2026年10月17日(日本時間18日)、カナダ・エドモントンのロジャーズ・プレイスにて『UFC Fight Night: Buckley vs. Malott』(U-NEXT/UFC Fight Pass配信)が開催された。
▼メインイベント ウェルター級 5分5R〇マイク・マロット(カナダ)15勝2敗1分(UFC 8勝1敗)※UFC5連勝 13位(META)[2R 2分32秒 KO]×ホアキン・バックリー(米国)21勝9敗(UFC 11勝7敗)10位(META)
地元カナダのマロットは、UFC4連勝中。21年のDWCSからUFCデビューから3連勝も、ランカーのニール・マグニーに3R 逆転のTKO負け。トレヴィン・ジャイルズを2R KO勝ちで再起を果たすと、チャールズ・ラドキ、ケビン・ホランドに判定勝ち、26年4月の前戦でギルバート・バーンズに3R TKO勝ち。34歳。
米国のバックリーは、2023年にミドル級からウェルターに落とし、24年12月にはコルビー・コビントンに3R TKO勝ちするなど6連勝も、ここ2戦はカマル・ウスマンとショーン・ブレイディに組み伏せられていずれも判定負けで2連敗中。32歳。
1R、オグローブタッチ無し。オーソのマロットにサウスポーで詰めるバックリー。マロッとは右ミドルを届かせる。バックリーは右ジャブのダブルを突いて左から右のフックで飛び込み。バックステップでさばくマロットは、歩いて右ミドル。左から右を届かせる。
バックリーの押し戻しに右前蹴りを腹に突くと、バックリーは右から左オーバーハンド。かわしたマロットは左ジャブから右をヒット。
右前蹴りのマロットをかわしたバックリー。続く右インローに左から右のカウンターで前に出るバックリー。再び右ローのマロットに左フックを胸元に当てて右の返しは空振り。
地元のマロットに大歓声のなか、バックリーも右から左を見せて左インローを当てる。バックリーの飛び込みをバックステップでかわしているマロット。右前蹴りから横にステップして右ハイ。
さばいたバックリー。左から右のバックリーをかわして右ハイ! 一瞬ヒザが落ちたバックリー。立て直すが間合いを取る。そこにマロットはまたも右ハイ。バックリーは顔を両手でガードもその横をすり抜ける右足。
バックリーの入りに右ヒザも突く。バックリーは左ミドル。ガードのマロット。左フックで飛び込むバックリーをかわすマロット。さらにバックリーのフックの入りに右ミドル。サークリングするマロット。詰めるバックリーは右から左フックでマロットのバランスを崩すと、さらにレベルチェンジで詰めるが、マロットも右の蹴りのフェイントでバックリーも入れず。マロットのラウンド。
2R、開始早々に中央に出たバックリー。左右の連打でケージに詰めるとダブルレッグ。差し上げるマロットに左で差すが、体を入れ替えたマロットはヒザ。両脇を差しているバックリーがケージ背に。かんぬきで絞ってヒザを打ち込むマロットは右ヒザをボディに突く。
両脇を差すも絞られているバックリーも右ヒザを突くが浅い。マロットはなおも右ヒザ2発から左ヒザ3発。右ヒザを返したバックリー。マロットは左ヒザ。少し間合いを離して左ヒザ。互いに右ヒザの打ち合いから、腕を抜いて離れたバックリー。
追うマロットは右ジャブ。下がるバックリーも左を突くがかわすマロット。バックリーの右とマロットの右前蹴りが交錯。右前手フックで飛び込むバックリーに左前手をかぶせるマロット。バックリーは返しの左は空振り。
バックリーは右のショートアッパーから左も。詰めるバックリーは左インローをヒット。サウスポー構えで左から右を振るバックリーに、マロットは再三狙っていた右ミドルハイ! 身体を開いてフックを打っていたバックリーのアゴに右ヒザがヒットし、バックリーのマウスピースが吹っ飛び、前方にダウン! 両こぶしをマットに着いたバックリーをマロットは右のパウンド1発! バックリーは頭から前のめりにマットに崩れ落ちた。
バックリーは失神、マロットのKO勝ち。カナダ国旗を掲げるマロット。
「今、最高に気分がいいよ。信じられない。コーチたちに『あれ、本当に起きたことだよね?』って聞いてみたくらいだ。(目が覚めて試合当日の朝になって、これが全部夢だったなんてことにはならないよ)みんな。俺は毎晩こんな夢を見てたんだ。そして君たちがその夢を叶えてくれた。本当にありがとう。愛を込めて。そして応援をありがとう。UFC、ハンター・キャンベル、ダナ・ホワイト、ショーン・シェルビー、ミック・メイナードたちがこれを実現させてくれて、俺の母国、まさに地元でメインイベントに出場する特権を与えてくれた。マジで今、最高に気分がいいよ。
(君は忍耐強いね。ホアキンは本当に爆発的な動きで距離を詰めようとしていた。そしてこの一撃。故郷での試合に華を添える一撃だ)珍しいことじゃないよ。僕にはワールドクラスのコーチたちがいて、本当に恵まれているんだ。ねえ、みんな。僕は物腰は穏やかだけど、パンチは強烈なんだ。わかるだろ?
(この試合を観ている人たちもいるだろう、君の兄弟も含めて)
ジェフ(マロット・5歳下のNHLプロアイスホッケー選手)、今週、僕を奮い立たせるために頑張ってくれたよね。本当に感謝してるよ。僕のために身を挺してくれて、ありがとう。君のことが本当に大好きだ。君は僕にとって最も大切な人の一人だよ。愛してるよ。僕たちはいつも話してるよね。こうして一緒にこの旅を続けられるなんて、なんて恵まれているんだろうって。もし自分の人生を自分で書き直し、何の障壁もなくやりたいことを何でもできるとしたら、まさに今やっていることそのものだと思う。だから、僕は本当に恵まれている。
(こうした舞台に立つこと自体は一つのことだけど、マイク、君のようにそれを2回連続で活かすのはまた別の話だ。トップ10入りが目前だ。この階級でね。今、UFCで最も戦力が厚いウェルター級で、最も手強い選手たちが揃っているという点では私も同感だ。とはいえ、今こそ君の時代だ。次に戦いたい相手はいるか?)
◆UFCウェルター級 METAランキングC イスラム・マハチェフ1 カルロス・プラテス2 イアン・マシャド・ガリー3 マイケル・ モラレス4 ジャック・デラ・マダレナ5 ショーン・ブレイディ6 ガブリエル・ボンフィム7 ベラル・ムハメド8 ホアキン・バックリー9 ウロシュ・メディチ10 レオン・ エドワーズ11 マイク・マロット12 カマル・ウスマン13 ヤロスラフ・アモソフ14 ケヴィン・ホランド15 ダニエル・ロドリゲス
おいおい、そんなこと言うのは俺のスタイルじゃないよ。トップ10には危険な選手がたくさんいるけど、俺はどんどん強くて危険な相手と戦っている。僕のパフォーマンスはどんどん良くなっている。だから、この上昇傾向はこれからも続くだろう。トップクラスの誰かと。まあ、分からないけど。少なくともトップ10には入るだろう。次はトップ5かもしれないな、ベイビー。さあ、行こう!」と語った。
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