K-1K-1
K-1
インタビュー

【Krush】剣闘士“俊”「まだまだ僕はベルトを獲りたいと思っています」vs 里見柚己「剣闘士選手を踏み台にするつもりでどんどん上に行く」=2月16日(土)「Krush.98」後楽園

2019/02/06 17:02
【Krush】剣闘士“俊”「まだまだ僕はベルトを獲りたいと思っています」vs 里見柚己「剣闘士選手を踏み台にするつもりでどんどん上に行く」=2月16日(土)「Krush.98」後楽園

(C)Good Loser 

2月16日(土)「Krush.98」後楽園ホール大のKrushスーパー・フェザー級戦で剣闘士“俊”(K-1ジム総本部チームペガサス)と里見柚己(K-1 GYM横浜infinity)が対戦する。

剣闘士“俊”は2018年8月「Krush.91」で明戸仁志に判定負けも、11月「KHAOS.7」『BATTLE of KHAOS』大将戦で長崎秀哉を1R46秒、右ストレートでKO。対抗戦メインでK-1ジム総本部チームペガサスを勝利に導いた。

対する里見柚己は、2018年8月に朝久泰央に判定負けを喫したものの、11月の「krush.95~Krush10周年記念大会~」メインでベテラン山本真弘を2R KOに降し、復活を遂げた。里見vs剣闘士、連勝を飾るのは?

◆剣闘士“俊”、若い選手の壁として立ちはだかる!「一発を当てるために色々と工夫して練習している」

──11月のKHAOSでの試合が終わって、今回の里見柚己選手との試合のオファーを受けた時の心境はいかがでしたか?

「里見選手はすごくさわやかで、若くて良い選手だと思っていたので、試合を組んでもらえて素直に嬉しかったですし、昔からやってみたいと思ってました」

──剣闘士選手自身、KHAOSでのKO勝利で掴んだ手応えはありましたか?

「前々から練習では『一発当てれば倒せる』と思ってたんですけど、結局は当たらなくて連敗という状態が続いてしまって。最近はずっと一発を当てるための工夫をしながら練習してきたんで、それが少しずつ試合で出せるようになってきたのかな、と。当てる一歩手前まで持っていけていたところが、11月のKHAOSではしっかり当たられたという感じです」

――改めて対戦相手の里見選手にはどんな印象を持っていますか?

「僕のジムの選手が試合したこともあるんで、セコンドについて見たこともありますし、前回のメインの試合で山本真弘選手にKOしたのも凄いと思います。スピードマスターと言われるぐらい速い選手に、スピードを競う新旧対決をして制した部分もあると思います。逆に僕は最速どころか最遅ぐらいの選手だと自覚してるんで(苦笑)。普通にやるとパンチも当たらないと思いますが、色々と工夫して一発を当てられたら良いかなと思います」

──ともに11月の大会(剣闘士はKHAOS、里見はKrush)のメインイベントでKO勝利したもの同士の対戦ということで、周囲の期待感も高まっていると思います。

「お互いにKO勝ちしたから組まれた試合だと思うし、僕は今回もKO決着になるんじゃないかなと思ってます」

──剣闘士選手は2019年をどんな1年にしたいと思いますか?

「(軍司)泰斗は同じ大会でタイトルマッチが決まっていて、郷州(征宜)も『K'FESTA.2』への出場が決まりました。僕も記者会見で話したように若い選手の壁になるのもいいのですが、その中でしっかりとベルトを獲って、もっと大きな壁になるようなイメージです。僕はまだまだベルトをしっかり獲りたいと思っているし、ここから結果を残してKrushスーパー・フェザー級のベルトに挑戦したいと思います」

──────────

◆里見柚己、一発で相手を仕留めるパワーでスーパー・フェザー級をかき回す!「格闘技で上に行くためには実力が一番」

──昨年11月のKrush10周年記念大会では、メインイベントで山本真弘選手にKO勝ちという完璧な結果だったと思います。あの日、あのリングに立ってKO勝ちして、どんなことを感じましたか?

「あの日は平日だったんですけど、すごく沢山の人が応援に来てくれました。やっぱりKrushのメインイベントは多くの人たちに見られるもので、タイトルマッチではなかったんですけど、プレッシャーはめっちゃ感じました。自分が勝たないといけないという想いと、メインイベントは勝ち方も問われるという想いがあって。その中でしっかりKO出来たのは、本当に自信にもつながったし、やっぱり周りからも『良かったね!』と言ってもらってお祝いしてもらいました」

──8月の朝久泰央戦では惜しくも敗れてしまいましたが、山本戦は里見選手らしい一発で倒す試合だったと思います。収穫はありましたか?

「前回も課題はたくさんあって、ちょっと大きく一発を狙い過ぎちゃいました(苦笑)。でも、そこもすぐに修正すればいいし、逆に一発で倒せるのは自分の武器だと思っているので、もっとそこに磨きをかければいいかなと思っています。次の試合も3ノックダウンで倒すんじゃなくて、一発で仕留められるようなパワーを作っていきたいですね」

――対戦相手の剣闘士選手にはどんな印象を持っていますか?

「この間のKHAOSを見たんですけど、凄い勢いがあって一発で決めてた選手で、入場とかちょっと派手だなって感じで。この間の試合は本当に素晴らしかったので、それをリスペクトした上で自分がしっかりKOしたいですね」

――ともに11月の大会(剣闘士はKHAOS、里見はKrush)のメインイベントでKO勝利したもの同士の対戦ということで、周囲の期待感も高まっていると思います。里見選手は2019年をどんな1年にしたいですか?

「2018年は小澤(海斗)選手の負けから始まって2勝2敗でした。小澤選手とは正直ずっと再戦したくて、もし小澤選手が階級を上げてきたら絶対に自分と組んでもらいたいです。それは僕の一つの目標として、僕は自分が組まれた試合をどんどんKO勝って上に行きたい。やっぱり格闘技で上に行くためには実力が一番だと思うので、2019年は全試合KO勝ちしたいです」

――スーパー・フェザー級は選手が多い階級ですが、自分の存在感をアピールしたいですか?

「はい。やっぱりファンの人に自分のことを見てもらいたいし、知ってもらいたんで。ファイターは自分が一番だと思ってないと、と強く思います。今回、剣闘士選手には悪いですけど踏み台にするつもりで自分がどんどん上に出て行きます」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント