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【RISE】テッサ・デ・コムがV3戦、挑戦者のYAYAウィラサクレック「気合いと根性でここまで上がってきた。自分のやりたいことをしっかり押し通して戦っていきたい」

2026/08/24 18:08
【RISE】テッサ・デ・コムがV3戦、挑戦者のYAYAウィラサクレック「気合いと根性でここまで上がってきた。自分のやりたいことをしっかり押し通して戦っていきたい」

YAYAがコムに挑戦

 2026年10月17日(土)東京・後楽園ホール『RISE 202』の対戦カードが、8月24日(月)東京・築地の老舗料亭つきじ治作にて行われた記者会見で発表された。

 JISAKU presentsとしてRISE QUEENフライ級(-52kg)タイトルマッチ3分5R延長1Rで、王者テッサ・デ・コム(オランダ/Fight team Vlaardingen)vs.同級4位YAYAウィラサクレック(WSRフェアテックス幕張)が決定。


 コムは2022年9月にEnfusionストロー級(-52kg)王座に就き、12月にRISEに初来日して小林愛三から右フックでダウンを奪って判定勝ち。5月の再来日では小林との再戦で返り討ちにし、RISE QUEENフライ級王座に就いた。12月の3度目の来日では一階級上のRISE QUEENバンタム級王者・聖愛に判定で敗れている。

 2024年は5月にIFP世界ストロー級(-52kg)王座に就き、12月には小林愛理奈、2025年6月に小林愛三の挑戦を退けてRISE王座は2度の防衛に成功。2026年2月にタイ・パトンスタジアムの王座も獲得している。4月、ONE Friday Fightsに初参戦してジョージア・ピエロパンに勝利するなど現在4連勝中。戦績は27勝(4KO)4敗。


 YAYAは剣道でインターハイに出場。アパレル業界に就職したが、タイでムエタイと出会いプロデビュー。2019年に帰国して国内デビューし、2020年に初代J-GIRLSスーパーフライ級王座に就いた。RISEには2021年5月から参戦し、聖愛に勝利。その後は苦戦が続いたが、2025年11月に愛弥に勝利すると、2026年4月にMANAKAにも勝利して2連勝中。戦績は16勝(2KO)6敗2分1無効試合。

 今回、挑戦者に抜擢されたのは「テッサに勝った聖愛に勝っていることと、J-GIRLSのタイトルを持っていたことを考慮」(伊藤隆RISE代表)との理由で「最後のチャンスと思ってもぎ取って欲しい」との檄が飛んだ。


 会見ではまずコムからの「10月17日にタイトル防衛戦をやります。久しぶりのRISEの試合ですが、とってもワクワクしています。YAYA選手は日本のキックボクシングスタイルを持っている選手で、試合が楽しみです。見に来てくれる人たちを感動させる試合をします」とのメッセージが読み上げられた。

 会見に豪華な振袖で登場したYAYAは「今回はこのような会見の素敵な場所で、成人式以来の着物を着せていただきました。本当に身が引き締まる思いで会見に参加させていただいてるんですけども、テッサ選手とのタイトルマッチのお話をいただいた時は、本当にすぐ『やりたい』って返事をさせていただいて、久しぶりにワクワクする毎日を送らせていただいております。挑戦する側なんですけれども、必ずベルトを獲りに行くという想いはありますので、テッサ選手を超えてRISEの赤いベルトを勝ち取っていきたいと思います」と述べた。


 コムの印象は「本当に穴がないなっていう選手で、スタミナ、フィジカル、攻撃力、右で来るのか左で来るのか、どういう戦い方で来るのかって分からなくさせるのが彼女の強みだと思っています。RISEにとても向いているファイトスタイルで、ワンキャッチ・ワンアタックのルールが彼女はとても強いのかなと思っています。

