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【UFC】3大王座戦、ウスマンとヌネスがベルト死守、ホロウェイが王座陥落。ヴォルカノフスキー「豪州は凄いだろ」=12.15「UFC 245」勝者コメント

2019/12/16 21:12
日本時間2019年12月15日(日)、米国ネバダ州ラスベガスのT-Mobileアリーナにて「UFC 245」が開催され、3大世界王座戦が行われた。 メインイベントでは、UFC世界ウェルター級王者カマル・ウスマン(ナイジェリア)と挑戦者コルビー・コビントン(米国)が対戦。 UFC10戦全勝のウスマンは2Rから腹攻めなど王者の貫禄を見せるが、10勝1敗の元暫定王者コビントンもサウスポーからジャブを打ち手数で勝り要所で猛攻を仕掛けるなど好パフォーマンスを見せる。3R、上下に打ち分けるウスマンは顔面にもパンチをヒット。これでアゴを骨折したウスマン。勝負どころとなった第5ラウンドには、ウスマンのワンツーの強打を受けたコビントンがダウン。 フィニッシュのチャンスを見出したウスマンがギアを一段階上げてプレッシャーを与え、2度目のダウンを右で奪うとマウントからパウンド連打。コビントンが抵抗できずに防戦一方となり、レフェリーが間に入った。5R4分10秒、TKOでウスマンがウェルター級王座防衛に成功。なお、コビントンの容態については、転位の認められない下顎正中骨折と診断されている。 また、セミメインイベントではマックス・ホロウェイ(米国)とアレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)のUFC世界フェザー級タイトルマッチが行われた。 序盤から左右のローを蹴るなど積極的に攻撃を仕掛けていくヴォルカノフスキーに対し、前足を削られたホロウェイはこれまでと違って動きが鈍く、ラウンドを重ねても有効打は圧倒的にヴォルカノフスキーが多い展開が続いた。 何度か鋭いパンチを当てていったホロウェイだが、ヴォルカノフスキーを倒すほどのパワフルさはなく、打ち返しを被弾。4Rは王者が反撃したものの、5ラウンドにもつれ込んだ一戦は判定3-0でヴォルカノフスキーに軍配が上がった。結果、ホロウェイのフェザー級連勝は「14」で途切れ王座陥落。新フェザー級チャンピオンに輝いたヴォルカノフスキーは「マックス・ホロウェイの距離で戦わせなかった。オーストラリアにベルトを持って帰るよ」とケージのなかで語った。 UFC世界女子バンタム級王座をかけたアマンダ・ヌネス(ブラジル)とジャーメイン・デ・ランダミー(オランダ)の一戦では、1ラウンドにヌネスがテイクダウンから肩固めに入るなどフィニッシュまであと一歩と迫るも極めきれず。2Rにはランダミーが右ハイ、首相撲ヒザを当ててヌネスに鼻血を出させるも、フルラウンドにわたりテイクダウンゲームをしかけたヌネスがユナニマス判定で王座防衛を果たしている。 なお、アーリープレリムでは、PANCRASE女子ストロー級王者のヴィヴィアニ・アロージョ(ブラジル)がジェシカ・アイ(米国)と対戦。当初フライ級戦だった試合はジェシカの5ポンド体重超過により、131ポンドのキャッチウェイト戦に。試合は1Rに右が当てテイクダウンを奪ったヴィヴィアニが先行したものの、2Rのテイクダウンを立たれスタミナを消耗。3Rには右の有効打を当てたジェシカが優勢に。接戦ながら3者が29-28でジェシカを支持し、判定3-0でヴィヴィアニが敗れた。オクタゴン初黒星のヴィヴィアニは本来のストロー級で戦うことは出来るか。 次回、UFCは舞台をアジアへと移し、12月21日(土)に韓国・釜山のサジク・アリーナにて2019年のトリを飾る“UFCファイトナイト釜山”が開催される。 メインイベントでは、ブライアン・オルテガの欠場により、フランキー・エドガー(米国)が参戦。地元韓国の英雄“ザ・コリアンゾンビ”ジョン・チャンソンとフェザー級で対戦するほか、同じくフェザー級で韓国のチェ・ドゥホがチャールズ・ジョーデイン(カナダ)と対戦。