2019年12月3日(火)東京ドームシティホールで開催されたシュートボクシング協会主催『GROUND ZERO TOKYO 2019』。
第4試合終了後、挨拶のためリングに上がったシーザー武志SB協会会長は「立ち技で、年末にチャンピオンばかり集めてやりませんか?」と、リングサイドで視察に来ていた榊原信行RIZIN CEOに呼び掛けた。
榊原CEOもリングに上がり、「やりたいですね。会長の元、賛同したいです。フジテレビにも話してみます。キックの選手たちが世界中から集うことになれば凄いことになると思います。僕も協力させていただきます」と、全面協力を約束。
大会終了後、シーザー会長は「立ち技の団体がいっぱいあるじゃないですか。(新日本キックボクシング協会の)伊原会長とも話をしたんですが、各団体がチャンピオンを出して、ルールだけちゃんとしてやればいいのでは。格闘技で唯一、地上波でやっているのはRIZINだし、そこのところを榊原さんに事前に話してなくて抜き打ちで言ったんですが(笑)、そしたら答えてくれて」と、打ち合わせなしの呼びかけだったと明かした。
「1998年くらいに一度、武道館で魔裟斗とかいろいろな団体のチャンピオンを集めてやったことがあるんです。あの時も年に一度くらいはこれからまとまってやろうと言ったんですが、尻すぼみになりました。それをもう一度まとめたい。選手は戦える時間が決まっている。その中でやりたい選手がいて選手はやりたいのに、団体がそれをダメと言うのおかしい。団体同士が仲良くして、みんなが切磋琢磨して、それを楽しみにして来年もやるって大会ができたら面白いと思う。今、キックボクシングの人気が高まっています。そんな時こそお客さんが喜ぶことをやらないとダメ」と、年に一度ファンも選手も楽しみにする立ち技の祭典を開催したいと話した。