 なぜなら、前回ONE Championshipでの試合も拝見させていただいたんですけれども、その時はキックボクシングルールで掴みなしの試合だったんですが、やっぱりRISEルールの方が彼女は強いのかなと私は感じました。なので、少しも油断はもちろんできませんし、自分の強みを伸ばしてテッサ選手に立ち向かっていこうと思っております」と、RISEルールで最も強さを発揮する選手だとする。


 ワンキャッチ・ワンアタックで言えば、YAYAもムエタイジム所属でつかみからの攻撃に対応できるのでは、と問われると「私、ムエタイジム所属なんですけれど、ムエタイはやるなって言われるぐらいムエタイには向いてないので(笑)。今はRISEのルールに特化した戦い方を練習をさせてもらっているので。もちろん首相撲の練習もしていますし、テッサ選手もタイで練習されてたっていうのも見ているので、首相撲とかムエタイルールでも強いのも知っていますし、本当に何でもできる選手だと思います」と、そこでは勝負しないとの答え。

 過去にRISEの日本人トップ選手たちがコムの軍門に下っているが、自分なら勝てるという自信の根拠は何かとの質問には「テッサ選手のステップワークだったりとか、どう出てくるのか分からない距離。あの距離が一番危ないと思うので、私は私の強みを伸ばして、テッサ選手のスタイルに付き合わず、自分のやりたいことをしっかり押し通して戦っていきたいと思います」と、コムのスタイルに付き合わないところだとした。


【写真】松竹梅の「縁起のいい柄」の振袖で登場したYAYA

 その「自分のやりたいことを押し通す」とはどういうことか、と聞かれると「話せません(笑)。でも、皆さんも分かると思うんですけれど、私はそんなに器用な選手ではないので、本当に気合いと根性でここまで上がってきたって自分でも思いますし、それが勝手にファイトスタイルに出てくるのかなっていうのと、今までと違う新しいことも今練習していて。今までの自分ではテッサ選手には敵わないと分かっているので。しかも5R。スタミナの面でもそうですし、細かいことは話せないんですが今までの私がもうちょっとレベルアップして来ると思ってください」と説明。

 自分の強味とは何かと確認されると「大きな怪我をする前までは、練習量が自分の自信に一番つながってたんですけれども、やっぱり年齢のこともありますし、やりすぎちゃうと身体がついてこなくなってしまうのを感じていて。今はそういうのを調整しながら、試合でのメンタルづくりだとか、練習量が今までとは違うんですけれども、どうやって戦っていくかっていう自分との向き合い方ですかね。


 もちろんタイトルマッチをさせていただくので、チャンピオンになるっていう気持ちを持っています。私生活でも気は抜けないですし、今は寝ても覚めてもテッサのことを考えて生活しています。それが最終的に試合にも出てくるのかなっていうのが自分の中でありますね。毎試合、気合いと根性はずっとあります」と、気持ちの部分と気合いと根性だとする。

 試合へ向けての練習については「練習は基本的にタイ人の先生とずっとさせてもらっていて。毎回5R以上の試合を想定したスパーリングをさせてもらっています。私、タイ人の選手は何人か戦ったことがあるんですけれど、オランダ人の選手は初めてなので、どれだけ身体が強いのか、どれだけパワーがあるのかっていうのは本当に未知の世界なので楽しみですし、そこに負けないフィジカル作りも、まだ時間もあるので鍛えていきたいなと思っております」と、5R戦える体力とパワーをつけていきたいとした。

 伊藤代表からの「最後のチャンスだと思って」との言葉があったが、それくらいの意気込みがあるかと問われると「もちろんそうです。今までも伊藤代表にはチャンスをいただいてきました。私の地元の幕張大会で戦わせていただいたのに勝つべき試合を落としてしまったりとか。今は2連勝していて今回もチャンスをいただいて、本当にこれが自分の格闘技キャリアのラストチャンスだと思って、10月17日に自分の生活の全てを捧げて準備していきたいと思います」と意気込んだ。

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