バンタム級ではカン・ギョンホが中国のリュウ・ピンユエンと対戦し、ライトヘビー級でヴォルカン・オーズデミア(スイス)vsアレクサンダル・ラキッチ(オーストリア)が対戦するなど、13試合が予定されている。 UFC 245試合結果&勝者コメント 現地時間2019年12月14日(土)、日本時間15日(日)T-Mobileアリーナ(米国ネバダ州ラスベガス) 【メインイベント】 ▼UFC世界ウェルター級選手権試合 5分5R○カマル・ウスマン(ナイジェリア)[5R 4分10秒 TKO]×コルビー・コビントン(米国) ◆カマル・ウスマン「アイツに敬意を払うべきことだと学ばせてやる責任があった」 「オクタゴンに向かう入場では、とにかく自分のグルーブをつかんで、それ以外のことは考えないようにする。入場曲はあまり理解されないけど、ゼン(禅)のような形で俺らしくいることがすべてだと思っている。平静さを持って、オクタゴンに入るときにはナイジェリアのナイトメアになる。 試合はラウンドごとにしっかりと行った。向こうが俺とはレスリングできないと分かっていたし、こっちには世界最高のコーチ陣がいるから、俺に何もできないと思っていた。もしそういうヤツらが俺にレスリングを仕掛けてこようものなら、それがいかに最悪のことかを思い知るだろう。みんなに俺はスタンディングで行って、アイツをノックアウトすると言っていたし、その通りになった。 向こうはシュートを狙わなかったけど、俺はやりたいようにやった。ボディにハードに打ち込んでいたし、ソフトだからあいつに打っていくのが良かった。特定の場所に打ち込むことは特に心配していなかったし、できるタイミングで何度も何度も打ち込んで行きたかった。 この試合に向けてあいつがいろいろと言っていたから、これが敬意を払うべきことだと分かっただろう。俺には試合に出て、アイツに学ばせてやる責任があった」 【セミメインイベント】 ▼UFC世界フェザー級選手権試合 5分5R×マックス・ホロウェイ(米国)[判定3-0] ※47-48、45-50、47-48〇アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州) ◆アレックス・ヴォルカノフスキー「豪州はスゴイだろ? これでベルトが2本。UFCで俺たちがただの数字としてしか見られていなかった日々はそう遠くない昔だ。これで俺たちは頂点に立つ」 「まだしっかりと理解していないような気がするけど、新フェザー級チャンピオンだ! 時々、起きてさえいないんじゃないかと思うことがあったから、仕事を果たせるように冷静さを保つようにしている。攻防戦だったと思うけど、自分のセコンドが『ちゃんとやれているぞ』と教えてくれたから、しっかりやれた。 50-45だと聞いてすぐに、自分が満点だと思った。最高だ。家族と離れて家には2人の子供がいる。すべては家族のため。家族と離れて過ごす時間は死ぬほどつらいけど、彼らのための、ちょっと早いクリスマスプレゼントだ。 フェザー級は常に最高かつ尊敬に値するチャンピオンがいて、いつも次の挑戦者がすぐ後ろに控えている状態だ。それはすごいことだと思う。挑戦権を得ても実現させられなかった人がたくさんいるから、俺はチャンスを得たら実現できるようにしたいと思っている。もしUFCが本当にマネーファイトを望むならやるよ。ウソはつかない。でも、俺はそれに相応しい人に与えてほしい。そして俺が勝つ。 オーストラリアはスゴイだろ。最高のことをやっていると思っている。これでベルトが2本。UFCで俺たちがただの数字としてしか見られていなかった日々はそう遠くない昔だ。これで俺たちは頂点に立つ。その手助けに一役買えてうれしいよ。みんな、パーティーで大騒ぎしているだろうから、俺も騒ぐぜ」 【メインカード】 ▼UFC世界女子バンタム級選手権試合 5分5R○アマンダ・ヌネス(ブラジル)[判定3-0] ※49-44、49-46、49-45×ジャーメイン・デ・ランダミー(オランダ) ◆アマンダ・ヌネス「ストライキングのタイミングが合わなくて、テイクダウンでいこうと思った」 「ゲームプランは5ラウンドを戦ってテイクダウンを仕掛けることだった。2回、サブミッションを極められそうだったけど、ミスしてしまったから直さないと。ちょっとテクニックがダメだったけど、必ず直して次は極めてみせる。 正直、今日はちょっとうまくできなかったけど、私はチャンピオンだから、常にプランはAもBもCも、それ以上を考えている。最初のプランでうまくいかなければ次のプランに行くだけ。今日はストライキングのタイミングが合わなくて、テイクダウンでいこうと思った。 ジムではすべてのトレーニングに取り組んでいるし、特に悪い位置の練習は力を入れているから、彼女がサブミッションでサプライズを仕掛けてきた時も問題なかったわ。あれは悪くなかったと思う。ジャーメインのタイミングがとても良かったけど、向こうの攻撃は何もかもがかなり重くて、だからテイクダウンで攻めるのは楽だった。トレーニングを積んできたことだったから、満足しているわ」 ▼バンタム級 5分3R○マルロン・モラエス(ブラジル)[判定2-1] ※29-28、28-29、29-28×ジョゼ・アルド(ブラジル) ◆マルロン・モラエス「俺の方がうまく当てていて、スコアも上だった」 「アルドはプレッシャーのあるファイターだから、ファンのみんなは彼が勝ったと思ったと思うけど、このスポーツを理解している人でこの試合を見ていた人に聞けばきっと、俺の方がうまく当てていて、スコアも上だったって言うはずだ。十分やったと思っていた。自分にはこれが必要だったし、勝たないといけなかった。タイトル戦で失ったものがあるとして、それを取り戻すには勝つしかなかったんだ。家族がいる。彼らを養っていかないといけない。それだけさ。次がどうなるかは分からない。接戦だったから、彼らがもう一度と言うなら俺はその覚悟だ。今は少し休んで友人や家族と過ごしたい」 ▼バンタム級 5分3R○ピョートル・ヤン(ロシア)[3R 0分43秒 KO]×ユライア・フェイバー(米国) ◆ピョートル・ヤン「ユライアは俺がトップに上り詰めるには倒す必要があった」 「UFCでのキャリアがこんなにも早く前進していることが本当にうれしい。そのために必死に頑張っているし、簡単ではないこと。今年はたくさん試合をした。こんなにも大きな勝利で1年を締めくくれてうれしい。 ユライアはUFCでものすごく有名だし、自分がアメリカでもっと有名になりたいというのもある。ユライアは何度もタイトルをかけて戦ってきた人だから、俺がトップに上り詰めるにはそういう相手を倒す必要がある。UFC 245は今年最大のイベントだし、その一員になれたのは名誉なこと。このイベントはかなり注目されているし、自分にとってはUFCでの次のチャプターに向けて大きな後押しになるはずだ。少し休んで状況を見てみないといけない。外側から物事がどう動くのかを確かめて、マネジャーと話してそこからどうするか決めていく」 【プレリム】 ▼ウェルター級 5分3R○ジェフ・ニール(米国)[1R 1分30秒 TKO]×マイク・ペリー(米国) ◆ジェフ・ニール「俺の進む道にいる相手と戦っていく」 「正直、UFCではずっと最高の時間を過ごせている。まだまだやるべきことはたくさんあるけどね。5勝0敗も、あっという間に5勝5敗になるかもしれない。本当にうれしいし、ダラスのフォーティスMMAというチームが支えてくれることは幸運だと思っている。みんながハードワーカーだし、お互いに切磋琢磨している。トップ10を狙い、ベルトを狙っている。やってみせる。ペリーのような相手と戦って、これだけ素早く決められたのは最高だね。 戦闘の覚悟はあった。死ぬときは死ぬさ、だろ? 相手の考えもそうだから俺もそうした。ちゃんと合わせないとな。こうなるとは予想していなかったから、うれしくてしょうがなかった。ここからあっという間に変わってしまうかもしれないから、それはそれでそのうち分かる。ダメージはほとんどない。来年はまた3試合か4試合したい。