堀口が膝の手術後、初めて帰国した(写真は8月の会見時のもの)
元RIZIN&Bellator世界バンタム級王者・堀口恭司(ATT)が、12月18日(水)に拠点であるアメリカ・フロリダ州から約2カ月ぶりに帰国した。
堀口は12月31日『RIZIN.20』にて「RIZINバンタム級(61kg)タイトルマッチ」で初防衛戦に臨む予定だったが、怪我(これまでのダメージの蓄積により練習中に右膝前十字靭帯の断裂と半月板損傷で全治10カ月)により欠場。挑戦者・朝倉海(トライフォース赤坂)との再戦は今大会では中止となった。
11月7日にフロリダの病院で手術を行い、松葉杖をついての帰国となった堀口。堀口恭司公式ウェブサイトによれば、「順調に治っていたんですけど、途中で膝の手術した傷口にばい菌が入ったりして後退して…。でも、それが良くなったので、日本に帰って来られました。良くなって、悪くなって、良くなって、どんどん良くなっています。車椅子を降りて松葉杖になって2、3週間経ったので、あと1週間くらいで松葉杖も取れます。そうしたらギブスだけで歩いていいよって言われています」と、順調に回復している様子。
堀口恭司公式ウェブサイトに掲載された松葉杖をついて帰国した堀口の写真。元気そうな笑顔
怪我をしてからは「ほとんど寝たきりでしたね」と言い、「上半身とかできる範囲で筋トレをやっていました」とトレーニングは続けていた。中止になってしまった朝倉との試合については「リベンジしたかったというのはありますし、みんなが楽しみにしていたのに、それを実現できなかった、という事が一番悔しかったですね。でも、こうなってしまった以上は、休めということだと思います」と、今は気持ちを切り替えているようだ。
そして「(山本)KID(徳郁)さんも前十字靭帯をやっていて、そんな簡単ではない怪我だと思うので、ちゃんと治して、自分の動きをしっかりと取り戻せるよう、リハビリを頑張ろうと思います」と、師匠と同じ怪我を負ったことから慎重に復帰へ向けて動くという。
KIDも2008年に、練習中に右膝前十字靭帯を断裂。手術を受けて成功したが、左手首の骨折もあって2009年5月に復帰して以降は急激に黒星が増えている。そのこともあってか、堀口は「そんな簡単に復帰できる怪我じゃないと言われているので、それをしっかりと覆してやろうかなと思っています」と、決意のコメントをしている。
19日にはReebokのイベントに出演し、ファンからの声援に笑顔で応えていた。
全治10ヶ月で大晦日RIZIN欠場の #堀口恭司 が帰国
— 【公式】CoCoKARAnext / ココロとカラダを整えるマガジン (@CoCoKARAnext) December 19, 2019
怪我の状態は一進一退「簡単な道ではない」https://t.co/S9IGp5HxyI
「KIDさんも前十字靭帯をやっていて、そんな簡単ではない怪我だと思うので...」#RIZIN20 #RIZIN#総合格闘技#ベラトール#MMA@kyoji1012 @rizin_PR