fight photos by Takazawa Keisuke,(C)Lemino修斗
2026年9月24日(木)18時より、東京・後楽園ホールにて『Lemino修斗.8』(Lemino配信)が開催された(『Lemino修斗~POUND OUT~』『Lemino修斗.7』リポート)。
▼バンタム級 5分3R
〇永井奏多(TRIBE TOKYO MMA)11勝0敗1分 61.65kg
[1R 4分10秒 リアネイキドチョーク]
×ニコラ・リー・キンギ(ニュージーランド)3勝3敗 61.10kg
Lemino修斗に無敗の修斗世界バンタム級王者が参戦する。
21歳の永井は、MMA10勝0敗1分。2025年3月に藤井伸樹に判定勝ち後、5月に大阪でダイキ ライトイヤーを1R TKOで暫定王座につくと、9月に齋藤奨司を3R リアネイキドチョークに極めて統一王者となった。
前戦は、26年4月の『ONE SAMURAI 1』。PANCRASEバンタム級6位の神部篤坊に判定3-0で勝利している。
“練馬ピラニア軍団”長南亮率いるTRIBE TOKYO MMAで鍛錬し、「ROAD TO UFC(RTU)」も選択肢に上がるなかで「UFCファイターになる」のではなく「UFCで勝つファイター」になるための戦績を積んでいる。
対するニコラ・リー・キンギは、UFC世界フェザー級王者アレクサンダー・ヴォルカノフスキーと同じシティ・キックボクシング所属。RTUでも猛威を振るうANZファイターで、豪州Beatdown Promotionsを主戦場にMMA3勝2敗。ムエタイKing in the Ring 62kg王者に輝いているアグレッシブなストライカーだ。
また、中国Glory of Heroesでは、K-1で武尊と対戦したユン・チーにKO勝ちするなど1勝1敗。アジアでの試合にも慣れている。
強い組みを軸とする永井にとって、オーソでムエタイ仕込みの上下の打撃を持つニコラは克服すべき相手。特に歩いてスイッチしての左ではジーン・アレクサンダー・ロマノをダウンさせる伸びを見せ、跳びヒザ、組んでのヒジ・ヒザも危険な武器だ。
一方でテイクダウン耐性はまだMMA6戦目のもので、シティ・キックボクシングでどこまで磨かれているか。
ニコラの2敗のひとつはEternal MMAで活躍するシェーン・パーカーにMMAデビュー戦で敗れたもの。もうひとつのロマノ戦ではダウンさせての際の蹴りがグラウンド打撃で反則負けとなったもので、26年3月の再戦では1R 48秒、ロマノの組みにケージ際で右ヒザを突き刺してのKOでリベンジも果たしている。どこまでMMAの組み力が上がっているかも注目の30歳だ。
1R、ともにオーソドックス構え。永井の左にバランスを崩したキンギは右ロー。右から左は相打ちのタイミング。キンギの右フックをもらった永井! 一瞬動きが止まるとバランスを崩しながらも先に詰めるキンギは連打から縦ヒジも。首相撲で崩す永井だが、すぐに立つキンギは、左ミドル。しかし左足を取ってテイクダウンの永井。すぐに立つキンギ。
右を突く永井は左も。左を合わせに行くキングに組んで詰めてダブルレッグテイクダウン! 足を手繰りに行くキンギのバックを奪いに。
キンギはバックヒジもその間合いを詰めた永井が背中を向けたキンギを潰してテイクダウン、バックマウントからパウンド連打!
止められそうななかで動いたキンギに、永井はバックからボディトライアングルで組んでリアネイキドチョーク! 2度後ろ手を剥がしたキンギだが、永井は頭後ろに手を隠して組んでタップを奪った。
1R 4分10秒、永井が初の国際戦をリアネイキドチョークで一本勝ち。
試合後、永井は「戦ってくださったキンギ選手、ありがとうございました。いま英語を勉強してるんですけど、まだなんで。今日の試合を見てもらってしっかりフィニッシュできても、危ないところもありました。僕は絶対にUFCのバンタム級のベルトを必ず巻くんで、応援宜しくお願い致します。国内、相手いないと思うんで、これからは海外でどんどん試合をすると思うんで、海外の試合でもチェック、よろしくお願いします」と語った。







































