数島との再戦へ「倒す自信はあります」

――相手の数島選手とは2度目の対戦になります。前回から約1年半がたっていますが、実際に拳を交えたからこそ感じた強さや、やりづらさはありますか。
「フライ級でチャンピオンにもなっているので、実力はちゃんとある選手です。練習も一緒にやったことがあるので、うまいなというのはありますね。左ストレートの速さや的確さは、サウスポーの中でもだいぶ抜けているのかなと思います」
――数島選手は前回、長谷川選手をKOしました。衝撃的な試合内容だったと思いますが、ご覧になりましたか。
「見ました。あれはびっくりしましたね。さすがに、KOだったら逆かなと思っていたので」
――数島選手も前回の政所選手への敗戦を経て、階級を上げ、確実にステップアップしていると思います。特に警戒しているのは、先ほどおっしゃった左ストレートですか。
「そうですね。右フックもうまいですけど、倒しているのは左ストレートなので、そこは警戒しつつ。最近は左ハイキックも蹴っているイメージがあるので、左の攻撃がメインになってくるのかなと思います」
――サウスポースタイルの選手に苦手意識などはありますか。
「サウスポーは意外と得意というか。サウスポー相手の戦績は、多分そんなに悪くないと思うので」
――特に苦手意識や、やりづらさはないと。
「はい。あまりないです」
――どんな試合展開を想定していますか。5ラウンドをフルに戦うのか、それとも短期決戦になるのか。
「もちろん、理想では早めにKOで勝ちたいと思います。でも、5R戦えるように仕上げてきたので、ポイントでしっかり勝てるというイメージを持ちながら戦おうと思っています。1R、1Rを大事にして、組み立てていきたいですね」
――丁寧に試合をつくっていって、倒せるところで倒すイメージですか。
「はい。チャンスがあれば、もちろん倒しにいくという感じです」
――ずばり倒す自信はありますか?
「あります。倒す自信は。いろいろなパターンをやってきたので、どれかはハマると思います。組み立てていく中で、当てにいけたらいいなと思っています」
――今回は年内最後の後楽園大会で、メインイベントを任されました。ここを勝って来年につなげるという意味でも、ご自身の中で決めていることや、来年やりたいことはありますか。少し気が早い話ではありますが。
「大﨑選手、龍心ともまたやりたいなというのはあります。ただ、階級を上げても面白いかなと思ったりもしています。そこも視野に入れつつ、という感じですね。ONEの時は上の階級だったじゃないですか。あの時は減量がほぼなかったんですけど、動きやすい感じがしたんです。パワー負けもそんなに感じはしなかったので、階級を上げることも視野に入れています。ずっと同じ階級でやってきて、相手も一緒になってきているので、違う相手ともやりたいというのはあります。階級アップも視野に入れながら、という感じです」
――ずっと53kgにこだわって戦ってきたんですよね。負けた相手にリベンジもしたいと。
「リベンジもしたいですし、いろいろなことをやりたいなというのもあります。今までは53kgにこだわりまくっていたので、逆に選択肢が狭かったかなと思うんですけど、チャンピオンになれば広がっていくと思うので、いろいろ広げていきたいです」
――実際にベルトを取って、経験を得て、やりたいことの幅も広げていきたいということですね。
「そうですね。チャンピオンになってから、いろいろ発言したいなと思っていたので。なってからがスタートです。そこから、いろいろ広げていきたいです」
――53kgのベルトは、そうそうたるメンバーが巻いてきました。あのベルトを腰に巻いて、勝ち名乗りを受けるイメージはできていますか。
「はい。もう夢で2、3回勝っていますね」
――試合の夢を見るんですね。
「夢を見ましたね、2、3回。5Rフルぐらいで見ていました」
――じゃあ、起きた時は笑っていますよね。
「はい、笑っていますね。獲ってたわ、夢やなと(笑)」
――長年の悲願でもありますし、ずっと応援してきたファンの皆さんもいると思います。そういう方たちには、どんな景色を見せたいですか。
「ずっと悔しい思いをさせてきていると思うので、全員で最高の景色を見て、そこから、その先がまた楽しみになるストーリーをつくれるように、いろいろ考えていきたいと思っています。まずはこのベルトを巻いて、しっかりみんなで喜び合いたいなと思いますね」
――最後に、今回も応援してくれるファンの皆さんへメッセージをお願いします。
「いつもありがとうございます。4回目で、だいぶ長い道のりではあったんですけど、今回しっかり勝ってベルトを巻いて、また次のステップに進みたいと思います。今まで以上の試合を見せたいと思うので、皆さん、最高の応援をよろしくお願いします」




