伊藤紗弥が「最後の挑戦」と定めたONEムエタイ初参戦だったが、そこに今井会長の姿はなかった(C)ONE Championship
2026年8月14日(金)タイ・ルンピニースタジアムにて開催された『ONE Friday Fights 166 & The Inner Circle 26』(U-NEXT配信)で、ONEに初参戦するもノンヌック・ソー.デチャパン(タイ)に判定3-0で敗れた伊藤紗弥(尚武会)。

期待が寄せられていただけに、ノンヌックのアグレッシブファイトに先手を取られ続けて敗れたことで「階級が重すぎた(※伊藤は本来47kg前後のミニマム級、今回は-52.2kg)」「ブランクが響いた(※体調不良のため今回が約1年3カ月ぶりの試合)」など、敗因について様々な憶測が飛んでいる。
そんな中、伊藤を幼少時代から育てた“天才ムエタイ少女”の育ての親である尚武会の今井勝義代表が“敗因”について語った。

今井代表は尚武会のInstagramにて「昨夜帰国しました。ダメージは鼻骨骨折です」と、試合中の鼻血が骨折によるものだったと明かした。
続けて「今回会長として大きなミスを犯してしまいました。パスポートの残月6カ月未満で出国出来ない失態をしてしまいセコンドに付けなかったことが大きな敗因です。アマプロ今回含め もし300戦を闘ってたなら297回はセコンドに付いてます。練習を見て何をやれば勝つかは全てセコンドに掛かっています。何でも出来るように練習をしてその何でもを組み替えて試合を組むのがセコンドの仕事。ずっと一緒に闘って来てこの大事な試合に行けなかったことに猛省してます」と、今回セコンドに就けなかった痛恨のミスを告白。

「やってきた事が何も出来なかった、と紗弥は言ってますがやってきたことを出させてやれなかった、に訂正します」と、敗因は自分にあるとする。
続けて「多くのご協力やご支援に対しこの場を借りて御礼そしてお詫び申し上げます。これで終わる選手ではありません、またマイナスからリスタートし必ず誰もが納得して頂ける結果を作ります」と、伊藤とのタッグでONEでも結果を残してみせると宣言した。

伊藤は2023年9月に、女子の出場が解禁されたラジャダムナンスタジアムの『RWS』に初登場したが、モンクットペットに敗れた。しかしその後、3分3Rのムエタイルールでの戦い方を修正し、2024年10月にはラジャダムナンスタジアム認定女子ミニマム級初代王座決定戦に抜擢されている。
オープンフィンガーグローブ着用3分3RのONEムエタイルールは、今回がまだ2度目(1度目は日本のBOMで経験)。RWSでの戦い方を克服したように、ONEムエタイも攻略する可能性はありそうだ。







