▼PRELIM 1 120ポンド(約54.4kg)契約 3分3R
〇ティト・ジョンソン(米国)
判定3-0
×オウタイ・ケオスーリン(ラオス)

プレリムファイト第1試合で、注目を集める選手がプロデビュー戦を行った。
その選手とはティト・ジョンソン(米国)。テキサス州サンアントニオ出身の“15歳”で、ムエタイ界の超新星として「The Young God(若き神)」との異名を持つ。

ジョンソンは父親の指導を受けて幼少期からムエタイを始め、家族でタイに移住して格闘技に専念。タイのトップジムであるペッティンディー・アカデミーに所属し、同ジムがスポンサー契約を結んだ史上最年少の外国人ファイターとなった。

アマチュア時代にはデビューから14連勝を飾り、WBCムエタイ・ユースワールドゲームズなどにもアメリカ代表として出場。2026年9月にRWSと15歳にして5年間の長期独占契約を結んだ。
そのジョンソンが今回プロデビュー戦を迎えた。120ポンド(約54.4kg)契約でオウタイ・ケオスーリン(ラオス=20勝8敗2分)と3分3Rで対戦。

1R、開始直後に左前蹴りでオウタイを派手に転倒させ、場内が一気に沸く。さらにオウタイの右ミドルをキャッチし、軸足を蹴ってまたも派手に転倒させた。ワンツーをヒットさせ、飛び込んでの左ボディをヒットさせるとそこから左ボディ4連発。オウタイをコーナーへ追い込むと左右ボディの連打からワンツーの連打でオウタイを圧倒する。

ダウン寸前かと思われたが、タフなオウタイは前へ出る。ジョンソンは前蹴り、テンカオ、首相撲からのヒザ。蹴り足キャッチからのボディ打ちも見せる。オウタイもワンツーを繰り出すが、ジョンソンはすかさず右ストレートのリターン。オープンスコアは10-9×3でジョンソンのラウンドに。

2Rはオウタイが積極的に前へ出る。ワンツーからバックスピネルボーを放ち、組んでのヒザ。離れるとジョンソンは左フック、ワンツー、テンカオ。首相撲からヒザを蹴り合うと、オウタイを派手にコカす。さらに組んでのヒザの蹴り合いとなるが、ジョンソンは右ヒジをクリーンヒット。

ヒザの蹴り合いの中でも離してパンチ、ヒジを繰り出すジョンソンは飛びヒザ蹴りをアゴにヒットさせる。首相撲で完全に抑えるジョンソン。ブレイクになると左ボディ、右ヒザ。オウタイにコーナーを背負わせて右ヒジ、右ストレート。多彩な攻撃を見せてこのラウンドも10-9×3でジョンソン。

3R、右ミドルの蹴り合いからオウタイが逆転を狙って右縦ヒジを振り下ろして前へ出る。ジョンソンは前蹴りとヒザ蹴り、ワンツーで応戦。ジャンプしてヒジを打つオウタイに左右フック、右ストレートでフラつかせる。それでも前へ出て打ち合いを挑んできたオウタイに右ヒジからワンツー、右アッパー、すかさず組んでヒジ、離してワンツー。

かなり消耗した様子のオウタイだが前へ出続け、ジョンソンは前蹴り。スーパーマンパンチを当てたジョンソンは残り30秒で勝利を確信して下がり始め、まだ諦めずに前へ出てくるオウタイにバックスピンエルボーを打つ。さらに舌を出して笑顔で挑発し、前へ出てくるオウタイの攻撃を首相撲で封じた。

15歳とは思えないテクニックと試合運びを見せたジョンソンが30-27×3のフルマークで判定勝ち。プロデビュー戦を勝利で飾った。