来年の末にはタイトルコンテンダーか、すでにベルトを持っていたいと思っている。俺の進む道にいる相手と戦っていく」 ▼女子バンタム級 5分3R×ケトレン・ヴィエラ(ブラジル)[1R 4分51秒 KO]〇アイリーン・アルダナ(メキシコ) ◆アイリーン・アルダナ「今年4試合目だったから、アクティブさでは私にアドバンテージがあった」 「間違いなく私のキャリアで最大の勝利。彼女は無敗だったし、この階級でランキング2位の選手だから、当然、次のタイトル挑戦者候補だった。とてもタフで、本当に尊敬している。この試合に勝ててとてもうれしいし、これまで戦ってきた中で彼女が一番タフなファイターだった。彼女は少し休んでいて、アクティブさでは私にアドバンテージがあった。今年の4試合目だったから、この試合のために1年かけてトレーニングしてきたようなものね。でも、しばらく休んで復帰するときにモチベーションが高い人もいるし、それは経験したことがあるから、どうなるかは分からない。私もケガをして、復帰するときはそれまでで一番ハングリーだったしね。ノックアウトできたことも本当にうれしい。UFCで足りなかったことのひとつよ。コーチに、なんで私はもうノックアウトできないんだろうって聞いていたの。前はノックアウトできていたのに。ちょっと疑問があったけど、今はコーチたちを信じ、トレーニングを信じられている。次のレベルに向かって駆け上っているところよ」 ▼ミドル級 5分3R×イアン・ハイニッシュ(米国)[判定0-3] ※28-29、28-29、28-29〇オマリ・アフメドフ(ロシア) ◆オマリ・アフメドフ「トップ10ファイター入りが達成できたと思っている」 「俺にとっては最高の1年だ。UFCでトップ10ファイターになるのが目標だったから、これで達成できたと思っている。今日はもっとうまく戦えたんじゃないかと思うけど、いろいろとケガもある。肩を手術して、ヒザにもいくらか怪我があるけれど、幸い、すべてうまくいった。最後は自信も持てたし、最初の2ラウンドは俺が取っていたのは間違いない。最後のラウンドはもしかすると落としているかもしれないけど、結局は俺の勝ちだと思っていた。今は完全に体を回復させたい。2カ月前に戦っているから、少し時間が必要だ。2020年の終わりにはベルトをかけられるトップコンテンダーになっていたい」 ▼ウェルター級 5分3R○マット・ブラウン(米国)[2R 4分55秒 KO]×ベン・サンダース(米国) ◆マット・ブラウン「セコンドにマーク・コールマンについてもらえて最高だった」 「勝とうと思わなければ入場すらしない。ベンに対して自分にできることが分からなければ、休みを取った後に戻ってこようとも思わなかったし、うまくいった。ケージの反対側に誰が立つにせよ、オクタゴンにいるのが好きだ。ベンは最高のヤツだけど、ドアが締まれば戦争だ。正直、この先のプランは分からないし、どうなるかはそのうち分かるだろう。セコンドにマーク・コールマンについてもらえたことは最高だった。彼の存在感やその知識が味方なのはかけがえのないこと。ものすごく大きな助けになった」 【アーリープレリム】 ▼フェザー級 5分3R○チェイス・フーパー(米国)[1R 4分34秒 TKO]×ダニエル・テイムル(スウェーデン) ◆チェイス・フーパー「コンテンダーシリーズが間違いなく役に立った」 「(20歳で)UFCで初めての勝利を挙げられて最高だ。これだけドデカいイベントでプレッシャーに押しつぶされすぎずに良い仕事ができたんじゃないかな。メディア対応とかすごく楽しかったから、いい旅になったかな。コンテンダーシリーズが間違いなく役に立った。あのショーの前は試合に向けて写真撮影したこともなかったし、インタビューを受けたことも、何もかもやったことがなかったから、そこから一歩抜け出せていたのがよかったと思う。フェイスオフのときに相手がちょっと近づいてきて、トラッシュトークもあったけど、ハイライト映像にはもってこいになったね。自分はプロとして居続けようと思ったし、俺には何の影響もなかった。2020年は忙しくしたい。OKが出る限りは忙しくしていたいな。怪我がなければロースターを駆け上がっていけるように頑張る。21歳以下の人がラスベガスでどれだけお祝いできるのか分からないけど、楽しむ方法を見つけてみるよ」 ▼フライ級 5分3R○ブランドン・モレノ(メキシコ)[判定3-0] ※30-27、29-28、29-28×カイ・カラ・フランス(ニュージーランド) ◆ブランドン・モレノ「リリースされて傷ついた。今はもっと賢く戦って集中するだけ」 「最高の気分だ。今はすごく心が穏やかだ。昨年、UFCにリリースされて、あのときは自分の人生でかなりダークな時期だった。LFAで戦うことにして、そこでフライ級王者になってから気持ちが上がり始めたけど、ずっとUFCにカムバックしたかった。9月に復帰したけど引き分けだったから、全然ダメだったけど、これでようやくまた正式な勝利を手に入れられたし、うれしい。ここから小さくても一歩ずつすべてを乗り越えながら、いろんな部分にこだわっていきたい。1年か2年前にはこの階級でトップファイターだったけど、それでもリリースされて傷ついた。今はもっと賢く戦って、次のことに集中するだけ。ランキング5位だから、次の試合が本当にかなりハードになることも分かっているけど、その覚悟はある」 ▼女子131ポンド契約 5分3R○ジェシカ・アイ(米国)※フライ級から5ポンド体重超過[判定3-0] ※29-28、29-28、29-28)×ヴィヴィアニ・アラウージョ(ブラジル) ◆ジェシカ・アイ「いろいろと問題があった」 「勝利街道に戻って来られて本当に嬉しい。キャンプを進めていく中で今回の試合に勝つことが私にとってはとても重要だった。確かに、いろいろと影を落とす失敗(※体重超過)もあったけど、試合に出てみんなに教えてもらったことをすべて見せられれば、きっと結果はついてくると思っていた。たぶん、今日は違うファイターとしての私を見せられたんじゃないかしら。何よりも大事なのは教えてもらったことをすべて披露する姿をコーチたちに見てもらえたこと。それが一番大きい。ここに来るまでにいろんなことを証明しないといけなかった。 しばらくは自分にもかなり厳しくしていて、そうしたらかなり悪い背中痛になってしまったの。だから、そこから戻すのがかなり大変だった。コーチは別として、もう1人、大きな違いをもたらしてくれた人がいる。UFC PI(パフォーマンス・インスティチュート)のボー・サンドバルよ。背中や体をもう一度強くするためにずっとつきっきりで支えてくれたし、本当に素晴らしい人。ずっと側で、私がジェシカ・アイだってこと、世界でトップの一人なんだってことを思い出させてくれたし、それが本当に支えになった。今はちょっと遊んで、健全に過ごしたいわ。確かに、今週はいろいろと問題があったし、それについては申し訳なく思っているけど、そういうのはすべて2019年に置いていく。そして2020年を突き進むのみよ」 ▼ミドル級 5分3R○プナヘレ・ソリアーノ(米国)[1R 3分17秒 KO]×オスカル・ピエホタ(ポーランド) ◆プナヘレ・ソリアーノ「コンテンダーシリーズのおかげ」 「こうなればいいなと思っていた通りになった。説明はできないんだけど。事前にコンテンダーシリーズに出られてラッキーだったと思う。あのおかげで、ビッグステージに立つ感覚を経験できた。どういうふうになるのか予想できていたから、ずっとド緊張しているだけじゃなくて、少しは楽しめた気がする。相手を痛めつけたときは殺したいとしか思えなかったけど、向こうに当てたパンチはどれもこれも大丈夫そうに見えた。だから、息を整えてスローダウンするのに少し時間をかけたんだ。将来有望だな。できるだけ早くトレーニングに戻りたい。もしかしたら1週間のオフを取らないといけないかもしれないけど、その後はスキルを磨いて、もっともっとうまくなりたい。そういうのが好きだからな」
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