ONE3連勝でTEAM TEPPEN初の本戦契約選手となった嵐舞(C)ONE Championship
2026年10月30日(金)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights 176&The Inner Circle 36』(U-NEXT配信)に、今週は4人の日本人選手が出場する。
『The Inner Circle 36』の第1試合(全体の1試合目)で、嵐舞(TEAM TEPPEN)がONEバンタム級(-65.8kg)キックボクシング3分3Rでエヴァン・ガンブート(フランス/Elite Fight Club/KBCM)と対戦。

嵐舞はTEAM TEPPENの新鋭サウスポー。2023年10月に『Stand up』でデビューし、2024年5月には『RISE』に初出場した。2026年1月にONE FF初参戦を果たすと、チャラムカオをヒザ蹴り連打でKO。3月の2戦目ではフランスのヴェリハン・パリットから左フックでダウンを奪って判定勝ち。5月に中国のイー・ヌオに初回KO勝ちすると本戦契約を獲得。しかし、8月の『ONE SAMURAI 2』で体重超過の末に北野克樹にKO負けを喫した。戦績は4勝(2KO)2敗1分。今回が再起戦。
対戦相手のガンブトは、今回がONE初出場となる。身長180cm、主にフランス国内のキックボクシング・ムエタイ興行で頭角を現してきた24歳の若手選手。2024年9月にはベルジャン・ペポシと対戦したが、判定負けを喫している。
『ONE Friday Fights 176』の第1試合(全体の6試合目)には羅司(TEAM TEPPEN)が登場し、ONEストロー級(-56.7kg)キックボクシング3分3Rでスーパーベスト・ウィナームエタイ(タイ)と対戦。

羅司は2022年5月にRISEでプロデビュー。伊東龍也にKO負けの苦いデビュー戦となったが、その後は2KOを含む3連勝。2023年10月に遠山翔太に判定で敗れ、2024年5月は相沢晟と引き分け。その後は怪我でブランクが開いたが、2025年7月と12月にKROSS×OVERで2連勝を飾った。2026年8月、ONE FFに初参戦するとアゼルバイジャンのヴサル・アリエフに右フックで初回KO勝ち。パフォーマンスボーナスも獲得した。
スーパーベストは28歳。身長163cmでONEには初出場。
第2試合(全体の7試合目)のONEフライ級(-61.2kg)MMA5分3Rには、秋田虹芽(心技道場)が初出場。同じく初出場のプラシャント・グダ(インド/ニュージーランド/Oliver MMA)と対戦する。
秋田はK-1アマチュアなどジュニアキックボクシング経験を経て、MMAへ転向。関西を中心に開催されている『TWOFC』や『WARDOG CAGE FIGHT』のオープニングファイト等に出場し、戦績は3勝無敗。リングネームには白川陸斗と同じ“Dark”のミドルネームが入る。
第3試合(全体の8試合目)のONEストロー級(-56.7kg)キックボクシング3分3Rでは、水野夢斗(TEAM TEPPEN)がONEストロー級キックボクシング3分3Rで、ニハド・タグヒザデ(アゼルバイジャン/Glory Sports Azerbaijan)と対戦。

水野は2024年4月にDEEP☆KICKでプロデビュー。Stand up King of Rookie 2024 -51.5kg級で優勝し、以後はRISEを主戦場にしている。2025年8月にONE FF初出場、中国のルオ・チェンハオに判定勝ちを収めている。その後はRISEで2勝2敗、元Innovationフライ級王者の松田虎之介には初回TKO勝ち。戦績は8勝(3KO)3敗のサウスポー。ワンツーからの飛びヒザを得意とする。
タグヒザデは2026年7月にONE FF初出場を果たしたが、ペットシアムの蹴り技に圧倒されて初回TKO負けを喫しており、今回が2戦目。
また、『The Inner Circle 36』のメインイベント(全体の5試合目)ではヌンスリン・チョー・ケットウィナー(タイ)がアクラム・ハミディ(アルジェリア)とONEアトム級ムエタイ3分3Rで対戦する。

ヌンスリンは9歳でムエタイを始め、14歳でバンコク・スポーツスクールのアスリート枠に編入。国立スポーツ大学時代には、世界大学生ムエタイ選手権で金メダルを獲得している。大学卒業後はインストラクターとして国立スポーツ大学に務め、ナショナルチームを育成。同時に選手活動を続け、2023年3月からONE Friday Fightsに参戦。
2025年9月、吉成名高のライバルになると目されていたソンチャイノーイからダウンを奪って勝利し、本戦契約を獲得。11月の日本大会で名高と初代ONEアトム級ムエタイ世界王座を争ったが、名高のテクニックに屈してONEでの初黒星を喫した。3月もペットに敗れ連敗となるも、6月にソンチャイノーイとの再戦で判定勝ち。「あと2試合してから吉成名高とのリマッチに臨みたい」と、名高へのリベンジを口にした。ONEでの戦績は7勝(2KO)2敗。
ハミディはWKN世界K-1フライ級(-54.9kg)王座やISKA世界フライ級(-53.5 kg)K-1ルール王座などを獲得。来日経験のあるサンベル・ババヤンやフレッド・コルデイロに勝利しており、2018年9月にはK-1に初来日したが武井由樹に1RでTKO負けしている。ONE FFには2023年6月から参戦し、ジョムホートに勝利もプラジャンチャイには敗れた。フランスでの3連勝を経て2024年6月、元ラジャダムナンスタジアム王者ゴンチャイにパンチの連打で初回KO勝ちしたが、9月の2戦目はサムエーに初回KO負け。2026年7月、ワッチャラフォンに判定勝ちで再起した。
ヌンスリンを破れば、名高の防衛戦の相手として急浮上することは間違いなく、ハミディにとっては大きなチャンスが訪れた。





