いました。(どういう試合をしたいか)勝ちにこだわっているので、どういう試合をしてでも勝ちにつながればいいと思ってます。(次の目標は)特に先のことは考えていませんが、とりあえず次の試合を勝ってから考えさせていただきます」

植田豊(リバーサルジム新宿Me,We/挑戦者)70.2kg
「泥臭い試合をしてでも自分が勝てればいい」

「特に前日でいうことはありませんが、自分のためだけに戦いをやっているので1日1日積み重ねてきた自分を裏切らない試合をしたいと思います。(対戦相手の印象は?)生物的に身体がむちゃくちゃ強く、凄く厄介だなと。気持ちも折れないですし、計量で向かい合った時に凄く目の力を感じたので試合を楽しみにしてます。(どういう試合をしたいか)勝つことが第一なので、泥臭い試合をしてでも自分が勝てればいいと思ってます。(次の目標は)強い相手なので次のことを考える余裕はありませんが、どこで戦いたいという希望もありません。ベルトを獲って国内問わずGRACHAN代表としてうやっていきたいと思います」

▼GRANDフライ級王座決定戦
松場貴志(ALIVE/第2代GRACHANフライ級王者)56.6kg
「相手の光を消して自分の良いところだけを出して戦いたい」

「今回、GRANDのタイトルマッチをやらせてもらうことになり、とても光栄ですし誇りに思います。今までの松場は捨てておふざけなしで今回はガチで行きたいと思います。入場からしっかり見ていただきたい。(対戦相手の印象は?)スタイルがバックキープとフィジカルを警戒しないといけないと思っていてそれぐらい。(どういう試合をしたいか)相手のいいところを出させたら捕まってしまうと思うので、出させないで光を消して自分の良いところだけを出して戦いたいと思います。(次の目標は)まだカナダのTKOとは契約中なので、そっちのベルトも獲れたらいいなと思っています」

NavE(正道会館Grand-Square/第3代GLADIATORフライ級王者)56.5kg
「相手のレスリングを完封する」

「ドキドキしていたのですが、松場選手はめちゃ普通のコメントを聞いて安心しました。逆に気も抜かれました(苦笑)。僕も明日ばかりは、10年前に因縁のある松場選手を倒すために全力でケージに上がりたいと思います。(対戦相手の印象は?)レスリングが強く、ただ単にタックルに来るのではなく、パンチをうまく使って翻弄させてタックルに来る印象があります。テイクダウンしてからはトップのコントロールが強くて、一度寝かせたら立たせないスタイル。レスリング力を一番警戒しています。(どういう試合をしたいか)相手のレスリングを完封して自分のいいところを出して試合できたらいいなと思います。(次の目標は)今のところはないです。今は明日の試合に全力を注いで集中して挑みたいと思います」

また、第3試合のGrachanバンタム級で松本尚大(拳心會)と対戦を予定していた松本デビルマンレイ (チームソフトコンタクト)は計量最終時間にも来なかったために試合中止。デビルマンの代役として、奥野真利(フリー)が出場し、松本と対戦する。なお、デビルマン陣営(選手、マネージメント)はペナルティーとして罰則となり、デビルマンレイは永久追放となった。

◆GRACHAN42×GLADIATOR 011
2019年12月22日(日)大田区産業プラザPIO
開場12:30 開始13:00

▼メインイベント3 Grandウェルター級タイトルマッチ 5分3R(延長1R)
王者:ルクク・ダリ(TRI・H・STUDIO/初代GRANDウェルター級王者)76.8㎏
挑戦者:桜井隆多(R-BLOOD/第2代DEEPミドルチャンピオン)77.1㎏

▼メインイベント2 Grachanライト級タイトルマッチ 5分3R
王者:山本琢也(パラエストラ千葉/第2代GRACHANライト級王者)70.3㎏
挑戦者:植田豊(リバーサルジム新宿Me,We)70.2㎏

▼第12試合 Grandウェルター級王座次期挑戦者決定戦 5分3R
長岡弘樹(DOBUITA/第6代DXFCウェルター級王者)76.9㎏
ウィル・チョープ(アメリカ)76.9㎏

▼第11試合 Grachanフェザー級 5分2R
小島勝志(STYLE PLUS GYM)66.2㎏
アンディタン(Hybrid MMA & Fitness/香港)65.7㎏

▼第10試合 Grachanバンタム級 5分2R
坂巻魁斗(BRAVE/元ZSTフライ級暫定王者)61.2㎏
獅庵(パラエストラ大阪)61.1㎏

▼第9試合 メインイベント1 Grandフライ級王座決定戦 5分3R(延長1R)
松場貴志(ALIVE/第2代GRACHANフライ級王者)56.6㎏
NavE(正道会館Grand-Square/第3代GLADIATORフライ級王者)56.5㎏

▼第8試合 GLADIATORフライ級 5分2R
宮城友一 (DROP/第2代GLADIATORライトフライ級王者)56.4㎏
石綱テツオ(ISHITSUNA MMA GYM)56.3㎏

▼第7試合 GLADIATOR ライトフライ級 5分2R
若林耕平(コブラ会)54.4㎏
児玉勇也(とらの子レスリングクラブ/トイカツ道場)54.4㎏

▼第6試合 Grachanバンタム級 5分2R
伊藤空也(BRAVE)61.8㎏
山内雄輔(RISINGSUN)61.2㎏

▼第5試合 GLADIATORキックルール スーパーヘビー級 3分3R
楠ジャイロ(TEAM JAIRO/IKC無差別級チャンピオン/元 J-NETWORKチャンピオン/ブラジル)117.0㎏
内田ノボル(翔拳道/元MAキックヘビー級王者/初代新日本ヘビー級王者)103.4㎏

▼第4試合 GLADIATORバンタム級 5分2R
大前健太(創道塾)61.2㎏
道端正司(ストライキングジム アレス)60.9㎏

▼第3試合 Grachanバンタム級 5分2R
松本尚大(拳心會)60.6㎏
松本デビルマンレイ (チームソフトコンタクト) 未計量

▼第2試合 Grachanフライ級 5分2R
ねこ☆佐々木(マルワジム横浜)56.8㎏
宮内拓海(TMCジム)55.6㎏

▼第1試合 GLADIATOR フェザー級 5分2R
ワタナベ 関羽 マサノリ(ALIVE)65.4㎏
チハヤフル・ヅッキーニョス(MIBURO)65.6㎏

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント