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インタビュー

【RIZIN】神龍誠に挑戦するトニー・ララミー「彼は自分がいる以上はずっと二番手の選手」「将来MMAのファンたちが振り返った時に、MMA=トニー・ララミーと思ってもらえるような選手になりたい」

2026/11/06 13:26

2番目に得意としている打撃で世界一になる


――今回、RIZINの事前の特集番組が、すごくファンの間でも反響がありましたけど、新しくララミー選手のファンになった人たちに向けて、どういうタイトルマッチにしたいかとか、何か考えてること、メッセージみたいなのはありますか。

「自分は戦うときに、毎回、自分がどういうファイターなのか、そしてどういう人間なのかを表現するために戦っていると感じています。その中では常にペースを上げて、自分から試合展開を作っていく。そうすることによって、自分がこの競技においてベストで、一番であることを証明できる、と思っています。自分の中では『勝利』と『圧倒的な勝利』は、すごく差があると思っていて。自分は常に、圧倒的な勝利を目指して戦っています。

 ただの勝利を目指すのであれば、自分は結構ラクに、どういった相手でも、もっとラクに勝てると思います。あえて圧倒的な勝利を目指すことによって、自分の生き様っていう部分が見せられると思いますので、そこを狙いに行く。自分のスタイルを見てもらいたいです」

――2015年に、お兄さんのトッド・ジョンが、パンクラスでデビューしてると思います。そのときは、TJは日本のことを知っていた? あるいは、セコンドで一緒に来てたりしてたんでしょうか。

「格闘技のキャリアは、兄と2人で二人三脚でやってきました。あの試合のことはよく覚えてます。あれはテレビ番組の一部か何かで、TJが日本で試合するっていうことがすごく話題になってたんですよね。自分は8歳ぐらいからアニメを通して日本の文化だったり、日本のファンだったので、そういった機会を兄がもらえてすごく嬉しかったです。自分もいつか日本に行ってみたいっていう夢を持っていたので。それで、今こうやって自分が実際に日本で戦ってるっていうのは、本当にクレイジーなことだなと思います。

 自分自身、TJが日本に行って戦うことをすごく楽しみにしてましたし、彼が実際に戦った後で、自分もいつか行きたい、戦いたいと思っていたら、まさに今、こうなっているので。もう2年間、自分が日本で戦っているとはあのときは夢にも思いませんでした。そういった抱いていた願望が実際に現実になっていて、すごく嬉しいです」

――先ほど神龍選手について、ファイトしてこない、ポイントゲームだ、っていう言葉もありました。扇久保選手との試合では、グラップリングの固め技とかも見せていましたけど、今回のマンド・グティエレスとかとの練習では、そういった神龍選手のグラップリングの具体的なところを想定しながら練習してきた、という感じでしょうか。

「そうですね。マンドはもう数年前から知ってる良き友人で。何度も練習してきています。彼はサウスポー、そしてテイクダウンをすごく強い武器としていてバンタム級の選手なので、グラップリング重視っていうことでは、すごく神龍選手のスタイルに似ている。ただ、彼を呼んだのは、そういった特別な細かい、シチュエーションを想定して呼んだわけではなくて。彼のスタイルが神龍に似ているという部分で、たまたま噛み合ったと思います。神龍選手よりもアグレッシブなので、神龍選手がどれだけアグレッシブに来ても、そこを迎え撃てるぐらいの想定はして練習はしてきました」

――冒頭のお話の中で、今回減量だったり、コンディション作りが過去一とおっしゃってましたけど、今回それは特別なことをしたんでしょうか。

「そうですね。密着動画でも触れてたと思うんですけれども、本当にキャリアの大半は結構適当に準備していて中途半端な選手だったなって思っていました。ただ、それでもローカルの舞台では全然勝てていたので、自分自身の時間と労力を完璧に、全てにおいて投資はしてなかったんだなと感じています。

 それが伊藤選手に負けてから、これではダメなんだと気づいて、生活を改めて、自分の時間と労力に全て格闘技にコミットするようにしてから本当に全てが変わって、調子が良くなってきたと思います。もちろん180度、自分の考え方とか生活を変えてから、すぐに結果は出ないと思いますけれども、ちょうど1年以上経って本当にアスリート、ファイターとして完璧な生活を心がけるようになって1年経つので、ようやく自分の体がこの習慣と生き方に慣れてきて、いま成果が出始めてきてるんじゃないかと思っています。

――先ほど試合イメージの中で、2R、3Rあたりで勝負を決めていくとのイメージをされてたかと思うんですけど、グラウンドに関しては自分にとっても勝負どころの1つでもあると考えてますか。

「神龍選手のグラウンドは全く心配していません。皆さん軽視しがちなんですけど、自分はダンテ・リオンの黒帯を持ってますので。実際、どっちかといえば私はグラップラーなんですね。ただ、先ほども言ったように、戦いの中で自分を自己表現するっていう中では、打撃で試合の展開を作っていく選択をしている感じになります。

 あとは自分が2番目に得意としている打撃で世界一になる、自分の最も得意としている部分ではないところで相手を圧倒することができれば、それは自分が本当に世界一でベストだ、という証明にはなるのではないでしょうか」

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