グラップリング
インタビュー

【QUINTET】桜庭和志「鉄人ルールはUインターを参考にエスケープをタップに変えました」=11月30日(土)秋田

2019/11/30 07:11
2019年11月30日(土)、秋田市文化会館で『QUINTET FN4 in AKITA』が開催される。 同大会では、新たなシングルマッチルールの実験「Special Iron Man Match(スペシャル・アイアンマン・マッチ)」として、桜庭和志vs五味隆典、所英男vsミノワマン戦が行われる。 この試合は試合時間5分、規定時間内にどちらが多く一本を取るかを競う「QUINTET鉄人ルール」(同数の場合はドロー)。五味は、12月12日(米国現地時間)「QUINTET ULTRA」ラスベガス大会を前にQUINTET初挑戦となる。桜庭を相手にどんな試合を見せるか。 この試合決定前に、五味はラスベガスでの「TEAM PRIDE」のチームメイトとして桜庭を表敬訪問。「桜庭さんに何回も極められた。ずーと強いって凄いことだなぁ。練習ありがとうございました! 秋田大会・ラスベガス大会に向けて頑張ろ」と、桜庭と手合わせしたことを明かしている。 果たして、その真相は? 29日の会見後、桜庭に聞いた。 ▼Special Iron Man Match QUINTET鉄人ルール(5分、どちらが多く一本を取るかを競う※同数の場合はドロー)桜庭和志 83.5kg 五味隆典 79.5kg ──桜庭選手と五味選手は階級が異なりますが、五味選手は79.5kgと乗せてきました。胸板も厚かったです。 「体重あんまり変わんないですね(苦笑)。怖いなあと思いました」 ──かつて五味選手はグラップリングではコンバットレスリング優勝の常連でした。 「そうなんですよ。五味選手もともとレスリングをやっていて、コンバットレスリングもやってるし、打撃のイメージがあるけど組み技も強いと思うんですよ、なんで、そこは、五味選手が言ったように、僕も痛かったらタップします。『怪我をしないで家に帰るまでがQUINTET』なんで」 ──たしかにそこはプロ同士、真剣に極め合いにいきつつ、極まって逃げられなければタップをしないと大きな怪我に繋がってしまうと。 「やっぱりそういうことも含めて選手にも言ってるんですけども、例えばバキバキって(壊したり)やったら、子供には見せられないですから。QUINTETは子供にも見てもらいたいっていうのがあるので、そこらへんは本当に冗談じゃなくて、自分で関節技やっているとどこまで極まってるか分かるじゃないですか。変に我慢しないでタップして終わればいいと思うんです」 ──ところで五味選手が桜庭選手の練習場所を訪れて、少し手合わせしたようですね。五味選手は「何回も極められた。ずっと強いって凄いことだ」というコメントをSNSに記しています。 「ちょっとだけやりました。五味選手も結構強かったですよ。それで『あれ? 何キロ?』って聞いたら『80キロ』って(笑)。マジか、自分とあまり変わんないなと。MMAの試合では70キロ台に落として戦ってるんですよね。“これじゃあKOするな”と思いました。パワーが凄い」 ──今回、その五味選手と新しいルールで対戦します。試合時間5分の規定時間内にどちらが多く一本を取るかを競うという「QUINTET鉄人ルール」での試合に向けてどのような調整を? 「今回、アイアンマンマッチに挑戦するってことで、スタミナ配分とかも確かめたいですね。今回は5分と短いですが、10分、15分にしたらスタミナ配分がどうなっていくか。最初はボーンって行っても投げたところでスコーンと取られる可能性もあるし。そういう面白さもあるかなと思って、まずはこのルールで5分で試してみたいです」 ──ちょっとUWF時代の極められてエスケープして仕切り直しを連想させます。 「そう! Uインターのポイント制でエスケープあり。QUINTETはロープが無いんでエスケープっていうのはちょっと分かりにくい。じゃあ分かりやすいようにタップでと考えました。それでより多くギブアップ取ったほうが勝ちという。それが、例えば10本、20本じゃなくて、3本先取がいいのか、2本先取がいいのかはやってみないと分からない。それに所選手とミノワマン選手の体重差もどうなるのか。今回は実験ですね」 ──五味選手とはお互いレスリング出身ですから、噛み合うか噛み合わないか。 「ある意味やりにくいかもしれない。お互いにレスリング系だとやっぱり同じ視点になりたくないですから。あの選手もそうだったんです。米国の……ユライア・フェイバー。元々レスラーでやっぱり寝技になりたくない、なりたくないと極められないから、お互いしんどくなっていくという」 ──桜庭さんにはスタンドの関節技や足関節もあります。 「ええ、でもなかなか入りづらい。立ったままの関節もありますけど、寝ないとダメだよなって。ただ意外と“あれ、これでかかるかな”と思ったらギブアップ取れる技もあります。ノーマルなアキレス腱とかそんな感じですけど、そういうのもできたらいいですよね」 ──今回の秋田市文化会館での『QUINTET FN4 in AKITA』は劇場型で、一方向からの観戦です。以前、POLARISなどもやっていますね。 「劇場型のほうが見やすいかなと思って。ただ、テイクダウンで落ちた(ベンソン・ヘンダーソンvs AJアガザームの試合でステージから転落)話もしたんですけど、今までは台の上での試合で4面落ちる所があったんですけど、それが1面になるって感じで。レフェリーは片面だけ気をつければいい。それに秋田市文化会館のステージは結構広いんですよ。落ちることはないと思います」 ──では最後に、11月30日の試合を楽しみにしているファンに一言、お願いします。 「ちょっと怖いですけど、怪我しないように頑張ります! 翌日にはセミナー(「秋田ねわざ祭2019」12月 1日(日)秋田県科学スポーツセンター)などもありますので、ぜひお越しください!」
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