2026年10月17日(土)東京・有明アリーナにて『ONE SAMURAI 4』(U-NEXT配信)が開催された。
第12試合のONE世界バンタム級(-65.8kg)キックボクシングタイトルマッチ3分5Rで、王者ジョナサン・ハガティー(英国)に挑戦した秋元皓貴(EVOLVE MMA/POD)は3R42秒、レフェリーストップによるTKOで敗れ王座奪還はならなかった。
しかし、秋元のマネージャーが18日にInstagramにて「今回の試合について、試合映像をご覧いただければ分かる通り、試合中のルール違反行為について、抗議いたします」と、ハガティーにルール違反行為があったと指摘。ONEへ抗議すると投稿した。
該当箇所は、ハガティーがヒザ蹴りを顔面やアゴに突き上げた際、頭部を抑えるようにしてヘッドダウンさせていたこと。
「ONEのキックボクシングルールでは、相手の身体を手で押さえ、引き込んで膝蹴りを行う行為は禁止されています。事前のルール説明でも明確に説明されており、リング上でも足のキャッチやクリンチについての注意がありました」と、本来ルールで禁止されていた行為がフィニッシュにつながる一撃にあったとする。
この投稿は海外でも取り上げられ、英訳されて伝わり議論を巻き起こしている。
同日夜、秋元のマネージャーは再びInstagramに投稿。「今回の抗議は、私たちチームが選手の安全を守ること、そしてすべての選手がルールに基づき、公平に戦える環境を守ることを第一に考えております。1度目の抱え込み膝蹴りのダウンの際レフェリーから注意はなく、その後すぐに2度目の同様の行為がありましたがその際も注意はありませんでした。これにも問題があると考えています」と、事実上勝負を決した最初のダウンとなったヒザ蹴りだけでなく、レフェリーストップ前のヒザ蹴りにも同様の行為があったと指摘。
「ONEのルールに同意したうえで試合が行われた以上、『ONE CHAMPIONSHIP THE GLOBAL KICKBOXING RULE SET (CAGE)』に基づき、公正な判断がなされるべきです。過去の前例にとらわれることなく、ルールに基づいた正当な判断が下されることを求めます」と、ONEのルールブックの画像、実際の試合映像と画像と共に投稿。“正当な判断”をONE審判団に求めるとした。
なお、「秋元皓貴は現在、回復に向けて治療に専念しております」と、秋元本人は試合で負ったダメージ(鼻骨骨折および鼻根部の裂傷)の治療中だと伝えている。