2026年9月18日(日本時間19日)米国ミネソタ州プライヤーレイクのミスティックレイク・カジノホテルにて『LFA 242: Lozej vs. Bittencourt』(公式YouTube/LFA Fight Network配信)が開催された。
コメインのバンタム級では、上久保周哉(頂柔術/TRY H Studio)が、ブラジルのマルコス・ブレノ(ブラジル)と対戦。前日計量では、上久保が134.8ポンド(61.14kg)、ブレノが135.4ポンド(61.41kg)でパスした。
▼バンタム級(135lb)5分3R〇マルコス・ブレノ(ブラジル)16勝4敗(Bellator1勝 1敗・LFA2勝0敗・PFL1敗)135.4lb[1R 0分21秒 TKO] ※右アッパー→鉄槌・パウンド×上久保周哉(頂柔術/Tri.H studio)16勝4敗1分 134.8lb
上久保は、MMA16勝3敗1分。柔道・柔術をベースに2014年にプロMMAデビュー。同年のDEEPフューチャーキングトーナメントフェザー級で優勝すると、2018年7月からONEに参戦。スノト、モハメド・アイマン、キム・デファン、ブルーノ・プッチ、ミチェル・チャマール、トロイ・ウォーゼンに勝利し、サークルケージで6連勝。
UFCを目指し、2023年の『ROAD TO UFC』に参戦。同年5月の1回戦で中国のバーエゴン・ジェライスにスプリット判定勝ちでMMA13勝1敗分けとしたが、続く8月の準決勝で野瀬翔平にスプリット判定勝ちしているシャオ・ロンに判定2-0の惜敗。
2023年12月の『GLADIATOR 024』で負傷欠場したシン・ジェヨンの代役ペ・ジョンウに1R リアネイキドチョークで一本勝ち、再起を遂げていた。2024年7月には『GLADIATOR CS』でグラップリングの「PROGRESSフェザー級王座戦」に出場。竹内稔に判定勝ちで同王座を獲得。
25年2月の『LFA 202: Nkuta vs. Garcia』で当初対戦予定だったバクトヴァル・ユニソフの負傷欠場で急遽マテウス・ハポジーニョ・サントスと対戦。2Rにオタツイスターを極めている。続く8月、上久保はマルコス・ベラトと対戦予定だったが、ベラト欠場に伴い、元UFCファイターのエリック・シェルトンとの対戦に変更。さらにバンタム級契約が、シェルトンの計量ミスで136.4ポンドのキャッチウェイトでの対戦に。試合は上久保が2Rにリアネイキドチョークで一本勝ちでLFA2連勝を決めた。手術を経た26年2月の前戦では、6カ月ぶりの試合で“ムリシャ”ことハファエル・ド・ナシメントと対戦。バックを奪うも何の口頭注意もない中、不可解なブレークもあり、判定負けを喫している。
今回も、当初は12勝無敗のダニエル・トイチュベク・ウール(キルギス)との対戦が発表されていたが、トイチュベクに韓国Black Combatとの契約が残り、相手がブレノに変更された。33歳。
対するブレノは、MMA15勝4敗。2015年にMMAデビューし、14勝2敗で22年8月にBellatorデビュー。ジョシュ・ヒルに判定勝ち後、23年2月に現RIZINバンタム級王者のダニー・サバテロに2R リアネイキドチョークで一本負け。
24年10月の前戦ではPFLでラフェオン・スタッツに3R リアネイキドチョークで敗れている。26年8月のエドゥアルド・トーレス戦、ベクトゥル・ジェニシュベク・ウール戦が続けてキャンセルとなっており、約2年ぶりの復帰戦となる。柔術黒帯ながら、オーソドックス構えから右の打撃を軸にテイクダウンを切って戦うMMAストライカーだ。LFA1勝0敗、28歳。
上久保のセコンドに、今回は頂柔術の礒野元氏が同行できず、ロータス世田谷の八隅孝平氏がつく。
1R、ともにオーソドックス構え。先に勢いよく中央に走った上久保を右回りでさばくブレノ。上久保は左ジャブで前に。ダブルレッグの動きも右回りで離れるブレノは左ボディを当てる。さらにワンツー。ブロッキングの上久保の左ジャブに、左ジャブを刺してさばくブレノ。上久保の足が一瞬バタつく。
上久保が頭を下げたところにブレノは右アッパー! ダウンした上久保に鉄槌、パウンド6連打。上久保は亀まで戻すが、ブレノの脇下からのパウンド、さらに頭へのパウンドで再び頭が落ちたところでレフェリーが間に入った。
試合後ブレノはギルバート・メレンデスのケージインタビューで「あのアッパーは狙い通りだった?」と聞かれ、「ああ、そうですね。相手が(ガードを)固めてきたところを狙おうと考えていました。まさにその動きをしようと思っていたんです。私の友人が……彼とはとても親しい仲で、今回のキャンプも手伝ってくれました。彼自身も素晴らしいファイターですが、私には強力な打撃があります。だからこそ、常に今回の試合に向けた準備には、本当に満足しています」と語った。
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LFA 242: Lozej vs Bittencourt』
▼メインイベント フライ級 5分3R〇ダヴィ・ビテンコート(ブラジル)17勝4敗 125.2lb[2R 4分13秒 KO] ※右ヘッドキック→鉄槌×デヴォン・ロゼイ(カナダ)9勝4敗 126 lb
1R、サウスポー構えのロゼイの右ジャブに、オーソのビテンコートは左右の蹴りからニータップも切るロゼイ。ビテンコートは離れて右ミドル。詰めたロゼイに前に出て右から左を当ててダウンを奪ったビテンコート。
ハーフのロゼイにパウンド。頭を上げてくると首狙いも外すロゼイはフルガードに戻す。左でパスして再びハーフにするビテンコートはヒジ。パウンド連打。ニーシールドのロゼイのスイープ狙いに内ヒールを仕掛けるロゼイが外してトップに!
