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【DEEP JEWELS】にっせー大躍進の新設ミクロ級の王座を巡る戦いは、2020年2月と5月に8人開催スタートか

2019/12/20 12:12
2020年、DEEP JEWELSミクロ級のベルトをめぐる戦いが、2月と5月に開催予定であることが、本誌の取材で分かった。佐伯繁DEEP代表は「ミクロ級で、2020年2月と5月でA・Bブロック分ける。8人か6人か、これから調整しますが、7月か8月に決勝となりそうです」と語った。 2019年12月15日に東京・大田区総合体育館で開催された『DEEP 93 IMPACT』では、新設されたDEEP JEWELSミクロ級の5分2Rとして、DEEP女子フライ級王者のしなしさとこ(43.55kg/フリー)とにっせー(44.10kg/フリー)が対戦。 37勝3敗の戦績を誇るベテランの女王に対し、プロMMA1勝1敗・新世代のにっせーが、1R1分51秒、TKO勝ち。組むしなしに対し、離れ際に近距離の右の打撃を当てたにっせーがダウンを奪うと、下からのしなしの足関節狙いも潰してパウンドアウトしていた。 佐伯代表が、「にっせー選手の勝利はありえると思っていました。しなし選手は全盛期ではないし、いまのにっせー選手のモチベーションを考えたら、いくらキャリアに勝るしなし選手とはいえ簡単な勝負にはならないだろうと」と振り返った111秒勝利。 金星を挙げたにっせーがミクロ級戦線で大躍進を果たしたが、敗れたしなしもこのままではいないだろう。2020年上半期開催予定のミクロ級王座決定トーナメントはどうなるか。 にっせー、しなしほか現在、ミクロ級で試合をしている主な選手は玉田育子(AACC)、KOTORI(格闘空手勇拳会)、山崎桃子(リバーサルジム 横浜グランドスラム)、武井藍(本宮塾)、マドレーヌ(メルヘン王国#FIGHTTEAMミチバ)らとなる。 さらに、一階級上からの挑戦者も出てきそうだ。現DEEP JEWELSアトム級王者の前澤智(リバーサルジム立川 ALPHA)は「ミクロ級のベルトも獲れたら」と同時2階級制覇を狙っており、古瀬美月(Y&K MMA ACADEMY)も「ミクロ級でも試合ができそう」とミクロ級戦線参戦を匂わせていた。 いきなり激戦区となってきたミクロ級王座戦線。 本命候補に躍り出たにっせーは試合後、練習場所が無くなるなか出稽古に協力してくれたパラエストラ沖縄など、ジムに挨拶回り。その後、「やっと試合終わって、一人で(動画を)ゆっくり見返しました。まだまだ課題が沢山あるね! これからもっともっと練習して強くなるぞ。格闘技って極められないから面白いよね。とりあえず、試合で出来てなかった所を修正して行こうかな」「これからも鍛えてバケモノになるのでよろしくお願い致します」と、今後の意気込みを記している。
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