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2026年9月19日(土)中国山西省呂梁市のJCKインターナショナル・ファイティングセンターにて『JCK Fight Night 123』(YouTubeメンバーシップ配信)が開催された。2週間前の村田夏南子に続き、日本から奥富夕夏(リバーサルジム新宿Me,We)が出場、RIZIN参戦経験もあるシン・ユジン(韓国)と対戦した。
奥富は、MMA4勝2敗。全日本女子相撲選手権で3連覇を遂げ、アマチュアMMAで5戦5勝。23年5月のプロMMAデビュー戦から3連勝を飾り、2024年3月のDEEP JEWELSで体重超過の齊藤百瑚とNC。24年7月に『ONE Friday Fights 71』で豪州のファイニー・メスキータと対戦し、初の国際戦で一本負け。25年5月に栗山葵と59kg契約で対戦し、判定勝ち。26年5月の前戦では、中井りんが持つDEEP JEWELS フライ級王座に挑戦。フィニッシュさせずも攻めきれず、判定で敗れている。
対するシン・ユジンは、24年12月のROAD FCでアトム級暫定王者パク・ジョンウンと対戦予定も中止に。緊急参戦のパク・ソヨンと対戦も前日計量で大幅体重超過。51.25kg契約戦で2Rにソヨンをリアネイキドチョークで極めたが、ノーコンテストに。25年7月の『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』では、 女王・伊澤星花が待つスーパーアトム級(49.0kg)王座に挑戦も850gオーバーでまたもノーコンテストルールに。伊澤に1R、肩固めで一本負けしている。その後、26年7月に韓国キックのDOMVSで判定勝ち。伊澤戦以来、1年2カ月ぶりのMMAを中国JCKで戦う。
ともに再起戦。しかし、またもシン・ユジンが前日計量で400gオーバー。規定の2時間後までにクリアできず、試合はシン・ユジンが「減点1」からスタートとなった。
▼女子フライ級→キャッチウェイト 5分3R
〇奥富夕夏(日本/Me,We)
[判定3-0] ※30-26, 29-27×2
×シン・ユジン(韓国)※体重超過で「減点1」
コール時に蹲踞から塵手水の動きを見せた、相撲ベースの奥富。
1R、ともにオーソドックス構え。中央を取るシン・ユジンに奥富はインロー、アウトローを当てる。シン・ユジンの右に合わせてシングルレッグで片ヒザを着かせた奥富。戻すシン・ユジンもワンツーを突く。
左右にステップしながらシングルレッグから相撲のようにおっつけてケージまでドライブした奥富。右で差して押し込み右ヒザ。右四つのシン・ユジンが頭を下げるとヒザ突く奥富。シン・ユジンが両手でアゴを突き放す動きに、奥富はダブルレッグ。差し上げるシン・ユジンに右で差して左のパンチ。ボディロックから回すが、シン・ユジンもケージ背に残す。
体を入れ替えたシン・ユジンは右で差すが、突き放した奥富。ローシングルも切ったシン・ユジンがバックに。両足フックのシン・ユジンはボディトライアングルからリアネイキドチョーク狙いも徳富は作らせず。
2R、中央を取るシン・ユジンの右から左はまだ遠い。右インローの奥富。遠間からローシングルも切ったシン・ユジンがまたもバックに。IBJJFでも活躍するシン・ユジンはバックから両足をかけるが、奥富は中腰になり横に落としてトップに。蹴り上げて立とうとするシン・ユジンについていき、シングルレッグでケージに詰める。ケージづたいに両足広げて切るシン・ユジンが左ジャブで前に出る。
さばく奥富は、ワンツーの右をヒット。そこにシン・ユジンは左フックを空振り。奥富はシングルレッグから右の小外がけでテイクダウン狙うが、シン・ユジンも足を抜きスタンドに。右の打ち合い。それを潜った奥富がダブルレッグ。差し上げて右小手のシン・ユジンに奥富は四つでクラッチ。しかし、最後にシン・ユジンが体を入れ替え、離れ際に左右。奥富も打ち合いで互いに決定打は当てられず。
Okutomi Yuka wins by unanimous decision. pic.twitter.com/WKpNiN2iMk
— JCK战觉城笼斗终极冠军赛 (@jckmma2019) September 19, 2026
3R、前に出るシン・ユジンに、奥富は左ロー、右前蹴り。左で詰めるシン・ユジンに奥富は受け止めるようにダブルレッグでテイクダウン! 尻着くシン・ユジンはすぐにケージまで這って座る。
腰を抱く奥富は引き出そうとすると、立ち上がるシン・ユジンの脇を潜りバッククリンチを取りかけるが、右小手に戻したシン・ユジン。なおもダブルレッグに切り替えた奥富をがぶりアゴを掴み、10フィンガーギロチン狙いで奥富に尻を着かせたシン・ユジン。
バックに回り、足をかけにいくが、尻を上げて組ませない奥富。ケージ際で前に落とすも乗り直すシン・ユジンはダブルアンダーで両足フック。さらに前に落として足を外した奥富が上に。
残り1分。スクランブルで立つシン・ユジンを押しこみ。離れるシン・ユジンは左右で前に。右前蹴りの奥富。シン・ユジンの蹴りに右を合わせる。ワンツーで前に出たシン・ユジンにダブルレッグでケージまでドライブした奥富、右で差して四つ。右で差したシン・ユジンが投げも、左小手の奥富も投げて同体で頭からマットに着いてゴング。
「減点1」がシン・ユジンにあるなか、判定は3-0(30-26, 29-27×2)で奥富が勝利。減点が無くとも奥富勝利の内容だった。
奥富は自身のSNSに、「判定3-0でシン・ユジン選手に勝つことができました。応援ありがとうございました!(DEEP JEWELS)タイトルマッチ敗戦からの4ヶ月、そして試合が決まってからの1ヶ月“自分にできることはなにか”を問いながら練習してきました。旅のトラブルも相手の計量オーバーも慣れない食事も全部含めて総合格闘技! ここからまた勝ちを積み重ねていけるように気合いと根性! 妥協せずに頑張ります! 引き続き応援よろしくお願いします」と記している。