鉄槌のビテンコートはロゼイに立たせず。残り10秒で離れたビテンコートはダブルレッグもここはロゼイが潰してブザー。
2R、早々に組んでバッククリンチのビテンコート。離れるロゼイに右ハイ。さらにワンツーの連打の電車道で反対コーナーまで詰めるが、そこにダブルレッグテイクダウンはロゼイ。しかし立つビテンコートはスタンドギロチン! 仰向けの動きで首を抜いたロゼイがスクランブルで組みに。
左右で詰めてバッククリンチ。胸を合わせたビテンコートにシングルレッグテイクダウン! 立つビテンコートに右を当ててシングルレッグテイクダウン! ビテンコートの左足を挟んでボディロック。
さらにがぶり。中腰のビテンコートにヒザ! バックに回りリアネイキドチョーク狙いもシングルレッグで崩して正対したビテンコートは、ロゼイの右腕を手繰ったまま右ヘッドキック!
ロゼイが後方に大の字に倒れ、そこにビテンコートが鉄槌で飛び込んだところでレフェリーがすぐに間に入った。
ギルバート・メレンデスのケージインタビューのビテンコートに、元Invicta王者のジェシカ・デルボニが通訳に。
22年7月のLFA136以来、4年2カ月ぶりにLFAに戻ってきたビテンコートは、「まずは、すべてのことに神に感謝を捧げたいと思います。今日この試合を見てくれた皆さん、マネージャーのジェシカ、そしてマルセロにも感謝します。私を支えてくれたすべての人、そして多大な協力をしてくれた友人たちに感謝します。今日はただ、すべての栄光を神に捧げたいと思います」と感謝の言葉。
フィニッシュのハイキックについて聞かれ、「ご存知ない方もいるかもしれませんが――マルセロや他の友人たちは知っていますが――私はキックボクシング出身なんです。以前、元チャンピオンの(エドゥアルド)シャポリンをキックで驚かせたこともあります。あらゆる技術を磨いてきましたが、あのキックはよく使います。相手はあんなに距離が近い状態でキックが来るとは予想していませんから。だからこそ、あの場面で使ったんです」と振り返った。
これで 2023年のDWCSでルーカス・ホシャ(UFC1勝1敗)に判定負けでUFC入りならなった試合以降は、3勝負け無し。
「シャポリン、ロゼイとLFAのチャンピオンを二人も倒したことになりますね。キャリアの次なる目標は何ですか?」と問われたビテンコートは、「そうですね……。UFCとの契約を勝ち取り、タイトルを獲るまでは――UFCやその他の舞台にたどり着くまでは――私の前に立ちはだかる相手を全員倒し続けるつもりです。応援よろしくお願いします」と語った。
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▼バンタム級(135lb)5分3R〇マルコス・ブレノ(ブラジル)16勝4敗(Bellator1勝 1敗・LFA2勝0敗・PFL1敗)135.4lb[1R 0分21秒 TKO] ※右アッパー→鉄槌・パウンド×上久保周哉(頂柔術/Tri.H studio)16勝4敗1分 134.8lb
▼ライト級 5分3R〇スティーブ・コリンズ(米国)8勝0敗[2R 0分33秒 TKO]×ケヴィン・キャリアー(米国)5勝2敗
▼ライト級 5分3R〇カールトン・スニーヴィ(カナダ)7勝1敗[判定3-0] ※29-28×8, 29-27×ジュリオ・セザール・シャヴェス(ブラジル)9勝8敗
▼ミドル級→キャッチウェイト 5分3R〇ウィラー・アウベス(ブラジル)5勝0敗[2R 2分39秒 リアネイキドチョーク]×マーカス・ナッシュ(米国)5勝3敗
▼フェザー級 5分3R〇エリアス・ロドリゲス(米国)5勝0敗[判定3-0] ※29-28×2, 30-27×ロメロ・ユニオン(米国)3勝3敗
▼150lbキャッチウェイト 5分3R〇ノア・ガショ(米国)5勝0敗[1R 2分32秒 リアネイキドチョーク]×アドリエン・スピンクス(米国)1勝2敗